11/29 (木) 民映研×塩屋 vol.10 ドキュメンタリー映画上映会『越前和紙』『小川和紙』



「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会


【 上映作品 】

『越前和紙』 民映研作品 no.78
(1990年|57分 撮影地:福井県今立郡今立町五箇)

『小川和紙』民映研 no.90
(1992年|40分 撮影地:埼玉県秩父郡東秩父村/小川町/茨城県久慈郡太子町/水戸市)

「民映研×塩屋 vol.10」は、紙漉きの技術と紙布に焦点をあてます。
越前と小川の和紙作りの映像と、その両方の流れを汲む妹尾直子さんのトークを交えてお送りします。


日時:2018年11月29日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 1,500円 大学生・シニア 1,000円 小学生・中学生・高校生 500円【おやつ付き】
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会 / 塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。




『越前和紙』 民映研作品 no.78
(1990年|57分 撮影地:福井県今立郡今立町五箇)


日本の紙を代表する越前和紙。その産地である今立町五箇は、越前平野の南部、古代の国府を眼前にした水の豊かな山麓の里である。この記録は越前和紙の原点ともいうべき生漉奉書の漉き手、岩野市兵衛さん一家の営みを中心に、走査電子顕微鏡写真なども駆使しつつ、「紙を漉く」とはどういうことかを探る。「越前奉書は、ぽってりと白くて柔らかい。和紙の和というものを重んじて、家族の者が穏やかに祈りをこめて紙を漉くのです。」

『小川和紙』民映研 no.90
(1992年|40分 撮影地:埼玉県秩父郡東秩父村/小川町/茨城県久慈郡太子町/水戸市)


埼玉県東秩父村は、秩父山地の東斜面から流れ出る槻川の源流地帯に開けた村である。東秩父村の約標高200m以上の地帯では竹で縄を作り、それ以下の標高の地帯では和紙を作った時代があった。これはその東秩父村での和紙作りの記録である。技術伝承者の江原土秋さんの技術を中心に、小川和紙の工程を追った。織物研究家の桜井貞子さんは、江原さんの紙に出会うことで、長年取り組んでいた紙布の再現を完成した。

〈トークゲスト〉
妹尾直子 せのおなおこ|紙布作家

1980年、京都市生まれ。京都造形芸術大学卒業。大学在学中より和紙の世界に魅せられ、卒業後、福井県の越前和紙にて手漉き和紙に従事。その後、染織を学ぶ為に沖縄へ移住。首里織の工房に勤務。和紙と織りの両方を深めていきたいと思っていたところに、紙布の存在を知る。紙布の第一人者で白石紙布を復元した桜井貞子さんの作品を見て衝撃を受け、桜井さんに師事する為に茨城県に移住。現在に至る。



姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者

1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。

庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。

1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲







使用されている画像すべて©民族文化映像研究所

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