04/18 (木) 民映研×塩屋 vol.12 ドキュメンタリー映画上映会『坂網猟―人と自然の付き合い方を考える―』『日光山地の鹿狩りと狩猟文化』



「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会


【 上映作品 】

『坂網猟―人と自然の付き合い方を考える―』
(2018年 42分|今井友樹監督)

『日光山地の鹿狩りと狩猟文化』
(民映研作品 no.98|1995年 30分 撮影地:栃木県塩谷郡栗山村川俣)

現代社会が忘れかけている感覚を取り戻す。狩猟をテーマにした民映研の記録映像『日光山地の鹿狩りと狩猟文化』と、今井友樹監督の新作『坂網猟』の二本立&豪華ゲスト(今井友樹・澤幡正範・松村圭一郎)を囲むトーク付きです。

日時:2019年4月18日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 1,500円 大学生・シニア 1,000円 小・中・高校生 500円【おやつ付き】
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会 / 塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。




『坂網猟―人と自然の付き合い方を考える―』
(2018年 42分|今井友樹監督)


片野鴨池(石川県加賀市)で伝承される坂網猟は、藩政期から続く伝統猟法であり、池周辺を低く飛び越えるカモを捕獲する。空を自由に飛ぶ野生のカモをどうやって捕まえるのか。なぜ坂網猟が300年以上も前から片野鴨池で伝承されているのか。伝統を守ってきた坂網漁師たちの姿と猟の技、片野鴨池の自然環境を紐解きながら、そのヒミツに迫る。

『日光山地の鹿狩りと狩猟文化』
(民映研作品 no.98|1995年 30分 撮影地:栃木県塩谷郡栗山村川俣)


関東平野の北部に特徴ある山容をうかびあがらせる日光山地は、いわば関東と東北の接点にあり、その立地がもたらす植生と鳥獣魚虫の生物世界がこの山地域を日本でも有数の狩猟生活、狩猟文化の地たらしめてきた。この記録フィルムは、日光山地から流れ出る鬼怒川の源流地帯、栃木県栗山村川俣の人たちの鹿狩りとその習俗儀礼を軸にしながら、狩猟世界と狩猟文化、そして基盤の自然を明らかにしようとしている。

〈トークゲスト〉

今井友樹(いまい・ともき)
1979年岐阜生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒。04年民族文化 映像研究所入所、所長・姫田忠義に師事。10年に独立し、14年、劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。15年、株式会社「工房ギャレット」設立。『鳥の道を越えて』(2014)、『坂網猟』(2018)、『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』(2018)ほか多数を監督。一般社団法人民族文化映像研究所理事、日本映画大学講師。

澤幡正範(さわはた・まさのり)
1947年東京生まれ。71年、『アイヌの結婚式』の撮影に参加。同時期より「日立 スペシャル・すばらしい世界旅行」など、映画、テレビ番組の撮影に従事。76年、民映研設立メンバーとして、姫田忠義とともに多数の作品を撮影。2010年より 株式会社森里川海生業研究所にて映像製作を担当。民映研出身者が監督を務めた『ひめゆり』『医す者として』『鳥の道を越えて』『坂網猟』などの各作品を撮影。

松村圭一郎(まつむら・けいいちろう)
1975年熊本生まれ。岡山大学准教授。専門は文化人類学。エ​チオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有​と分配、貧困や開発援助、 海外出稼ぎなどについて研究。著書に『​所有と分配の人類学』(世界思想社)、 『うしろめたさの人類学』​(ミシマ社)など。エチオピア農村から中東に出稼ぎに行く女性た​ちの映像記録を撮り続け、「マッガビッド~雨を待つ季節~」(2​016)が東京ドキュメンタリー映画祭2018で上映される。




姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者

1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。

庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。

1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲






使用されている画像すべて©民族文化映像研究所

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