8/27 (土) ” SHOS saijitsu “


8月のショスは、”SHOS saijitsu”、その名のとおり”祭の日”、いつもより長い時間、たっぷりやらせてもらいます!!

オオルタイチ + ウタモ + 楯川陽二郎。『SHOS 01』で聴いたタイチさん、ウタモさんの演奏は、優しくて温かい、かみしめて留めておきたいと感じるものでした。 (→youtube) 一方『いまいるところ』のセッションで聴いた楯川さんのドラムはピアノのように豊かで、 ぜひ色んな形態の演奏をもっと見たい、と感じました。楯川さんの優しい空気がお二人に重なって、今回の共演をお願いしました。 今からとても楽しみです。

AURORA。タイトルには含んでいませんが、今回はAURORA『BIG SMALL BIRD』のレコ発でもあります!!! 偶然グ邸をおさえた日が近く、光栄にも一緒にさせていただくことになりました。川端さんの歌詞、懐が深く広くとっても素敵です。 聴く度に嬉しくなってきました。ひたすらに繰り返されるフレーズが少しずつ姿を変えて、豊かになっていく様子を早く体験したくてうずうずしてます。

AUTORA。アルバム『AUTORA』には好きな曲が詰まっていますが、中でも最後の『Sptnk』がすごく好きです。ヘッドホンつけて寝転がり、 聴けば聴く程どっぷり浸かってさらっていかれる。まさに桃源郷です。ライブ版『Circo』『Beta』も最高に楽しいです。お二人に加え、NANIくん、森くん、 さらにVJでcatchpulseこと山地くんと、 豪華メンバーでの参加もまた、みんなのいちファンである私はとても嬉しいです。

DODDODO。前回のレコ発では、座ってじっくりの演奏。毎回素晴らしくて楽ませてくれる。曲間には、金属音や玉が 転がるような音、無機質な音がならされますが、脈拍のような、身体の活動を想起する瞬間もあって、それがそのまま曲に繋がっていくところがすごい好きです。 BEARSワンマンのDODDODOバンドも最高でした。どっちも最高。今回は、ドナダのメンバーで「たぬき」です!嬉し!!こちらも必見です◎

半野田拓。ショスには3度目のご出演、『明石のサンプラーの奇術師』(by DODDODO)です。前回リクエストした『トルコインセンス!!!』の一曲は、 驚きと嬉しさが相まって、音が止んだ後、すごい感慨深かったです。(→you tube)ヨーロッパから帰国後すぐ、 6月にあったエーボン周年でのライブも良かった。初めて聴くのにどこか懐かしくて惹かれて、そのまま音の渦中を浮遊する楽しさに毎回わくわくしてます。

Alfred Beach Sandal。一作目『Alfred Beach Sandal』に収録の『風時計』で心掴まれました。また、7月6日に発売された新作『One Day Calypso』に収録の 『Finally, Summer has come』がすごく好きで、涼しくなってきた最近、夏の終わりを寂しく感じながらヘビロテです。澄んだ声と 瞬間を切り取ったような歌詞が印象的で、頭をゆらゆら、つい口ずさんでしまいます。新作とは趣の異なるソロでのご出演、じっくり楽しみましょう◎

巨人ゆえにデカイ。『SHOS 01』の演奏がとにかくむちゃくちゃかっこよくて、今回お願いしました。2005年の3rdと2009年の『たてもの』を改めて聴きましたが、 もうずっとかっこいいですね。 私は『N-ペンダテカン』がやばいです。表現に対する真摯な姿勢も素敵やと思います。『たてもの』のフライヤーに書かれている 増子真二さんの文章が的確。出番は最初です、豪華すぎる!どうかお見逃し無く!!!

金本武志さん。『SHOS 04』よりDJしてもらっています。ギンガムチェックのシャツがよくお似合いで。minä perhonenの話で盛り上がることもあれば、 お怒りのときには柄の悪いばりばりの関西弁、はらはらして面白いです。イベント後のOne Up→味園コースでいろいろ教えていただき感謝です。

EGYPT RECORDS。毎回、店舗とイベント出店の持ち回りはその場のノリのようですが、今回は『かいはつ』の相方ケンゾーくんが来てくれます。未だに 敬語を使ってくれる好青年。年上に人気。Nさんは、最近BEARSで開催されたUWANの勇姿が印象的ですね。温かい人です。

マンティコア。味園ビル2階のバー、マスターはご存知『赤犬』のベーシストりしゅうさん。 相変わらずピンクがお好き。私がダイアン(お笑い)に夢中であることも、さらっと受け止めてくれます。『SHOS 04』では絶品タイカレーを出していただきみごと完売!! 今回も売り切れ必至です◎晩ご飯にぜひどうぞ!

西川文章さん。リハから本番終了までお任せ、黙々と素晴らしいPAをしてくれて、毎回有り難いです。ただ、前回の打ち上げのときは、グ邸のビールサーバが文章さんの 水筒みたいになってました。あまりお任せできない。文章さんの「もう寝るわ〜」がお開きの合図なのです。今回も楽しみです。

塩屋音楽会。毎度おなじみ旧グッゲンハイム邸のみなさん、いつも良い雰囲気でやらせてもらえてありがたいです。アリさんは、昨年12月25日(日付で既に大物感あり) に誕生した恩くんの子育てを楽しんでおられるようです。生後4ヶ月で1歳の体重まですくすく成長、早くまた会いたいです◎

クミタテ

act:
   オオルタイチ + ウタモ + 楯川陽二郎 (BOREDOMS,ゑでぃまぁこん,ex花電車)
   AURORA(川端稔、稲田誠、青野忠彦)
   AUTORA(Akio Yamamoto [TANZMUZIK/Akio Milan Paak] + Jun Takayama [speedometer.] +     森雄大 [neco眠る] + 砂十島NANI [BOGULTA])
   DODDODO
   巨人ゆえにデカイ
   Alfred Beach Sandal
   半野田拓
   
D J :金本武志(蒼月書房)
音響:西川文章
出店:EGYPT RECORDS味園マンティコア

日時:2011年8月27日 (土)open 15:00 start 15:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 ¥2,500 / 当日 ¥3,000
詳細:SHOS
主催:クミタテ
共催:塩屋音楽会

予約:ticket@shos.me
問合せ:booking@shos.me



AURORA
川端稔のオーロラ3枚目『BIG SMALL BIRD』。すべて稲田ベース、青野ドラムとトリオ編成なのですが、川端がボーカル/バンジョー/サックスの3人分なので、がっつりバンドに聴こえます。かつてないほど格好良い川端さんが堪能できます。(TEXT:棚レコード)

 

川端稔(sax,vo)
徳島在住のアウトサイダー音楽家兼画家。楽器奏者としては殆どあらゆる楽器をこなす。とくに彼のサックス超高速サーキュレーションと津軽バンジョーの技は、まさに圧巻(「川端稔ソロ」リリース予定あり)。また歌うたいとしても深い表現力をもち、その奇妙なワールドを増長させたアルバム「三つ目パンダ」「青春マスターズ」「30世紀/ちょっと塩」は各界で密かに好評を博す。長年地元で独自の創作活動~ほとんど楽器の修練とテープへの録音のみ~を続ける氏は、 メディアではいわば全くの無名人物であるが、頻繁に更新されるその特異な音楽は、こころあるミュージシャンやリスナーからはいつも確かな信頼をえている。 他、ソロ作品に「宇宙のホーン」また、オ—ロラ(稲田誠とのDuoユニット)の「GOKURAKU」/「にわにわ」などがある。
 
 

稲田誠(b)
明石在住のコントラバス奏者。棚レコード代表。PAAP、Brazilという自己のバンドやAurora(川端稔sax,vo/青野忠彦ds)、千野秀一pエレクトリックトリオ(楯川陽二郎ds)、水谷康久saxトリオ(半野田拓g,key)、真夜中ミュージック(三沢洋紀g,vo/中尾勘二sax/植野隆司g/山本達久ds)、DODDODO+稲田誠、等のユニットでベースを弾き、ときどき歌う。ゑでぃまぁこん、TEASI、Gofish、泊、のうしんとうのレコーディングエンジニア担当。
http://www.rose.sannet.ne.jp/tana/
 
 

青野忠彦(Dr)
20歳の頃からノイズテープを製作しつつバンド活動開始。即興ノイズユニット(名前失念)、SCHOOL BUS、EGO FIX、WORLD、DAMAGE(STAND ON THE EARTHの前身バンド)、RAZORS EDGE(サポートで参加)、HAPPY BITCH HEAD、NO SIDE、JELLYROLL ROCKHEADS、BISCO、FREEDOM FREE、呪呪カ、she says she…、マフマフラー、サンキュー(サポートで参加)suspiria、water faiのドラマーを経て(DAMAGEはギターで参加。BISCOはパーカッションで)、現在は宮武BONES(ギター担当)、 bt.mp.disciples、band bikemondoに参加。
WEB http://d.hatena.ne.jp/ikapan/
 
 
 
 
 

 


OORUTAICHI
至る、マインドフォークロア。 1999年ドアーズ、レジデンツなどより受けた幾多の煌めきを濃縮するべく、 ワンマンインプロゼーションを駆使して多重録音されたカセットアルバム『?』を皮切りに活動をスタート。その後、脈々と無意識下で練られていた破天荒なメロディーセンス、即興突発的な非言語による歌がダンスホールレゲエのパトスに誘発され爆発。打ち込みのトラックに”歌”をのせるスタイルへ変化した。 2007年アルバム『drifting my folklore』をリリース。トクマル・シューゴ、I am romot and proud などへのリミックス提供、また舞台・演劇への音楽提供なども数多く、そのフィールドは多岐に渡る。2009年春に敢行したUSツアーでは、フィラデルフィアでファナ・モリーナのオープニングアクトを勤め、同年秋、一ヶ月に渡るEUツアーを行う等、世界的な活動を展開中。そして2011年1月23日、最新アルバム『Cosmic Coco,Singing for a Blllion lmu’s Hearty Pi』をリリース。未だ未聴の超個的全大陸音楽を求めて日々精進中。てくてくてく・・・・。
WEB http://www.okimirecords.com
MySpace http://www.myspace.com/oorutaichi 
 
 
 
 
 

y t a m o
1979年4月うまれ。 幼少よりピアノ演奏を学ぶ。2002年頃からクラシックの勉強と平行して、自身の活動をはじめる。バンドとしてウリチパン郡、ユニットとしては西川文章氏とホアン海。ソロとして、過去にLD&K所属時代のカルカヤマコトの全活動に参加、midori hirano、アレハンドロ・フラノフ、ジャンニ・ジェビア、ローレンス・イングリッシュ、ジョアンナ・ニューサム等と共演。2005年にアルバム「limited leaf」を発表。
MySpace http://www.myspace.com/ytamo
 
 
 
 
 
 
 


AUTORA
突然変異的な多様性で、さまざまな逸材を輩出してきた大阪の音楽風土に培われ、エレクトロニカ黎明期から活動を開始、数々の問題作でシーンに多大な影響 を与えてきた山本アキヲと高山純。西洋の文化圏の影響を忌避しながら、深化した辺境の音楽に触発され、その抑圧的な高揚感に共感した2人が目指した桃源郷、 それが新解釈の“エキゾ・ミュージック”。変幻自在のイマジネーションと神技的エディットを駆使し、“AUTORA”として活動を開始。佐脇オキヒデとの“Tanzmuzik”、田中フミヤとの“HOODRUM”などで知られる鬼才・山本アキヲと、エレクトロニカやヒップホップシーンから根強い支持を得る“speedometer.”こと高山純の2人による“AUTORA”。“マーチン・デニー”や“YMO”が目指した東洋と西洋の融合ではなく、雑食化した東洋のポップスが西洋のグローバリズムに背を向けて深化した“エキゾ・ミュージック”をベンチマークに2009年頃から活動を開始。鰻谷SUNSUIや、sound channel 、CLUB KARMAなど、大阪のクラブやライブハウスでライブを重ね、その不可思議なサウンドと完成度の高いパフォーマンスでシーンの話題を集める。生のグルーブ 感に注力する2人、時にはステージ上でキーボードやベースを弾き、ボコーダーで歌うなどパフォーマンス性を重視。 さらに楽曲の可能性を追求すべく砂十島NANI (“BOGULTA”)をドラムに、森 雄大 (“neco眠る”)をギターに加えた4人編成によるジャム的なセットも確立。“エキゾ”の要素を多分に含んだグルーブは圧巻で、Music Club JANUSで行われたFM802主催のイベントにて“Ovall”、“rei harakami” と共演。地下水脈でつながる才能を率いて周囲を驚かせた。アルバムには誰も聞いたことのない幽玄なエレクトロニカ、大陸的なうねりをみせるシノワズリーポップス、既知感覚あふれる不可思議なフォークロアミニマルが盛り込まれ、知性と悪漢、世界と個の全方位的な知覚とイマジネーション、“AUTORA”シンパたちのポテンシャルを稼働させて完成。2010年 7月28日に初のアルバム「AUTORA」をリリース。
※当日は4人編成のバンドセットにて出演です。
WEB http://autora.jp/
MySpace http://www.myspace.com/autorajp/
 

 
 
 


DODDODO
大阪在住のサンプラー唄い、ドッドド!!2009年には名曲“猫がニャ~て、犬がワンッ!”が、二階堂和美とneco眠るによってカバーされたことで注目を集めたほか、DODDODO+稲田誠の音源リリース、また音楽活動以外にも、映画出演、お面職人、漫画家など表現の幅を広げている。そして、来る 2011年05月11日、DODDODO、森雄大(neco眠る)、石井モタコ(オシリペンペンズ)の3人によって立ち上げられたレーベル「こんがりおんがく」からの第2弾作品となる『ど』をリリース!!!サンプリングを主体としたインストゥメンタル、ブレイクビーツなど初期のスタイルから離れ、「歌」に 焦点を当てた作品。ゲストとして、和田シンジ(巨人ゆえにデカイ、DMBQ)、迎祐輔(オシリペンペンズ)、森雄大(neco眠る)、松永啓吾(アウトド アホームレス)らを迎え録音された曲も収録。エンジニアには林皇志氏を迎え、電子も生も童謡もロックも繋ぎ超えたドッドドワールドが炸裂!! 聴けば、聴ける。聴かなければ聴けない。
WEB http://doddodo.dokkoisho.com
MySpace http://www.myspace.com/doddodo
 
 
 
 
 
  


「巨人ポー」こと水内義人と、「暗黒の騎士」こと和田晋侍の2人によるバンド。06年アメリカツアーをきっかけとして活動の場を大きく広げる。 Hella などの来日バンドのツアーサポートも務めている。水内は美術家としても国内外で活動、和田はKING BROTHERSのサポートを経てDMBQに加入ほか、複数のバンド、プロジェクトに参加、コンポーズする。
WEB http://www.kyozin-yueni-dekai.com
MySpace http://www.myspace.com/kyozinyuenidekai
 
 
 
 
 
 
 


半野田拓
1981生まれ、兵庫県育ち、神戸で電子音楽に着手。2000年よりインプロヴィゼーションを開始。アヴァンギャルド、オルタネイティヴ、ロック、 テクノ、ノイズ、フォーク・ミュージックをクロスオーヴァーし、突出した表現力を持つ。2005年ニューヨークのジャパン・ソサエティでおこなわれた電気と即興演奏の企画「ONKYO MARATHON」に出演。OORUTAICHIとのユニット”ベレー帽”での活動や、内橋和久、あふりらんぽはじめ数多くのミュージシャンとの共演も。
you tube http://www.youtube.com/watch?v=Mt_wA6seFdY

 
 
 
 
 


Alfred Beach Sandal
2006年ごろからバンド「MOXA DELTA」のギターボーカルとして活動している北里彰久(1985年生)のソロ名義として2009年に活動開始。以降都内にてライブ活動を行う。2009年末、自主音源「Alfred Beach Sandal」発売 。翌年5月、東京・八丁堀のイベントスペース「七針」が運営するレーベル「鳥獣虫魚」より再発。2011年07月06日、同じく鳥獣虫魚より、1stアルバム 『One Day Calypso』をリリース。サポートメンバーに一楽誉志幸 [drs]、伴瀬朝彦 [g/pf]あるいはMC.sirafu [steelpan/tp /etc] を迎えた編成や、さらに多彩な演奏者を織り交ぜての活動も今後期待される。

カレンダー, 告知, 塩屋音楽会|2011.08.27

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