04/18 (金) トーク:榎忠 × 松根充和

体毛の半分を剃り落した姿(半刈り)でハンガリーへ行ったり、爆音を発する大砲彫刻を制作する榎忠。覆面を被って買い物したり、馬についての歌を本物の馬に聴かせる松根充和。神戸在住の榎忠と、神戸出身ウィーン在住の松根充和がそれぞれの活動と裏話、これからを話します。ホストは音楽家で旧グッゲンハイム邸管理人の森本アリ。これを見逃してはならぬ!

アーティスト・トーク:榎忠 x 松根充和
ホスト:森本アリ

日時:2014年4月18日 (金) open 19:30 start 20:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:500円
企画:松根充和
主催:しおやプロジェクト
共催:塩屋音楽会|しおやと、
写真:© Chu Enoki © M.Matsune

問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com


榎忠(えのき・ちゅう)
1944年生まれ。香川県出身、神戸在住。奇抜なハプニングから、兵器や未来都市をテーマにした金属の作品など、多彩な制作活動を長年続けている。1970年代には、神戸の市街を都市劇場に見立て、集団で数々のハプニングを繰り広げた「グループZERO」を先導。その後、自宅での個展「EVERYDAY LIFE MULTI展」の一環として、自らの頭髪や髭など体毛の半分を剃り落とした姿(半刈り)で街を歩きまわり、遂には当時共産主義国であったハンガリーまで行く「ハンガリー国へハンガリで行く」を決行する。「Bar Rose Chu」では、網タイツ姿のあやしいほど艶かしい女店主と扮し、酒場に仕立てた個展会場で観客へ酒を振舞った。鉄を素材に制作し続けている彫刻やオブジェの作品として、広島・長崎に投下された原子爆弾をレプリカした「Little Boy U235 / Fat Man Pu239(原子爆弾)」や、爆音を発する大砲彫刻「LSDF」などを発表。近年では、鉄くずを磨きあげたパーツで組み立てた、未来都市を想起させるインスタレーション「RPM-1200」などがある。 http://chuenoki.com

松根充和(まつね・みちかず) 
1973年生まれ。神戸出身、ウィーン在住。現代社会を揶揄、風刺するどこか滑稽な作品を、パフォーマンス、インスタレーション、写真、ビデオなどのさまざまな形で発表している。コンテンポラリー・ダンサーとして活動した後、身体と物体、場と行動の関係などをテーマに制作している。近年では、覆面マスクで店に入るが、強盗せずに商品を購入し、その成果を展示した「Buydentity Unknown」や、自ら託したプレゼントを百年後の観客が受け取る催しを想定した観客参加型インスタレーション「ハロー」などを発表。2010年までは、オーストリアのアーティスト、デービット・スバルとの共作も多数発表。旧ウィーン皇室専用乗馬訓練所(現Museumsquartier Wien)で行った、馬についての歌(ポップソングや子供の歌など百曲以上)を編集し、二頭の馬に聴かせるインスタレーション「Ich bin ein Pferd / 私は馬です」や、世界二十以上の都市で開店(展開)してきた、客がリストから選んだパフォーマンス小品(商品)を即売するお店プロジェクト「ストア」などがある。 http://www.michikazumatsune.info

森本アリ(もりもと・あり)
1974年生まれ。神戸在住。音楽家。極めて雑多に音楽を続けた結果、ゲームボーイ、口琴等はそこそこの評判。奇妙な楽器好き、楽器でないものを楽器にするのも好き。ほっこり系爆裂ブラスバンド「三田村管団?」、脱力トランペット楽団「ぺ・ド・グ」、原始的電子生音デュオ「口八丁」等や「ソロ」などで活動。掃除機、風船、サンプラー、おもちゃも楽器も使いこなし、ワークショップやBGM制作なども手掛ける。神戸、塩屋の築100年の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人として塩屋音楽会企画運営も務める。 http://www.nedogu.com/kumacoop/

カレンダー, 塩屋音楽会|2014.04.18

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