05/18 (木) Choeur tac-til クール・タクティル

フランスの港町マルセイユを拠点とする合唱団「Choeur tac-til (クール・タクティル)」が来日します。メンバーの中には、目の見えない人、見えにくい人、耳の不自由な人がいます。10年間一緒に活動する中で、彼らは共通の言語を開発しました。昆虫の鳴き声、動物、風、森、機械、多言語の有機的な声、絶滅の危機にある生態系からインスピレーションを得た言語です。メンバー10人のうちの8人と、記録映像担当と録音担当で、総勢10人がやってきます。

今回、日本の港町神戸を拠点とし、結成から18年を迎える、知的な障害のある人を含むアーティスト大集団「音遊びの会」より4人の声を使った表現を得意とするメンバーとの共演があります。楽譜や決まりごとはなし、演奏スタイルや表現のジャンルを超えた自由な即興演奏を基本に、様々なアンサンブルを生み出している「音遊びの会」。音楽的、そして社会的な表現を重ねる交流、この特別な機会をお見逃しなく。

出演:
Choeur tac-til (Alex, Angélique, Cherifa, François, Franck, Mafalda, Mélodie, Natacha) from Marseille
青木しおり (from 音遊びの会)
富阪友里 (from 音遊びの会)
三好佑佳 (from 音遊びの会)
吉見理治 (from 音遊びの会)

出店:かばくんカレー

日時:2023年5月18日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日ともに 2,500円
主催:Choeur tac-til
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


Choeur tac-til

ブラインド・マルチボイス・エコシステム
私たちは10人の声です。目が見える人、見えない人、視覚障害者、私たちは8年間一緒に探求してきました。私たちのヴォーカルパフォーマンスは、生態系、アバンギャルド、先祖伝来のヴォーカルプラクティスからインスピレーションを受けています。私たちは、様々な音の生態系(身近なもの、未知のもの)を探しに行く。私たちは環境や目に見えないものと共に歌う。私たちは、ビオトープ、機械、絶滅危惧種のノイズや音になるのです。私たちは一種の音の剥製を行い、それらをハイブリダイゼーションや可能な突然変異に分岐させる。一般の人々や生態系と一緒に、私たちは様々な聴き方の文脈や知覚を試します。

CHŒUR TAC-TILは、Natacha Muslera(ボーカルアーティスト、サウンドアーティスト、即興演奏家、作曲家)によって2012年に始められ、マルセイユにある国立音楽創作センター(Centre National de Création Musicale-gmem)が主催する研究プロセスとして続いています。今回は下記メンバーのうち8人が来日します。

https://choeurtactil.wixsite.com/accueil

青木しおり|Aoki Shiori:voice

ルンルンと歌われる鼻歌が多国籍な擬音語の集積のようでとても楽しい。実はそれがカーペンタースやフランスの童謡が元になっていたりするのでびっくり。言わば、青木しおりというジュークボックスのリピート再生のように繰り出される彼女の歌唱は遊園地のメリーゴランドが音になったかのようだ。絵も描き、詩も書く、それらもとてもいい。

富阪友里|Tomisaka Yuri:voice

R.K.S.リズムとキラースマイル。タイトなリズムと真剣な眼差しで刻む、その節々から楽しさが溢れ、演奏からも笑顔が溢れる。独特のリズム感はラテン音楽の花形打楽器ティンバレスの演奏に似ている。「音遊びの会」が誇る、Microtonal=マイクロトーナル=微分音・コーラスユニット「シュークリームス」の一員。

三好佑佳|Miyoshi Yuka:voice

それが踊りであろうと、ハーモニカ、ギター、太鼓の演奏であろうと指揮であろうと、気合いとアクションで観るものをくぎ付けにする『音遊びの会』の剣士。「音遊びの会」内ユニット、「ザ・マサハルズ」と「YMY」ではドラマー。そして、コーラスユニット「シュークリームス」では喉を震わせる。

吉見理治|Yoshimi Masaharu:voice

『音遊びの会』でもっとも激しく、もっとも優しく、とにかく音が立つ。巨匠かと思わせるフリーキーで音色への考察が印象的なトランペット演奏。ハードコア的歌唱は驚愕と爆笑をもって受け入れられるが本人は至って営業的にそのパフォーマンスをこなしてるフシがあるのが達人の証拠。「ザ・マサハルズ」という3ピースバンドも結成&活動中。


音遊びの会とは|The Otoasobi Project

2005年結成、知的な障害のある人、音楽家、音楽療法家らメンバー総数50名に及ぶ音楽プロジェクト。即興演奏を通じて音楽や福祉のあり方を模索しながら、ワークショップやコンサート等様々な活動を重ねている。17年経った現在も月2回のワークショップを地元、神戸にて継続中そして進化中。関西を中心に、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、など遠征公演も多数。2013年9月に行った初のイギリスツアーの模様がNHKでドキュメンタリー番組として放送される。2021年11月、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『OTO』リリース。映像作家、野田亮によるドキュメンタリー映画『音の行方』が2022年秋より上映開始。予定調和を許さないその音楽性は、見るものを釘付けにする。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.05.18

05/18 (木) 旧グッゲンハイム邸見学会 (無料一般開放)

毎月第三木曜日は月に一度の見学会です。
案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。予約不要ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。

日時:2023年5月18日 (木) 12:00~17:00(随時)
料金:無料(予約不要)

お問い合わせ:

旧グッゲンハイム邸
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL: 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail: guggenheim2007@gmail.com
URL: http://www.nedogu.com

カレンダー, 見学会|2023.05.18

5/12 (金) 王舟 JAPAN TOUR 2023

出演:
王舟
東郷清丸
トクマルシューゴ(ソロ)
浮(ソロ)

出店:ワンダカレー店

日時:2023年5月12日 (金) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:前売 3,800円 / 当日 4,300円
主催:cow & mouse
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:

cowandmouse489@gmail.com / 080-3136-2673

※件名に[王舟・神戸公演]と明記の上、ご来場全員のお名前(フルネーム)
ご来場全員のお電話番号・チケット枚数をご記入いただき、
上記メールアドレスにお申し込み下さい。
確認後、ご購入方法などを折り返しご返信致します。

王舟
2014年7月、多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作したデビューアルバム「Wang」をfelicityからリリース。
2016年1月、宅録で制作した2ndアルバム「PICTURE」をリリース。
2018年5月、BIOMAN(neco眠る)と共作でインストアルバム「Villa Tereze」をイタリアにて制作、NEWHERE MUSICからリリース。
2019年5月、宅録とバンド演奏を融合させた3rdアルバム「Big fish」をリリース。
バンド編成やソロでのライブ活動のほか、CMへの楽曲提供、他アーティスト楽曲へのゲスト参加、プロデュースなどもおこなっている。
https://ohshu-info.net/

東郷清丸
横浜生まれ。2017年に1st Album「2兆円」、2019年に2nd Album「Q曲」を発表。両作品ともに、若手ミュージシャンのための音楽賞”Apple Vineger Music Award”にノミネート、「Q曲」は審査員特別賞を受賞。DIYスタジオに演奏家を招聘し一日でミニアルバムを録音・発表した「トーゴーの日2020」や、コロナウイルス感染拡大の影響でイベント中止が相次いだ2021年のゴールデンウィークに、毎日あたらしい歌を公開した「Golden Songs Week」など、音楽をつくる行為そのものを遊ぶ。開放的な音楽観を活かしてCMや映画・演劇への楽曲提供も多く手掛け、そのほか映像やラジオへの出演も行う。
https://togokiyomaru.com/

トクマルシューゴ
様々な楽器や非楽器を用いて作曲・演奏・録音をこなす音楽家。2004年NYのインディレーベルより1stアルバムをリリース、各国のメディアで絶賛を浴びる。以降、国内外ツアーやフェス出演、映画・舞台・CM音楽制作など幅広い分野で活動し、2011年からは、自身が主宰するトノフォンによる「TONOFON FESTIVAL」も開催。近年はEテレ『ミミクリーズ』やアニメ『ちいかわ』の音楽を担当。また保育研究にも携わるなど活動のフィールドを更に広げている。
https://www.shugotokumaru.com


米山ミサによるソロユニット。2018年頃から「浮」としてギターの弾き語り、作詞曲を始める。2019年、FABIENNEより1stAlbum”三度見る” をリリース。2020年、白と枝、松井亜衣とユニット”ゆうれい”を結成。2021年、藤巻鉄郎(ds)、服部将典(cb)とトリオ”浮と港”の活動を開始。2022年11月1日、Sweet Dreams Pressより2nd Album”あかるいくらい”リリース。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.05.12

04/29 (土祝) 30 (日) Sea Mountain 2023

3年ぶりの本格開催!ルーツ系のアコースティック音楽を中心に、
50以上のバンドが2日間に渡って演奏を繰り広げます。
みんなで弾いて楽しむセッションや、アパラチアンダンスのワークショップも。
フードやドリンク、楽器や雑貨の出店もあります。

日時:2023年4月29日 (土祝) 30日 (日) open 10:00 start 11:00 close 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:1日 大人 2,500円+500円(飲食&物販チケット)大学生 1,000円+500円 高校生以下無料
主催:Sea Mountain実行委員会
共催:塩屋音楽会

お問い合わせ:

TEL : 070-5503-5867(佐々木)
E-mail : yukisa8@wine.ocn.ne.jp

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.04.29

04/23 (日) ふたひ(平井真美子×phoka)

 

 

輪郭は光に溶けて消えていく

ふたつの惑星は弧を描き

めいめいに音を放ち今を記した

そのすれちがいざま熱を帯び

弾けた火花は星となり

ただ日常の雲の上静かに佇み煌めいた

微かな光の交わるところ

ふたひの儚日

 

昨年神戸にて開催された「オールスターオルガンフェスティバル」(Atelier pianopia主催)にて初共演した二人の音楽家。「オルガン」という共通点以外は異なる世界で活躍していた二人のサウンドは、まるで出会うことが約束されていたかのように不思議なほど共鳴し、溶け合った。本公演は、その時ともったあかりを大切にあたためてきた待望のコンサート。今回の公演ではピアノ、ギターと歌を中心に旧グッゲンハイム邸に息づく明治期のオルガン、フランスとインドのヴィンテージハルモニウム など、様々な楽器と共に共演します、神戸の海辺に佇む歴史ある洋館で一夜限りのコラボレーションをお楽しみください。

LIVE:
平井真美子 phoka

使用楽器:
ピアノ、クラッシックギター、
リードオルガン-明治三十九年製 第九號形/日本楽器(現YAMAHA)
大正十四年製 第弐號 雛形/日本楽器
ハルモニウム-1852年製 CÉSARINI & Cie/ FRANCE
1980年製 Kolkata Harmonium/ INDIA

出店:六甲山系ピカソ

日時:2023年4月23日 (日) open 18:30 start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約5,000円 当日5,500円
主催:アトリエピアノピア
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


平井真美子
音楽家。主に劇伴作家として活動。ピアノと足踏みオルガンを軸に、音と音が混ざり消えゆく瞬間をとらえ、奏で、ている。最近は〝とあるひ〟と題し日々の心模様をスケッチした短編曲の創作に勤しむ毎日。www.hirai-mamiko.com

 

phoka
フォークシンガー。クラシックギター、インディアハルモニウムやオルガンとともに旅の情景や日々の心模様から生まれた歌、古い異国の歌やその場の空気を即興で歌にし、唯一無二の柔らかな歌声で歌い上げる。10年に及ぶ旅暮らしを経て現在は海のそばに暮らす傍、音楽活動を行っている。
http://phoka-canta.com

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.04.23

4/23 (日) Tango Standards & Beyond, Hiltula-Tanimoto-Tsutsumi Trio

奏者:
ヴィッレ・ヒルトゥラ ( バンドネオン ) Ville HILTULA, bandoneón
谷本華子 ( ヴァイオリン ) Hanako TANIMOTO, violin
堤聡子 ( ピアノ ) Satoko TSUTSUMI, piano

古典タンゴからアストル・ピアソラ、そしてその先へ 〜アルゼンチンタンゴの名曲に酔いしれる

旧グッゲンハイム邸は、1909年に建てられた、海辺の美しい洋館です。タンゴの音楽とともに、瀟洒な洋館もお楽しみください。定員に限りがありますので、お早めにご予約くださいませ。

日時:2023年4月23日 (日) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:前売 3,500 円 ( 当日 500 円増 )
主催:Ville HILTULA
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:villehiltula@gmail.com
※公演会場、氏名、電話番号、枚数をご記入の上送信下さい。


ヴィッレ・ヒルトゥラ ( バンドネオン ) Ville HILTULA, bandoneón

フィンランド出身のバンドネオン奏者でありタンゴ演奏家。長年にわたり、ヨーロッパ各国を始め、アルゼンチン、アメリカ、日本、韓国、ロシアなど世界中で演奏活動を行い、広範囲かつ国際的なキャリアを築いてきた。これまでに Ville Hiltula Tango Cuarteto やTangueros Articos などといったタンゴ楽団を立ち上げたほか、世界的に知られたタンゴ楽団、Carel Kraayenhof y su Sexteto Canyengue の一員として、2005年から2015年までの10年間演奏活動を行なった。 ソリストとして、ベルギー、アイルランド、ドイツで公演されたAstor Piazzolla’s tango opera Maria de Buenos Airesに参加した。また、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団やオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、アムステルダム・シンフォニエッタ、ラ・テンペスタ室内管弦楽団、Kristjan Järvi & his Absolute Ensembleにも参加している。これまでに、オランダではアムステルダムのコンセルトヘボウやムジークへボウやロッテルダムのデ・ドーレン、モスクワのハウス・オブ・ミュージック、ソフィアにあるブルガリア・ホール、ロンドンのバービカンセンターなど、世界中の有名なコンサート会場で演奏している。テレビ番組での演奏経験もあるほか、オランダのロイヤルファミリーやダライ・ラマに演奏する栄誉にあずかったことがある。神戸在住。現在、日本を拠点に活動中。www.villehiltula.com

谷本 華子 ( ヴァイオリン ) Hanako TANIMOTO, violin

兵庫県西宮高校音楽科を卒業後、桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコースを経て、ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てカナダ・ブランドン大学で研鑽を積む。日本及びカナダ各地でリサイタルを行うとともに、ソリストとして大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、サンクトペテルブルクシティフィルハーモニック、国立ブルガリア室内オーケストラなどと共演。1999年~2007年の間、サントリー株式会社より1751年製作トマーソ・カルカッシの貸与を受ける。これまで、森田玲子、東儀祐二、東儀幸、田村千恵子、森悠子、江藤俊哉、ナンドール・セデルケニの各氏に師事。現在、ピリオド楽器を用いた古楽の演奏にも取り組み、バロックからモダンにいたるまで時代の枠にとらわれない音楽活動を展開。ソロや室内楽を中心に長岡京室内アンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪、東京バロックプレイヤーズ、ZAZA quartetのメンバーやMusic Dialogueアーティストとして活動するほか、兵庫県立西宮高校音楽科非常勤講師、宝塚ミュージックリサーチ顧問として後進の指導にあたる。■受賞歴 : 全日本学生音楽コンクール中学及び高校の部でそれぞれ全国第1位(兎束賞、東儀賞を受賞)、カナダナショナルヴァイオリンコンクール第2位、シェーンヴァイオリンコンクール第1位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、大阪府「21世紀協会賞」、大阪府知事賞、クリティッククラブ音楽賞など他多数の受賞を重ねる。http://hanakotanimoto.com

堤聡子 ( ピアノ ) Satoko TSUTSUMI, piano

京都市立芸術大学卒業。以来、ソロ・室内楽での活動の他、作曲家とのコラボレーションをはじめ、新作の初演等にも継続的に取り組む。松方音楽賞大賞受賞。スウェーデン・リンシェピング音楽祭『MUSIK DAGAR』にてソロリサイタル。ロシア・モスクワ音楽院大ホールに於ける同音楽院主催音楽祭『Nihon-no Kokoro』にてソロ委嘱作品世界初演。神戸新聞文化財団主催「松方ホール音楽賞大賞受賞記念リサイタル」「堤聡子リサイタル~ロマン主義の見えざる水脈を辿って~」開催。作曲家/演奏家/美術家によるユニット“音色工房”の旗揚げ公演〈モノオペラ 邪宗門〉に参加、コアメンバーとなる。同時代作曲家との共同を活動の主としつつ、その一方で F.リスト作曲ピアノ協奏曲第1番、S.ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番、G.ガーシュウィン作曲ピアノ協奏曲ヘ調 等のソリストをつとめる。2015年、拠点を京都から神戸に移し、ワオンレコードより『花影の小径 〜堤聡子(ピアノ)×才村昌子(銅版画)の世界〜』(レコード芸術誌準推薦)を発売。アンサンブルシリーズ『atelier VITIS』主催。ピアノを上野真、O.ガルドン、田隅靖子、渡辺純子の各氏に、室内楽をC.イヴァルディ氏に、チェンバロを春山操氏に師事。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.04.23

04/20 (木) 旧グッゲンハイム邸見学会 (無料一般開放)

毎月第三木曜日は月に一度の見学会です。
案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。予約不要ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。

開館にあたっては感染拡大防止を図り、安全を最優先に対応させていただくため、ご来館の際はこちらのご協力をお願いいたします。

日時:2023年4月20日 (木) 12:00~17:00(随時)
料金:無料(予約不要)

お問い合わせ:

旧グッゲンハイム邸
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL: 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail: guggenheim2007@gmail.com
URL: http://www.nedogu.com

カレンダー, 見学会|2023.04.20

04/17 (月) 宍戸翼の会いに行く単独ツアー

日時:2023年4月17日 (月) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 3,000円 当日 3,500円
主催:宍戸翼
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.04.17

04/14 (金) 民映研×塩屋 vol.18 ドキュメンタリー映画上映会「アイヌの結婚式」「チセアカラーわられらいえをつくる」

「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会

【 上映作品 】

民映研作品 No.2「アイヌの結婚式」
民映研作品 No.3「チセアカラーわれらいえをつくる」

日時:2023年4月14日 (金) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 1,800円 大学生・シニア 1,200円 小・中・高校生 500円
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


「アイヌの結婚式」民映研作品no.2
(1971年|33分|北海道沙流郡平取町二風谷/勇払郡鵡川町)

1971年4月10日、北海道二風谷で、アイヌ流の結婚式が行われた。新婦小山妙子さん、新郎貝沢三千治さん、ともにアイヌの血を受けた人である。明治時代以降、内地日本人の進出と圧迫によりアイヌの生活文化は変容を迫られ、それは結婚式にも及んでいた。過去7,80年、アイヌ流の式は行われていないという。そのアイヌ流結婚式の実現の契機となったのは妙子さんの決意であり、それを支えたのが萱野茂さんをはじめとする二風谷に住むアイヌの人たちであった。ウウェペケレ、ユーカラなどの伝承、古老たちの見聞をもとに行われた結婚式。そして、その復活に参加したアイヌ(アイヌ語で「人間」の意味)民族精神復興運動の先駆的あらわれの記録である。
そして、これに続く民族文化映像研究所制作のアイヌの生活文化の記録七作品の第一作目となったものである。

「チセアカラ—われらいえをつくる」民映研作品no.3
(1974年|57分|北海道苫小牧市)

1972年の春、萱野茂さんら二風谷の人々によって行われた、アイヌの伝統的な家作りの記録である。家作りには二つの工法があった。一つは、地面に穴を掘り、柱を立て、その上に梁、桁、屋根と組み上げていく工法。もう一つは、屋根をまず地上で組み立て、それを人力で持ち上げて柱をかますチセプニ(家起こし)という工法。どちらも屋根の構造の基本をなしているのは、三本の材を結束した三脚状のケトゥンニである。ケトゥンニによる工法を、寄棟造りの原型とみる人もある。
アイヌの家作りは、祈りに始まり祈りに終わる。はじめに敷地にポン(小さな)・ケトゥンニを立て、火をたき、イナウ(木を削って作る祭具)を立て、祈る。そこにいた虫や獣たちの霊を慰めるとともに、この土地を一時貸してくださいという意味をもつ火の神への祈りである。家が完成するとチセノミ(家への祈り)。そこでは、屋根裏にヨモギで作った矢を射るチセチョッチャが行われ、材料となった木や草の悪霊を鎮める儀式をする。あるいはチセコロカムイ(家の守護神)を作り東側の柱の後ろに安置する。囲炉裏の消し炭を火の神からいただき、サンペヘ(心臓)としてつけたイナウである。アイヌの家作りには、アイヌの知恵や自然観をうかがうことができる。そして、それらと密接にかかわったアイヌ語の表現のおもしろさ。ケトゥンニはそのよい例で、「(自然あるいは神から)私・借りた・木」という意味だという。また、一対のケトゥンニをつなぐ構造材、チセマカニ。「家・開く・木」という意味で、屋根の横ゆれやひずみを防ぐ。

姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者

1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。

庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。

1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲

使用されている画像すべて©民族文化映像研究所

カレンダー, 塩屋音楽会, 映画上映|2023.04.14

04/10 (月) 未確認観光物体 2023 : Turist & Anders Bach with 山内弘太 Japan Tour

デンマーク、コペンハーゲンの鍵盤奏者、Rasmus Kjær(ラスマス・ケアー)のソロプロジェクト、Turist(※Touristのデンマーク語表記)。ライブラリーミュージックを彷彿とさせる人懐こい音色や旋律に現代的な解釈を交えたオリジナルの楽曲たちを披露。するはずだったのですが、残念ながら来日することができなくなった2022年秋、、

そのTuristがついにやってくることになりました!
そして昨年、山内弘太と共に制作リリースした作品がデンマークジャズアワード2022にノミネートされた、Anders Bachも一緒に!

彼らとツアーに出ますので、各地でお会いしましょう!

出演:Turist / Anders Bach + 山内弘太 / 黒田誠二郎
出店:喫茶ゆすらご

日時:2023年4月10日 (月) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日 2,500円
主催:山内弘太
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


TURIST

デンマーク、コペンハーゲンの鍵盤奏者、Rasmus Kjær(ラスマス・ケアー)のソロプロジェクト、Turist(※Touristのデンマーク語表記)。

大量のカシオのキーボードや芸者の歌唱、 ゲームや温泉の音楽をミックスし、さらに 80 年代のチャーター バケーションのポラロイド写真を加えれば、TURIST の音楽のレシピを手に入れられます。簡単にジャンルに絞り込めませんが、 ピアニストであり作曲家でもあるラスムス・ケアーのシンセサイザーの音は魅惑的な輝きを放ちます。 ラスムス は 2019 年にシンセ アルバム Turist をリリースし、それ以来、 TURIST名義でライブ活動中。このアルバムは、米国の伝説的なオンラインマガジン・パーフェクト サウンド フォーエバー のVinyl of the Year として賞を受賞し、 それに伴いデンマークとポーランド周辺のフェスティバルで演奏しました。 経験豊富なミュージシャンであるラスムス・ケアーは、有名なバンド Under Byen、 Klimaforandringer 、 SVIN としてアメリカとヨーロッパをツアーしました。 それだけでなく、即興アルバム、Broken Bow (with Kresten Osgood & Jonas Westergaard )と オルガンソロアルバム、Orgelimprovisationerをリリース。この2 つのアコースティック アルバムは絶賛されました。 これらすべてにより、彼は繊細でリスクを冒すピアニストであるという評判が得られました。 TURISTは、ピアノから電子音楽・シンセへの、彼の移行を示しています。それをクラウト・サイケ、シンセ・インプロヴィゼーション、または「安価なシンセサイザーで演奏されたジャズ!」(ポーランドの雑誌 JazzPRESS が述べたように) と呼ぶかどうかに関係なく、探求したいという衝動が常にあります。本物の観光客(TURIST)がやるべきことと同じように。。2023 年に TURIST は、ロボットと人間の愛をテーマにしたエロティック ファンク アルバムをリリース予定。ちなみにTURISTは 人間ですので、お楽しみに!

TURIST に関するその他のプレスの引用:
「コンセントにつないで、レゴのサウンドを!」Hi-Fi World (英国)
「何が音楽で、何が音楽ではないかについての新しい仮説を紹介しています。」 Parttimeaudiophile.com
「陽気で皮肉だが、常に洞察に満ちた物語」ソルトピーナッツ

アルバム ”Turist”
https://rasmuskjaeryes.bandcamp.com/album/turist

Anders Bach x 山内弘太

デンマーク・コペンハーゲンの音楽家Anders Bachと京都のギタリスト山内弘太による、モジュラーシンセ / パーカッションとエレキギターのインプロデュオ。2018年に京都で出会い、以降も交流を続けライブや作品のリリースを不定期に行う。2022年に108曲収録された実験的作品2本組カセット”108”をリリースし、デンマークジャズアワード2022にノミネートされた。

”108”
https://kotayamauchiandersbach.bandcamp.com/album/108

Anders Bach

Anders Bachはデンマークのコペンハーゲンを拠点とするドラマー、即興音楽家、作曲家です。彼は音楽の中でアコースティックな親密さとデジタルマニアを探求しています。不規則に脈打つパルス信号ーその質感をシンセにより多彩に変化させ、彼の美学である速さと遅さが共存する世界を創り上げます。彼のキャリアの中心にあるドラムとエレクトロニクスの共生により、彼は過去 8 年間、ソロ パフォーマーとして、また多くの影響力のあるグループのメンバーとして、デンマークの音楽シーンで活躍してきました。その結果、彼は 2019 年のデンマーク音楽批評家チョイス アワード (Steppeulven) でミュージシャン オブ ザ イヤーにノミネートされました。彼のソロ作品では、アンデルスは解体されたアンビエンスと熱狂的なメロディーへの愛を橋渡ししています。アンサンブルでは、アンダースは主に、Ice Cream Cathedral、Erna、H E X などのバンドの作曲家および創設者としての仕事と、Bisse、Lustre、Sleep Party People、Danielle Dahl などのバンドのミュージシャンおよびクリエイティブな力として知られています。さらに、アンダースはデンマークのアンダーグラウンド レーベル Wetwear の共同創設者でもあります。これは、音楽をリリースするための直感的なプラットフォームであり、芸術的プロセスの代替アーカイブにリスナーを導きます。またアンダースは学者としての一面もあり、デンマークのコペンハーゲンにあるリズミック音楽音楽院 (Bmus) と IT 大学 (cand.it) でそれぞれ学部と大学院の学位を取得しています。 2016 年から米国、中国、ドイツ、韓国で即興、美学、人工知能に関する研究を発表しており、2019 年にニューヨークで開催された国際コンピューター ミュージック フェスティバルでは、審査員およびプレゼンターとして参加している。
https://andersbach.cargo.site/about
https://wetwear.bandcamp.com/

山内弘太 | Kota Yamauchi

1986年生まれ。京都、堀川団地在住。ギタリスト。歌もの、即興、映像、ダンスとの共演など国内外問わず様々な形態、環境で活動。演奏ではギターから出るあらゆる音をその場で加工し積み重ね配置して音像を作り上げる。ソロ活動をベースに折坂悠太(重奏)、quaeru、LUCA + There is a fox、川本真琴、 若松ヨウジン、YeYe、 Sy lokkなどのバンドに参加。咖喱山水とのプロジェクト “Sound Meals” や、堀川会議室での音楽イベント主催など活動は多岐に渡る。
https://linktr.ee/kkoottaa

黒田誠二郎

きつとふいくしよんと思う。ゆえに注釈は余計となる。欲しいのは遠く、自分の筆致だ。所定の場所にはギターと眼鏡が一式、必要不可欠とまぁ言える。それは黒田誠二郎。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.04.10
« 次のページ前のページ »

お知らせやイベント情報を掲載します。