06/18 (日) See Saws Seedsサウンドパフォーマンス「ノイズ to シグナル」

創作楽器、サウンドオブジェ、掃除機?トゥルクシンセサイザー協会からサーミとイエンヌを迎え、同協会日本支部を任されたペインター櫻井類、そしてミスターグッゲンハイム邸、森本アリと電子音響音楽家石上和也。こういった人たちのサウンドパフォーマンスです。

出演:
ジャック・バランス/サーミ・ピッカライネン&イエンヌ・マイルド
森本アリ
石上和也
櫻井類

日時:2017年6月18日 (日) open 18:30 start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,000円 当日 2,500円
主催:C.A.P.
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
  こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


Jack Balance/Sami Pikkarainen & Jenny Mild
ジャック・バランス/サーミ・ピッカライネンとイエンヌ・マイルド

ふたりは作品制作上の、そして人生の20年来のパートナー。自分たちを取り巻く環境、自然、美学を重視しているが、リサイクリングこそが彼らにとって最も重要なこと。ほとんどの作品は、捨てられたものに新しい命を吹き込むことから生まれている。リサイクルセンターやフリーマーケット、ジャンクヤード、ガレージやオークション、ゴミ箱、彼らはそういったところから素材を見つけてくる。また、サーミはスケートボードで、イエンヌはダンスをしていたことから、動きの面白さに着目してキネティックな作品を作っている。単に金属を叩く音だったり楽器のようだったり、作品はしばしば音を伴う。また、観客とのインタラクションも重要な要素のひとつになっていて、作った作品で音のパフォーマンスも行う。ビデオカフェのメンバーである彼ららしく、その作品にはテクノロジーを駆使して昔のアナログ方式と最新のデジタル技術を組み合わせた要素が見られるだろう。

ビデオカフェについて:2011年、フィンランドの古都トゥルクで生まれたアーティストとクラフトマンのグループ。メンバー相互で学び合い、個性を伸ばしあうところから、革新的なもの挑戦的な作品、変革などを生み出したいという欲求によって共同制作が行われている。特定の施設を所有しておらず、場所の運営ではなくアーティスト等の集団としての活動をしている。ビデオカフェとしてニューヨークやヘルシンキなど各所で活発に展覧会を行っている。

森本アリ Morimoto Ali

神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。

石上 和也 Kazuya ISHIGAMI

1972年、大阪生まれ。幼児期からテープレコーダーで遊び、小学生の時にはミュージック・コンクレートもどきの作品を作って楽しむ。1997年にミュージック・コンクレートの聖地であるフランスINA-GRMにて作品制作および発表をおこなう。DR国営放送(ドイツ)での委嘱作品をはじめ、ICMC国際コンピュータ音楽会議2015(アメリカ) などで作品上演をおこなう。 大阪芸術大学/神戸芸術工科大学/京都精華大学/同志社女子大学 非常勤講師。

桜井 類 Rui SAKURAI

ペインター。私にとって絵を描くことは、生きることの調律であり、また雲を掴むような動作でもあります。1981 年生まれ。2011 京都造形芸術大学大学院博士課程芸術専攻修了。2016年、トゥルクシンセサイザー協会から同協会日本支部を任された。今回は絵ではなく自作シンセで参加。

See Saw Seedsプロジェクトについて:
神戸のC.A.P.、トゥルク(フィンランド)のビデオカフェ、ハンブルグのゲンゲフィートル、ドバイのタシキールスタジオの共同企画。これらアートコミュニティーのある四つの地域で各グループのアーティストが行き交って活動する試み。昨年5月に神戸から川口奈々子、櫻井類がビデオカフェへ、淺野夕紀、高橋怜子がゲンゲフィートルへ赴き、タシキールからはチューリップ・ハズバとルーバ・アル・アラージが神戸に、また9月にはゲンゲフィートルからダグマー・ラウバルド、ババック・デコルディ、カヴィ・アフサヒが神戸へ、入れ替わりで築山有城がタシキールへ行き、峪田彩がふた月遅れで合流した。今回のサーミとイエンヌは、C.A.P.で2ヶ月間、活動を共にする。See Saw Seedsは、1年あまりのプロジェクトとなりました。この試みを通して見えてきたものは何か?6月3日のトークセッション「See Saw Seeds~4つのアートコミュニティーを繋げる試み のつかいみち」で参加アーティストたちが話をします。


See Saw Seeds

「Noise to Signal」
Jack Balance/Sami Pikkarainen and Jenny Mild

フィンランドのビデオカフェからサーミとイエンヌがやってくる!!

2017年5月14日(日) 16:00~
■C.A.P.サロン「フィンランドのアーティストコミュニティー、ビデオカフェとわたしたちの活動」

2017年6月3日(土)~25日(日)
■展覧会「Noise to Signal」
10:00~19:00 月曜休館
ジャック・バランス/サーミ・ピッカライネン&イエンヌ・マイルド
6月3日(土)16:00~ トークセッション「See Saw Seeds~4つのアートコミュニティーを繋げる試み のつかいみち」
18:00~ 展覧オープニングパーティー

2017年6月18日(日)
■旧グッゲンハイム邸でサウンドパフォーマンスとパーティー「ノイズ to シグナル」
18:30 オープン 19:00 スタート
出演:ジャック・バランス/サーミ・ピッカライネン&イエンヌ・マイルド、森本アリ、石上和也、櫻井類
会場:旧グッゲンハイム邸

問い合わせ・会場:KOBE STUDIO Y3/C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)
650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8 海外移住と文化の交流センター内
tel&fax:078-222-1003 (10:00-19:00 月曜休館)
info@cap-kobe.com
http://www.cap-kobe.com/

主催:C.A.P.
共催:ビデオカフェ
助成:フィンランドセンター、神戸文化支援基金、EUジャパンフェス
寄付(敬称略・五十音順):
池上司/池上博子/伊藤照哉/上野信子/江上ゆか/金山忠司/神尾和寿/サコダアートオークション/峪田浩/四方敦子/柴田元幸/芝地稔/杉山武毅/角正之/高橋奈王子/たねいねりえこ/テヅカヤマギャラリー 松尾良一/株式会社 日興堂/野口宗代子/平田隆行/廣田均/藤原 純一/松田浩一/御厨貴/遊免寛子/株式会社ロック・フィールド

協力:六甲山観光株式会社、ギャラリー301、旧グッゲンハイム邸、神戸アートビレッジセンター、ギャラリー島田

カレンダー, 塩屋音楽会|2017.06.18

06/18 (日) AYURI & CHIDORI quartet DVD撮影ライブ

弦楽器とピアノの編成のイメージを超えた
全く新しい音の世界
太宰百合による耽美的、情景的なオリジナル曲
橋本歩の斬新な弦アレンジによる
ロック、ポップスのカバーまで
美しくも狂おしい音のプリズム
〜当日、DVDライブ撮影決定!〜
日本屈指のサウンドエンジニア赤川新一がスタッフを率いて

出演:
AYURI 
太宰百合(piano)|橋本歩(cello)

fabbomusic strings laboratory CHIDORI quartet
高橋暁(violin)|梶谷裕子(violin)|田中景子(viola)|橋本歩(cello)

FOOD:みみみ堂(カレーとチャイ)

日時:2017年6月18日 (日) open 12:30 start 13:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 4,000円 当日 4,500円
主催:ムジカ アルコ・イリス(安田) 
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


AYURI

作・編曲家・ピアニストとして色彩豊かで独特の世界を表現し続ける太宰百合。幅広い音楽趣味をチェロで表現するプレイヤー、橋本歩。音楽的に共鳴しユニットを結成して数年。新鮮な解釈と自由な演奏スタイルでチェロとピアノの可能性を広げつつ、美しくし劇的な音作りを続ける。2013年10月「AYURI」1stアルバム『Birth』をリリース。2015年5月「AYURI & fabbomusic strings laboratory CHIDORI quartet」アルバム『colorfulizm』をリリース。

fabbomusic strings laboratory CHIDORI quartet

橋本歩がリーダーの弦楽器集団「fabbomusic strings laboratry」より、高橋暁・梶谷裕子・田中景子・橋本歩の4人で『CHIDORI quartet』。普段はスタジオミュージシャンやアーティストのサポートなどをしているいわゆる職人的弦楽器奏者だが、CHIDORIの活動ではライブやレコーディングから燻製・BBQ・居酒屋巡りなど、音楽以外の研究にも熱心に取り組む。音楽的信念は、「譜面に書いてある音を美しく奏で、譜面にない音は楽しく自由に弾く。」

太宰百合(piano)

桐朋学園ピアノ科、東京都立大学哲学科卒。ジャズ、クラシック、ブラジル音楽などのワールドミュージックなど活動のジャンルはボーダーレス。作曲、アレンジにおいても独自の美意識とピアノタッチとで色彩感溢れる唯一無二の宇宙観を表現するピアニスト、作編曲家、プロデューサーである。akiko、野宮真紀、青木カレン、のアルバムや、リミックスではクレイジーケンバンド、パフィー、阿川泰子、クラプトン、オレンジペコ、など多数。その他、サイゲンジ、大澤誉志幸、sinske、Soffeなどの作品に参加。ミュージカルやお芝居の作曲、演奏も多数てがけており、俳優、声優の壌晴彦と、語りと音楽のCDもリリースしている。

橋本歩(cello)

福岡県北九州市出身。9才より父の手ほどきによりチェロをはじめる。中学生の時にビートルズを聴き、後々の音楽生活に大きな影響を与えることに。桐朋学園大学音楽学部卒業。在学中よりクラシック以外の音楽にも興味を持ち、チェロを使ってバンド活動などに参加。現在東京を中心にアーティストのライブやツアーのサポート、ストリングス・アレンジ、レコーディング等で活躍。共演したアーティストは数えきれない。2008年9月から一年間アメリカへ人生修行の旅に出かけ、ボストンのBerklee college of musicに在籍し見聞を深めた。自身の弦楽器グループ「fabbomusic strings laboratry」や、piano太宰百合とのユニット「AYURI」でも活動中。

高橋暁(violin)

4歳よりバイオリンをはじめる。武蔵野音楽大学を首席で卒業。在学中にソリストオーディションでソリストに選出される。1997年、フィンランドのクフモ音楽祭に参加する。現在は、CHIDORIカルテットとYOSOJIカルテットでのライブ活動を中心にアーティストのライブサポートやレコーディング、クラシックバレエ公演や宝塚歌劇団のオーケストラ演奏など幅広いジャンルにて活動中。

梶谷裕子(violin)

5歳よりバイオリンをはじめる。東京音楽大学付属高校を経て東京音楽大学バイオリン専攻卒業。卒業後はバイオリンとビオラ演奏で活動。たまきあやすとりんぐすかるてっと、フォノライトストリングス、AYURI&CHIDORIカルテット等でCDをリリース。現在は映画やドラマ、CM、ポップスから演歌のレコーディングやライブのサポートを中心に幅広く活動中。

田中景子(viola)

広島市出身。大学時代よりヴィオラでバンドに参加するなど活動を始め1998年イタリアに遊学、2000年帰国。「LPchep3」「Little Lounge*Little Twinkle」メンバーとして5枚のアルバムをリリース。2008年NHK-BS「街道てくてく旅」楽曲参加、2009年にはNHK-BS1「にっぽん木造駅舎の旅」テーマ曲を担当した。近年は「atelier ethana」や「CHIDORI quartet」としてライブ活動を行うほか、アーティストのライブサポートやレコーディング、舞台や映像作品などで活動している。

カレンダー, 塩屋音楽会|2017.06.18

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