12/15 (日) 森まゆみ「地域の記憶を記録に変えること−谷根千の26年」

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「私は二六年間、『谷根千』で小所低所から人々のかそけき声を聞き取ってきた。地域の日常を、被災地で見たものを聞いたことを書いておこうと決めた。」森まゆみ『震災日録』(2013)

谷中・根津・千駄木をくまなく歩き、そこに暮らす人々の話を聞き、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』に記録してきた森まゆみ。そこに端を発した各地の人を訪ね、話を聞いて書き留める活動は、日本国内にとどまらない。一方で、慣れ親しんだ東京の下町に軸足を置き続け、歴史、文学、建築など多彩な切り口でまちの記憶を記録し、精力的に発信し続けるそのバイタリティから学ぶところは多い。

トークゲスト:森まゆみ(作家)

日時:2019年12月15日 (日) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日ともに 1,000円
主催:シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

平成31年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

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森まゆみ

1954年東京都文京区動坂に生まれる。早稲田大学政経学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社で企画、編集の仕事にたずさわった後、フリーに。1984年に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊し、2009年まで編集人をつとめる。著書『東京遺産 保存から再生・活用へ』にあるように、上野奏楽堂、旧岩崎邸、上野不忍池、旧安田邸などの保存運動に関わる。1992年「谷中千工房」がサントリー地域文化賞を受賞。1997年『鷗外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、1999年「地域文化に視座をおいたまちづくり活動および現実の都市づくりに対する提言」で日本建築学会文化賞を受賞。2003年『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学賞、2014年『「青鞜」の冒険 女が集まって雑誌をつくるということ』で紫式部文学賞を受賞。他に『「谷根千」の冒険』、『彰義隊遺聞』、『子規の音』など著書多数。現在、谷根千工房で借り受けた蔵で「記憶の蔵」という地域資料アーカイヴの活動を展開している。公益財団法人日本ナショナルトラスト理事。

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