12/22 (日) Monster Minds

旧グッゲンハイム邸「Monster Minds」によせて 
Hara Kazutoshi

12/22(日)、旧グッゲンハイム邸に東京から3組のアーティストがやってくる!
Hara Kazutoshi、王舟、江本祐介である。

今年の9月に「モンスター・マインド」というタイトルのアルバムをリリースし、今回、旧グッゲンハイム邸にて「Monster Minds」というイベントをやらせてもらうことになりました。 今回「Monster Minds」というイベント名をつけてくれたのは、企画をしてくれた旧グ邸スタッフの佐々木さんで、大変感謝をしています。おかげで、なんとなく自分メインのレコ発感が出ました。しかも「Monster Minds」と英語表記にすることにより、大々的にレコ発ですよ!というよりは控えめな感じがしてちょっとかっこいい…

「モンスター・マインド」というアルバムタイトルは、物理学者のリチャード・ファインマンのエッセイ集「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の中の、「モンスター・マインド」というエッセイから取っています。内容は若きファインマンが開いたゼミに、フォン・ノイマンやアインシュタインといった大物学者がズラリと出席して、さあどうなる!?というものです。モンスター・マインドとは彼らの持つ怪物級に天才的な頭脳を称した言葉ですが、そこから私の中で発展して、怪物的な思考、制御できない思考、といった連想が広がりアルバムのテーマとマッチする部分があると思いタイトルに採用しました。最終的には言葉の響きが気に入ったのが大きいですが。 また、そのエッセイの原題を調べると「Monster Minds」だったのでジャケットに同様に書きました。英題が「Monster Minds」で邦題が「モンスター・マインド」、なんかいいな、と一人でうっとりしました。映画とかでそういうのありますよね。

稚作の説明が長くなりましたが、今回、王舟、江本祐介と共に旧グッゲンハイム邸でライブをやることになりました。 私は今回、厚海義朗(ベース)、岸田佳也(ドラム)というバンド編成で出演します。二人は「モンスター・マインド」のレコーディングメンバーです。私も含めて三人とも松坂世代です。

王舟が素晴らしいミュージシャンであるということは、音楽ファン諸氏には説明不要でしょう。あと王舟は数独をめちゃくちゃ解いています。会話の中でミュージシャンやハリウッドスターの名前が思い出せないということがよくありますが、王舟にあれだれだっけ?と聞くと答えてくれます。昔はどちらかというと思い出せない側の人間だったはずですが、やはり数独は脳トレに良いのでしょうか。

江本君も素晴らしいミュージシャンであるということは、疑いの余地のない事実です。彼は超かわいいネコを飼っています。 現在、私は新しいアルバムから一曲MVを作成中で、その中で江本君のネコに出演してもらいました。人見知りしないネコだと聞いていたんですが、私は初対面から嫌われ、抱っこするのも一苦労でした。 人懐っこいネコだと聞いていたのに何故…と思っていると、あることに気がつきました。その日私は、吠えているトラの顔面が巨大にプリントされたTシャツを着ていたのでした。

出演:
Hara Kazutoshi (Band Set)
王舟
ふだんバンド
江本 祐介 (オープニングアクト)

日時:2019年12月22日 (日) open/start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円
主催:SSK軒
共催:塩屋音楽会
出店:なぎ食堂、SSK軒、余白珈琲、ホホホ座コウガメ

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


Hara Kazutoshi
東京を拠点に活動するシンガーソングライター。2011年に1stアルバム『楽しい暮らし』、2016年に野田薫との共作「Hara Kazutoshi+野田薫』をリリース。2019年9月に8年ぶりとなる2ndアルバム『モンスター・マインド』リリースした。バンド編成のメンバーは岸田佳也(ドラム)と厚海義朗(ベース)と山本紗織(フルート)。


王舟
2014年7月、多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作したデビューアルバム「Wang」をfelicityからリリース。 2015年11月、12インチ重量盤シングル「ディスコブラジル」をリリース。B面にはnakayaan(ミツメ)によるリミックス収録。 「ディスコブラジル」のミュージックビデオは、UKのアーティスト、KINDNESSことアダム・ベインブリッジが監督。 2016年1月、たったひとり、宅録で制作した2ndアルバム「PICTURE」をリリース。 2016年9月、MOCKYによるリミックスが収録された7インチシングル「Moebius」をリリース。 2018年5月、BIOMAN(neco眠る)と共作でインストアルバム「Villa Tereze」をイタリアにて制作、NEWHERE MUSICからリリース。2019年5月、宅録とバンド演奏を融合させた3rdアルバム「Big fish」をリリース。バンド編成やソロでのライブ活動のほか、CMへの楽曲提供、他アーティスト楽曲へのゲスト参加、プロデュースなどもおこなっている。


ふだんバンド
(Vo.Gt:ふだん、Dr:MTG、Ba:和田 拓、Gt:森 雄大、Key:カメイナホコ)
2019年初頭に結成しマイペースに活動中。“ふだん”の曲をレゲエやロックステディの要素と各メンバーの富んだ個性でアレンジしたバンドセット。


江本 祐介
1988年4月8日生まれ、埼玉県出身。バンド、弾き語りの活動を経て現在は自身の楽曲やCM音楽の制作。他アーティストのREMIXや編曲を行っている。ENJOY MUSIC CLUBではトラックと歌とラップを担当。

イベント, カレンダー, 告知, 塩屋音楽会, 音楽会|2019.12.22

12/21 (土) 映画「旧グッゲンハイム邸裏長屋」完成披露上映会&トークイベント

海辺の洋館の、裏に住む住人たちの日常を描いた映画が完成しました。
舞台となった旧グッゲンハイム邸で、お披露目上映会を開催します。

トークでは、石井岳龍監督をお招きし、映画の講評はもちろん、神戸で映画を撮ることや、塩屋の暮らしについてなど、旧グッゲンハイム邸の管理人・森本アリさんとお話ししていただきます。

また。映画上映終了後には、監督と出演者による舞台挨拶も実施します。さらに、映画に登場したごはんがメニューに並ぶ「長屋映画めし10ミニッツくつくつ」と、多井畑の美味しいパン屋さん「味取」のパンが出店。皆さまのお越しをお待ちしています。

日時:2019年12月21日 (土) open 18:30 start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般予約1,000円 当日1,200円|学生予約800円 当日1,000円
主催:ミカタフィルム
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


||||| 上映作品 |||||

「旧グッゲンハイム邸裏長屋」(2019年/カラー/64分)

監督:前田 実香
出演:淸造 理英子、門田 敏子、川瀬 葉月、藤原 亜紀、谷 謙作、平野 拓也、今村 優花、森本アリ 他

海辺の洋館の裏にある長屋で、共同生活を送る人たちの物語。今日も退居者をみんなで見送り、また新しい入居者がやってくる。どこからともなく集まって、家族のように過ごしている住人たち。しかし、この家には時に招かれざる客もやってくるのだった…。住人の一人であるせぞちゃんは、そんな日々をノートに記していく。「私が卒業しない理由」「としちゃんと、イギリスから来た青年」「曰く、隠し財産ないことはなかろう」の、三編からなる中編映画。

||||| トークゲスト |||||

石井 岳龍
映画監督。神戸芸術工科大学映像表現学科教授。近作に「蜜のあわれ」(2016)「パンク侍、斬られて候」(2018)。現在、神戸にて新作準備中。

森本 アリ
旧グッゲンハイム邸管理人。また、音楽家として「三田村管打団?」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「音遊びの会」やソロで活動。

トーク進行: 前田 実香


オープニングアクト:
ペ・ド・グ(旧グッゲンハイム邸の裏の長屋住人により結成された、脱力系トランペット集団)

DJ:
aimacoon

出店:
長屋映画めし10ミニッツくつくつ
天然酵母パン 味取

カレンダー, 塩屋音楽会|2019.12.21

12/19 (木) 平民金子「ごろごろ、神戸。」出版記念 平民金子×安田謙一×tofubeats トークイベント

!! THANK YOU !! SORRY !! SOLDOUT !!

 神戸市広報課のホームページに2年にわたって連載され、大きな話題となった平民金子のエッセイ「ごろごろ、神戸」が、大幅な書き下ろし原稿を加えて待望の書籍化。写真家・文筆家、平民金子による初の著書として「ごろごろ、神戸。」のタイトルで12月10日に発売されます。 
 本書の発売を記念して、著者の平民金子さんのほか、ロック漫筆家の安田謙一さん、音楽プロデューサー/DJのtofubeatsさんを迎えたトークイベントを開催します。
 
 世代も活動も異なる3人ですが、実は書籍「ごろごろ、神戸。」では、安田謙一さん、tofubeatsさんそれぞれに言及した原稿もあり、また2人とも今春に開催された写真展「平民金子展 ごろごろ、神戸。もうひとつの世界」には、初日に駆けつけていました。
 そんな神戸を代表する三世代による、それぞれの神戸愛が炸裂するクロストークに期待大です。ご予約はお早めに!

出演:平民金子
   安田謙一
   tofubeats

出店:1003
   784JUNCTION CAFE

日時:2019年12月19日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 1,500円
主催:ごろごろ神戸委員会
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX : 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
  こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


平民金子(へいみんかねこ)

1975年生まれ。大阪出身。写真家・文筆家。中国、メキシコ、北海道、沖縄、東京などを転々としたのち、2015年より神戸市在住。2016年より、神戸市広報課のオフィシャルブログにて「ごろごろ、神戸」を連載。この連載に大幅加筆、書き下ろしを加えた初の著書「ごろごろ、神戸。」を2019年12月10日に発刊。

安田謙一(やすだけんいち)

1962年生まれ。神戸出身。ロック漫筆家。音楽誌などに寄稿する。それらを集めた『ピントがボケる音』(国書刊行会)と『なんとかとなんとかがいたなんとかズ』(プレスポップ)、書き下ろしの『神戸、書いてどうなるのか』(ぴあ)、辻井タカヒロ氏との共著に『ロックンロールストーブリーグ』(音楽出版社)と、その続編で最新刊となる『書をステディ町へレディゴー』(誠光社)がある。

tofubeats(とーふびーつ)

1990年神戸生まれ。神戸出身。音楽プロデューサー/DJ。2013年4月にスマッシュヒットした「水星 feat.オノマトペ大臣」を収録したアルバム「lost decade」を自主制作にて発売。同年秋には「Don’t Stop The Music」でメジャー・デビュー。以降、「First Album」「POSITIVE」「FANTASY CLUB」「RUN」と4枚のアルバムををリリース。2019年はデジタルシングル第1弾として1月に竹内まりや「Plastic Love」のカバーを、第2弾として「Keep on Lovin’ You」や同曲のREMIXをリリース。https://tofubeats.com/

カレンダー, 告知|2019.12.19

12/19 (木) 旧グッゲンハイム邸見学会 (無料一般開放)

12月も、いつも通り第三木曜日、 12月19日に行います。案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。予約不要ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。

日時:2019年12月19日 (木) 12:00~17:00(随時)
料金:無料(予約不要)

お問い合わせ:

旧グッゲンハイム邸
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL: 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail: guggenheim2007@gmail.com
URL: http://www.nedogu.com

カレンダー, 見学会|2019.12.19

12/15 (日) 森まゆみ「地域の記憶を記録に変えること−谷根千の26年」

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「私は二六年間、『谷根千』で小所低所から人々のかそけき声を聞き取ってきた。地域の日常を、被災地で見たものを聞いたことを書いておこうと決めた。」森まゆみ『震災日録』(2013)

谷中・根津・千駄木をくまなく歩き、そこに暮らす人々の話を聞き、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』に記録してきた森まゆみ。そこに端を発した各地の人を訪ね、話を聞いて書き留める活動は、日本国内にとどまらない。一方で、慣れ親しんだ東京の下町に軸足を置き続け、歴史、文学、建築など多彩な切り口でまちの記憶を記録し、精力的に発信し続けるそのバイタリティから学ぶところは多い。

トークゲスト:森まゆみ(作家)

日時:2019年12月15日 (日) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日ともに 1,000円
主催:シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

平成31年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

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森まゆみ

1954年東京都文京区動坂に生まれる。早稲田大学政経学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社で企画、編集の仕事にたずさわった後、フリーに。1984年に地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊し、2009年まで編集人をつとめる。著書『東京遺産 保存から再生・活用へ』にあるように、上野奏楽堂、旧岩崎邸、上野不忍池、旧安田邸などの保存運動に関わる。1992年「谷中千工房」がサントリー地域文化賞を受賞。1997年『鷗外の坂』で芸術選奨文部大臣新人賞、1999年「地域文化に視座をおいたまちづくり活動および現実の都市づくりに対する提言」で日本建築学会文化賞を受賞。2003年『「即興詩人」のイタリア』でJTB紀行文学賞、2014年『「青鞜」の冒険 女が集まって雑誌をつくるということ』で紫式部文学賞を受賞。他に『「谷根千」の冒険』、『彰義隊遺聞』、『子規の音』など著書多数。現在、谷根千工房で借り受けた蔵で「記憶の蔵」という地域資料アーカイヴの活動を展開している。公益財団法人日本ナショナルトラスト理事。

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カレンダー, シオプロ|2019.12.15

12/13 (金) Roger Turner x 山本精一


日時:2019年12月13日 (金) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 3,000円 当日 3,500円
主催:Roger Turner
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


山本精一(ギター)

1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。

代表作に「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)、「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)、「水中JOE」(想い出波止場)、「FLAGE」(ROVO)、「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)、「X-GAME」(PARA)、「MOST」(MOST)、「ラプソディア」(歌物ソロ)等がある。また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。

エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」、2009年に「ゆん」、2014年に「イマユラ」を出版。さらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。

http://www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj/

ロジャー・ターナー(ドラム・パーカッション)

即興音楽のドラマー・パーカッショニストとして1970年代初頭から精力的に活動。ソロ、実験的ロックミュージシャンやフリースタイルの歌手との共演、前衛ダンス、映画さらに現代芸術家らとの創作活動に積極的に参加。斬新的なコンテンポラリー・パーカッションのボキャブラリー創造に貢献し続けている事でも注目されている。

ジャズ音楽ベースのアンサンブルにも多数参加。共演しているミュージシャンは国際的に著名なミュージシャン。ラインナップは彼の感性を反映、アネット・ピーコックからフィル・ミントンまでと幅広い。セシル・テイラー、佐藤允彦、チャールズ・ゲイル、ロル・コックスヒル、デレク・ベイリー、大友良英、アラン・シルヴァー、キース・ロー、エヴァン・パーカー。そしてジョセフ・ナッジから田中泯、近藤等則からアクセル・ドナー等と共演し、音楽の新境地の開拓に貢献。現在もシドニーから北極、東京からベルファースト、ニューヨークからベイルートまで世界を駆け巡る。

「何よりもターナーの魅力はソロで聴かせることも出来る希有なドラマー/パーカッショニストであることだ。硬質なサウンドが空間を拓き、微細な音から点描的な表現、あるいはサウンド・インスタレーションのような世界、果てはフリージャズのカタルシスまで、自在に音空間を構築する。ドラムスに内在する始源の音から、未来志向のサウンドまで空間を行き来し、音から音楽へと響きの変化を追求する冒険者の探求心を感じる。これは彼がドローイングを描くことと何らかの関係があるのかもしれない」(横井一江, Jazz Tokyo)

ROGER TURNER’S SOLO CD (2019)ターナーのアート作品入りソロCD [日本限定発売50CD] が各会場でお求め頂けます。
www.turners-site.com

カレンダー, 塩屋音楽会|2019.12.13

12/12 (木) グ音楽講座72 ところで最近なに聴いてます? #17 もちよりリスニングの夕べ。

ところで最近なに聴いてます?
聴き方も、出会い方も、味わい方も、音楽のすべてがとても多様になった今、あらためてみんなどんな音楽を聴いてるか、実際に音源持ち寄って聴き合い&聴かせ合いの夕べ。今年もやってきました、年に一度の年末総決算SP。
2019年、あなたの心の年間ベストテン第一位は何?
例の爆上げ☆パーリーチューンから、今こそ聴きたいあの懐かしの名盤、はたまたまだ誰も知らないブライテスト・ホープ・オブ・ザ・イヤーまで、とにかく今年よく聴いた音源を1人1曲お持ちください。年末年始なんか関係ねえ!って諸兄姉はいつもどおり最近聴いてる1曲をどうぞ。CD、レコード、SPレコード、カセット、YouTube、ステレオミニで繋がる外部機器(iPhoneなど)に対応。もちろん手ぶらもOK。

ホスト:
安井麻人(A.C.E./世界の音楽/神戸テクミー)
岩淵拓郎(一般批評学会)
森本アリ(旧グッゲンハイム邸)

日時:2019年12月12日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:無料(予約不要)
主催:森本アリ
共催:一般批評学会|塩屋音楽会

問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com


安井麻人(やすいあさと)

音楽家、サウンドアーティスト。ちょいぼけインテリ。西日本のテクノドンこと A.C.E.(エーシーイー)のメンバー。ギャラリーや美術館などで作品を発表するかたわら、ファッションショーやTVCMなどの音楽を手掛け、近年はラジオで音楽コーナーを担当するなど、幅広く活動している。大阪芸術大学音楽学科卒業後、武庫川女子大学大学院修士課程を修了。現在、音楽制作会社(株)スタジオミニ代表取締なんとかも務めるとか。

岩淵拓郎

もとは言葉と意味を扱う美術家で、今は広い意味での編集者(ちゃんと本とか作ってます)。2014年に批評しない批評集団「一般批評学会」を結成、絶賛売出し中。12〜14年、宝塚映画祭総合ディレクター。

森本アリ

神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。映画「繕い裁つ人」に神父役にて米粒ほどの出演。

カレンダー, 塩屋音楽会|2019.12.12

12/08 (日) タヌキツネコワンマンライブ2019






ゑでぃまぁこん
 ゑでゐ鼓雨磨|柔流まぁこん|水谷康久
 楯川陽二郎|元山ツトム|朝倉円香

PA:西川文章

日時:2019年12月8日 (日) open 16:00 start 17:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,000円 当日 2,500円
主催:pong-kong records
共催:塩屋音楽会
出店:六甲山系ピカソ

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


ゑでぃまぁこん

ゑでゐ鼓雨磨(ガットギターと歌)と柔流まぁこん(ベース)により2001年頃結成。歌を中心にした音楽。現在は主にバンドで活動。今回は、水谷康久(サックス、フルート)、楯川陽二郎(ドラムス)、元山ツトム(ペダルスティールギター)、朝倉円香(コーラス、その他)と一緒に6人で演奏します。

これまでに6枚のアルバム、2枚の7inch、1枚の10inch、1枚の12inch レコード、多数のCD-R作品など制作。自身のレーベルpong-kong recordsから2018年8月にCDアルバム『眩暗眩花』をリリース、今年2019年9月に愛猫ポコちゃんの為に制作した7inchレコード『少女/ふわふわあい』をリリース。

昨年12月ドイツミュンヘンへ行けなかったゑでゐとまぁこんは、今年12月ドイツミュンヘンへ、2人で頑張ってライブをしに行く予定です。

カレンダー, 塩屋音楽会|2019.12.08

12/07 (土) 本屋に飽きた本屋のはなし vol.3 (最終回)

本屋経営に飽きながらも(?)その先にあるものを見通す視点を持ち合わせた二人の本屋店主が
取りとめもなく本屋の未来を語る好評の第3回目の本屋のはなし。いよいよ最終回です!

トーク
藤井佳之(なタ書|高松)
山下賢二(ホホホ座 浄土寺店|京都)

聞き手
森本アリ(旧グッゲンハイム邸|塩屋)

日時:2019年12月7日 (土) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 / 当日ともに1,000円
主催:山田たかこ
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


同日お昼にはこの日限定のマルシェ出店者による一箱古本市あり! 

open/start13:00 close 17:30
入場料:500円(中学生以下無料)

【出店】
なタ書(本の販売)
ホホホ座 浄土寺店(本の販売)
SANRINSHA(デザイン雑貨の販売&一箱古本市)
藤原食品(京ブランドに認定された京納豆の販売&一箱古本市)
檀上遼(馬馬虎虎・声はどこから・本の販売&私物の一箱古本市)
本と。takasago(本の販売)
poupette(蚤の市的古雑貨の販売・一箱古本市)
grasspool(布小物の販売&一箱古本市)
自転プレス(ケンタッキーのぼうけん・ゲームブックの販売&私物の一箱古本市)
果林食堂(グルテンフリー菓子の販売・一箱古本市)
かばくんカレー(カレーの販売)
otohatoba(ドリンクの販売)
シオヤプロジェクト (しおやカルタそのほか本の販売)
matsuda matsuri(オリジナルグッズの販売)
POP POP POP(帽子・靴下などの販売&一箱古本市)etc…     

☆イラストレーターのワークショップ&一箱古本市あり☆
鈴木裕之(似顔絵・一箱古本市)
西武アキラ(CHOJIN FONTの手描きワークショップ・オリジナルグッズ販売・一箱古本市)
タダユキヒロ(似顔絵・オリジナルグッズの販売・一箱古本市)
木村耕太郎(似顔絵&オリジナルグッズの販売・一箱古本市)
伊東ユウスケ(似顔絵・オリジナルグッズの販売・一箱古本市)
門眞妙(似顔絵・オリジナルグッズ・zineの販売) 


藤井佳之

1976年大阪市生まれ香川県高松市育ち。
横浜国立大学卒業後、
大手出版社での勤務を経て29歳で帰郷。
2007年、高松市に完全予約制の古書店「なタ書」開店。

山下賢二

1972年京都生まれ。
出版社の雑誌編集部勤務、古本屋店長、新刊書店勤務などを経て、2004年に「ガケ書房」を開店。2015年4月1日には「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座」を開店。編著として『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)、『ガケ書房の頃』(夏葉社)など。

カレンダー, 塩屋音楽会|2019.12.07

12/01 (日) 木下直之「塩屋−たまたま暮らした町のキオクノキロク」

玄関にて01
玄関にて02
玄関にて03

「…休みの日にベビーカーを押して家の近所を歩き回る日々がつづいた。その時に撮った風景を葉書に焼いて、『シオヤライフ』と名づけ、毎号たしか十部印刷し、勝手に友人たちに送りつけた。二十代半ばを過ぎた頃にたまたま住み着いたのが塩屋という町だったからだ。」木下直之『近くても遠い場所』(2016)

木下直之の撮影した「シオヤライフ」には、当時荒廃していたジェームス山の住宅地をはじめ、町角の看板や店、階段、路地、住宅造成地など、80年代後半の塩屋の町が鮮明に記録されている。中には撮影場所を書き記した手書きの地図が残されているものさえある。何を思ってこの町の風景を切り取り、記録したのか—。今も残る、あるいは現在は姿を消してしまった町の風景には、塩屋に住む人はもちろん、また、そうでなくても好奇心をかきたてられる。

トークゲスト:木下直之(静岡県立美術館館長・東京大学名誉教授)

日時:2019年12月1日 (日) open 17:00 start 17:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日ともに 1,000円
主催:シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

平成31年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

木下直之

1954年静岡県浜松市生まれ。東京藝術大学大学院中退、兵庫県立近代美術館学芸員、東京大学総合研究博物館助教授、東京大学大学院教授(文化資源学)を経て、現職。19世紀日本の文化を研究。2015年春の紫綬褒章。著書に『美術という見世物―油絵茶屋の時代』(サントリー学芸賞)、『ハリボテの町』、『写真画論』(重森弘淹写真評論賞)、『世の途中から隠されていること―近代日本の記憶』、『わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『戦争という見世物―日清戦争祝捷大会潜入記』、『銅像時代―もうひとつの日本彫刻史』、『股間若衆―男の裸は芸術か』、『近くても遠い場所―一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ』、『せいきの大問題―新股間若衆』、『動物園巡礼』、『木下直之を全ぶ集めた』などがある。1981年〜1997年塩屋在住。

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