02/03 (土) ニュードキュメンタリー映画 特集上映 in 塩屋

    上映作品

    『After 10 years』
    (2016年/日本/101分/カラー/16:9/日・英字幕)
    初の長編ドキュメンタリー。2004年12月スマトラ島沖地震の津波によって、甚大な被害を被ったホテルの10周年追悼式典までの1週間を追う。10年の時を経たひとつの出来事が、人々の記憶の中でどのように変容し、立ち現れるか、当時を振り返る人々の証言と静謐な映像で描き出される。舞台となる海に面した美しいリゾートホテルは、スリランカの建築家ジェフリー・バワの傑作Heritance Ahungalla Hotelだ。

    『最初にカケスがやってくる』
    (2016年/日本/68分/カラー/16:9/英語字幕)
    美術館におけるホンマ初の巡回展「ニュー・ドキュメンタリー」(2011年東京オペラシティ アートギャラリー、金沢21世紀美術館など)で発表された、狩猟の痕跡を捉えた「trails」シリーズの続編。8年をかけ、知床のエゾジカ猟を取材・撮影。真冬の雪山で猟師によって捕えられた鹿は、血抜きのためその場で内臓を山に還される。そこに、最初についばみにくるのはカケスだった。増え続けるエゾジカと高齢化する猟師など、現代の狩猟文化が抱える問題を浮き彫りにし、猟から解体、流通、食卓までを映す。

    トーク:
    ホンマタカシ x 塚原悠也(contact Gonzo)

    LIVE:
    Deer Revenge
    巨人ゆえにデカイ

    出店:
    ワンダカレー店

    日時:
    2018年2月3日 (土) open 13:00 start 13:30
    13:30〜|『After 10 years』(101min)
    15:30〜| トーク
    17:00〜|『最初にカケスがやってくる』(68min)
    19:00 open 19:30 start|LIVE

    会場:
    旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
    〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17

    料金:
    1日券(映画2本+トーク+LIVE)|予約 3,500円 当日 4,000円
    映画1本|1,500円
    映画2本|2,500円
    映画1本+LIVE|2,500円
    トークのみ|1,000円
    (映画もしくはLIVEに参加するとトークは無料)
    LIVEのみ|予約 2,000円 当日 2,500円

    主催:between the books
    共催:塩屋音楽会

    予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

    TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
    E-mail : guggenheim2007@gmail.com

    * ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
    * こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
    * 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


    ホンマタカシ

    2011年から2012年にかけて、個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。
    著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)、近年の作品集に2016年イギリスの出版社「MACK」より刊行したカメラオブスキュラシリーズの作品集『THE NARCISSISTIC CITY』がある。昨年末から「ニュードキュメンタリー 映画特集上映」として、新作や過去の映像作品を含めた4作品が全国の映画館、美術館にて巡回上映中。

    塚原悠也

    2006年にダンサーの垣尾優と共に「contact Gonzo」を大阪にて結成。殴り合いのようにも見える即興的な身体の接触を開始。contact Gonzoとして、ニューヨーク近代美術館(MoMA)や、アジア、ヨーロッパ各国でのダンスフェスティバルなどに多数参加。国内では森美術館「六本木クロッシング」や国立国際美術館「風穴」展、山口情報芸術センター(YCAM)などでの現代美術展にも参加し、映像、写真、日記などを組み合わせたインスタレーション作品を発表。個人名義の活動としては、2014年にNPO法人DANCE BOXの 「アジア・コンテンポラリー・ダンスフェスティバル神戸」や、東京都現代美術館の「新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体」展などでパフォーマンス・ プログラムのディレクションを行い、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館ではパフォーマンス・プログラム「PLAY」にて3部作を連続発表。2011年より現在まで、セゾン文化財団フェロー助成の対象アーティストとして採択。

    Deer Revenge

    ホンマタカシのイベントによく登場する
    謎の鹿バンド

    巨人ゆえにデカイ/kyozin yueni dekai

    2001年、大阪で結成。
    巨人ポー(小卒)/gt、暗黒の騎士/drからなる、レンジが広く感受性の高い緊張感のある演奏、体調や環境に左右されやすい野生的な音楽性が特徴的なフリーアブストラクトポップデュオ。現在まで5枚のアルバムやカセットを発表、国内外のオムニバス作品に複数参加、06年米ツアー以降海外にも活動を広げている。16年からライブ盤「documentos」をシリーズとして発表、平行して現在新曲で構成した新譜を製作中。

    カレンダー, 塩屋音楽会|2018.02.03

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