07/30(日) 塩屋の「三角屋根の家」 旧後藤邸とは?

塩屋の海際、紀淡海峡を見渡す高台に旧後藤邸と呼ばれる赤と黒の三角屋根の洋館があります。遠目にも目立つ洋館に対して、仰ぎ見る位置からは容易にうかがい知れない低い大きな和館がくっついた建物で、スタジオジブリの映画『となりのトトロ』のサツキとメイの家みたい、というとわかりやすいかもしれません。

大正中期に武田常次郎邸宅として、建築家設楽貞雄氏によって設計され、田中仙吉氏によって施工されたとされるこの建物は、のちに後藤末二氏の手に渡り、現在は神戸市の所有となり、旧後藤邸として神戸市の「景観形成重要建造物」に指定されています。大森一樹監督の映画『花の降る午後』のロケ地としても知られています。

旧後藤邸は、その素晴らしいロケーション、西洋風の建築と日本の伝統的な技法による建物を融合させた独特の魅力的な佇まいがどうなるのか、現在の状態を心配されている方も多いと思います。昨年、最新機器を用いた実測調査が行われました。その成果と建築的特徴に関する考察、そして旧後藤邸のこれまでとこれからを考えたいと思います。

具体的には、実測説明、歴史的位置付け、現代的目線で見た意匠的な面白さ、旧後藤邸のこれまでとこれから、写真で綴るかつての塩屋、建物と街の記録について、客観的で複眼的な記録が果たす役割について話します。

登壇:
岡村健太郎 [近畿大学建築学部准教授、建築史家]
片田友樹 [建築家、micelle ltd.主宰]
高森順子 [情報科学芸術大学院大学研究員、阪神大震災を記録しつづける会事務局長]
森本アリ [旧グッゲンハイム邸管理運営、シオヤプロジェクト]

日時:2023年7月30日(日) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:参加無料
主催:シオヤプロジェクト
共催:近畿大学建築学部都市・建築史研究室

令和5年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

カレンダー, シオプロ|2023.07.30

07/29 (土) Utautai Lilly LIVE 海辺の庭で種を蒔く

うたうたい りりぃ (vo.gt)
石川真由子 (flute)
鈴木雄大 (flugelhorn)
根本理恵 (violin)
tko (percussion)

出店:ぽんぽこCoffee / dough dough

日時:2023年7月29日 (土) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 3,500円 当日 4,000円 (中学生以下 1,500円 未就学児無料)
   *LIVEは、バラードを中心とする LIVEになります。LIVEに集中できるお子さまであればご参加可能です
主催:シオヤコレクション
共催:塩屋音楽会
協力・協賛:常陽不動産
アートワーク:natunatuna

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


うたうたい りりぃ (vocal、guitar)
栃木県大田原市生まれ。茨城県石岡市在住。(シンガーソングライター)
ほんわかした楽曲は、子供から大人まで幅広い年齢層に支持をうける。弾き語り活動のほか、幼稚園、保育園、小学校でのLIVE、絵本と音楽を融合させた絵本LIVEなど、全国の野外イベント、クラフト市などで活動中。サマーソニック(2019年)をはじめ、ニジノ絵本屋のステージに多数出演。その他、CM歌唱、CMサウンド歌唱なども行っている。2020年大竹まことのゴールデンラジオ、テレビ東京『ソレダメ』にてみそしるの唄がオンエアー。CM:ふじっこ塩こんぶ、食べられるかな篇 歌唱。2021年『めざめの唄』アルバムリリース。アートワーク:ミロコマチコ https://utautai-lilly.com/

石川真由子 (hanauta主宰、フルート奏者)
大学入学とともにJAZZの演奏活動を始める。 在学中のNY留学を経て、卒業後は都内JAZZ BARの店長を務め、ライブやセッションの企画も行う。2014年に「hanauta」を立ち上げ、音楽会の企画、 “studio” の運営に加え、様々なアーティストと共演を重ねる。近年はhanautaの活動を教育現場にインストールし、全国各地で音楽ワークショップも精力的に行っている。

鈴木雄大 (音楽家)
大学在学中より都内を中心に演奏活動を開始。その後、音と空間の関わり方をテーマにソロプロジェクト「multi purpose studio」を始動。画家や陶芸家、ダンサーや影絵師などとの活動も多い。近年は日本語教師としての実績を生かし、言語分野からアプローチした作品づくりにも取り組んでいる。2020年に1st Album「at “studio”」、2021年に2nd Album「アトリエの小謡」 リリース。

Rie Nemoto / 根本 理恵 (Violin)
茨城県水戸市出身。4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲提供。現在、コニカミノルタプラネタリウム天空(東京スカイツリー)にて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演『LIVE in the DARK -w/Quartet-』に毎週出演の他、アーティストのサポート演奏、スタジオ録音等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。コーラス、作編曲も積極的に行う。ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのトリオadagio、弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。1st solo album 『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』を2021年にリリース。 https://linktr.ee/rienemoto

tko (percussion)
打楽器ユニット”オムトン”でドラム、パーカッション、マリンバなどを担当、テレビ番組、映画音楽、CM音楽の作曲、美術館やクラフト市、カフェでの演奏。子ども向けのワークショップやコンサートなどの活動を行っている。

ぽんぽこCoffee

神戸塩屋の焙煎屋さん。コーヒーといっても、品種、産地や製法により、たくさんの味わいの種類があります。より多くの方に豆ごとの違いを知ってもらい、一杯一杯をもっと楽しんで欲しい!と言う想いを持って、神戸塩屋のシオヤコレクションという古着屋さんからぽんぽこCoffee♪は始まりました。実店舗はなく、神戸を中心にポップアップのコーヒースタンドを出店。甘味と酸味を大切に、ぽんぽこが厳選したスペシャルティコーヒー豆を手焙煎しています。こどもコーヒー体験「バリスタごっこ」開催中! お気軽にお声掛けください!
https://instagram.com/ponpoco_coffee
https://www.facebook.com/ponpococoffee

dough dough / ドードー (菊池 美咲)

料理研究家・白崎裕子に師事。オーガニック料理教室『白崎茶会』でアシスタントと講師を務める。オーガニックの食材を使った料理、地粉のパンや麺、ヴィーガン、グルテンフリーのお菓子をお伝えする。料理教室を開催予定。現在は不定期でお菓子を販売中。 @doughdough_m

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.07.29

07/21 (金) 棚レコプレゼンツ「しおかぜのまたさにー」

柳瀬瑛美
ゆりとゆうたとまこと (from 音遊びの会)
岡村基紀 (from odd eyes, Yan Conk)
風の又サニー with 稲田誠

フード:六甲山系ピカソ
ドリンク:SSK軒

日時:2023年7月21日 (金) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円
主催:棚レコード
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


風の又サニー
京都で始まる。2022年3rdアルバム「Aria」をリリース。現在はゲストを迎えつつ今成哲夫、武田菜月、ヒロ・シバタ、ショーキーの4人で活動中。 https://kazenomatasunny.bandcamp.com/album/aria

岡村基紀
兵庫県生まれ。
エレキギターとアコースティックギターを演奏。
odd eyesとYan Conkでギターを弾いています。

富阪友里 とみさかゆり
R.K.S.リズム&キラースマイル。タイトなリズムと真剣な眼差しで刻む、その節々から楽しさが溢れ、演奏からも笑顔が溢れる。独特のリズム感はラテン音楽の花形打楽器ティンバレスの演奏に似ている。

後藤佑太 ごとうゆうた
とんちとジョン・ケージ、特撮とドラえもん。禅宗の僧のような一挙手一投足が繊細な音空間を作り出す「音遊びの会」の匠。独特の間合い、沈黙の意味を心得ている、痺れるシンセ使い。

柳瀬瑛美
2000年生まれ。神戸・塩屋を拠点に音遊びの会、稲田誠カルテット、塩屋楽団などに参加。映像作品の伴奏や即興演奏など。主にユーフォニアムを演奏するほか、同居人のせいぞうと夜な夜なギターを弾くデュオ、せやなあとしても活動している。

稲田誠
コントラバス/エレキベース奏者、作曲家、棚レコード代表。レコーディングエンジニア兼農家。子供 5 人。PAAP、Brazil という自己のバンドや DODDODO BAND、トンチトリオ等のユニットでベースを弾き、ときどき歌う。近年は塩屋楽団や稲田誠カルテットでサイレント映画への作曲伴奏を定期的に行なっている。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.07.21

07/20 (木) 旧グッゲンハイム邸見学会 (無料一般開放)

毎月第三木曜日は月に一度の見学会です。
案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。予約不要ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。

日時:2023年7月20日 (木) 12:00~17:00(随時)
料金:無料(予約不要)

お問い合わせ:

旧グッゲンハイム邸
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL: 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail: guggenheim2007@gmail.com
URL: http://www.nedogu.com

カレンダー, 見学会|2023.07.20

07/09 (日) Summer Eye 1st Japan Tour 大好

— THANK YOU SOLD OUT —

Summer Eye 初のバンド編成で行う待望のツアーが決定!
大好評のファースト・アルバム『大吉』のアナログ・リリースは真夏の8/10にリリース!

ファースト・アルバム『大吉』が3月末に配信リリースされ、各所で話題を呼んでいるSummer Eye。初のバンド編成で行う待望のツアーが決定!バンドは“Summer Eye Sound Syndicate”と名づけられ、フルメンバーだと6名の編成になるとのこと。

 バンドを組んだ。
 なぜかというと、バンドが世界で一番かっこいいからだ。
 最高のメンバーなんだ。
 君も一緒に来ないかい?
 悲しい気分をぶっ飛ばそうぜ。

 夏目知幸(Summer Eye)

“Summer Eye Sound Syndicate”

夏目知幸 (Summer Eye) – Vo + Guitar
浜公氣 (CELLAR RECORDS) – Drums
ぱるぷんて永井 (BEATSEX, qoyun) – Bass
牧野琢磨 (NRQ) – Guitar
おじまさいり (CASIOトルコ温泉, neco眠る) – Synth
佐藤剛志 (TYTL) – Percussion

日時:2023年7月9日 (日) open 18:30 start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:Ticket: ¥3,800(+Drink)25才以下は¥1,000 OFF!!! – SOLD OUT —
主催:Summer Eye
共催:塩屋音楽会

チケットはこちら
https://summereye-1stjapantour-daisuki-kobe.peatix.com


Summer Eye Profile

夏目知幸のソロ名義“Summer Eye(読み:サマー・アイ)”。
2009年にシャムキャッツのヴォーカル&ギターとしてデビュー。日本語によるロックの探求とインディペンデントな活動を通して、多くの若者たちに支持されながらも、バンドは2020年に解散。
2021年12月、ファースト・シングル「人生」のリリースとともにSummer Eye名義でソロ・デビュー。ボサノヴァとアシッド・ベースを繋いだ摩訶不思議なサウンドが高く評価される。2022年は、台湾のインディー・ポップ・バンド、DSPSのエイミーとのスプリット・7インチ『BLA BLA SONG』に「生徒」「水坑」の2曲を提供。さらにセカンド・シングルにして、レゲトン〜デンボウのリズムを取り入れた「求婚」を8月に発表。DJ/トラックメイカー、Toreiによるリミックスも話題を集めた。2023年2月にはネオアコ×ハウスなシングル「失敗」と同曲のXTALによるリミックスをリリース。2023年3月21日、ファースト・アルバム『大吉』をリリース。先行トラックの「白鯨」はWOWOW連続ドラマ「ながたんと青と-いちかの料理帖-」の主題歌に。
ライフワークであるコラージュ制作や、楽曲提供・映画音楽・執筆・DJなど、形態にとらわれない自由な表現で世界のおもしろさに貢献中。

【official web】https://summereye.net
【Instagram】https://www.instagram.com/s.e.ntm/
【Twitter】https://twitter.com/s_e_ntm
【公式LINE】https://line.me/R/ti/p/@021mewsi


■release info

Summer Eye 1stアルバム『大吉』LP

2023年8月10日(木)リリース
Pillow Union / HMV record shop HRLP301
¥3,850(税込)

Side A
1.失敗
2.求婚
3.湾岸
4.双六

Side B
1.甘橙
2.人生
3.水坑
4.白鯨
5.大吉

Music & Words – Summer Eye
Recording & Mixing – Summer Eye
Co-Mixing – Hyuga Kashiwai
Vocal Recording – Tomomi Baba (B-2)
Flute – Takumi Matsumura (A-1)
Beat – Toshiki Hayashi(%C) (B-4)
Mastering – Naoya Tokunou
Art Direction – Akinobu Maeda


■drama info

連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」
3月24日(金) 午後11:00
WOWOWにて放送・配信スタート(全10話)
主題歌:Summer Eye「白鯨」

第1話無料公開中!

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.07.09

07/06 (木) 民映研×塩屋 vol.19 ドキュメンタリー映画上映会「奄美の祭り3選」

「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会

【 上映作品 】

民映研作品no.38「佐仁の八月踊り」
民映研作品no.60「奄美のノロのまつり」
民映研作品no.61「奄美のノロのまつり その二」

日時:2023年7月6日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 1,800円 大学生・シニア 1,200円 小・中・高校生 500円
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


「佐仁の八月踊り」民映研作品no.38
(鹿児島県大島郡笠利町佐仁|1983年|30分)

奄美の島々では、旧暦八月を新しい季節の折り目とし、新たな季節の訪れを祝って、アラセツ(旧暦八月初の丙の日)の前夜から八月踊りが踊られる。八月踊りは、単なる娯楽としての芸能ではない。アラセツからシバサシ(アラセツから七日目)にいたる、南国奄美にとっては重大な季節変化に対応した信仰儀礼のひとつである。

「奄美のノロのまつり」民映研作品no.60
(鹿児島県大島郡瀬戸内町阿多地・須子茂|1987年|34分)

「奄美のノロのまつり その二」民映研作品no.61
(鹿児島県大島郡大和村今里・名瀬市大熊|1988年|32分)

奄美、沖縄と続く島々には、村の神事を司る女性、ノロがいる。奄美諸島の多くの集落では、季節の折目と深く結びついたノロのまつりがある。集落の多くは、中央にある広場、ミャーに建つトネヤとアシャゲがあり、まつりは主にここで行われる。

オムケ(お迎え)、旧暦二月初の壬の日。ノロとカミンチュ(神人)が浜でススキを振って海の彼方から神を招き、トネヤに迎える。

オオホリ(お送り)、旧暦四月初の壬の日。迎えた神を海の彼方へ送り返す。

アラホバナ(新穂花)、旧暦六月初の戊の日。アシャゲで稲の初穂をまつる。まつりに先立ち三日ミシャクを作る。ノロは神衣を着、カブリカヅラを被って神となる。ノロが初穂で三日ミシャクをお祓いし、いただく。

ハナレンメ(離島の折り目)、旧暦六月初の壬の日。集落の沖にある島は須子茂の人たちの作物づくりの場。その豊作と海の安全を願うまつりをアシャゲで行う。三日ミシャクや供物がノロに捧げられる。ミャーの口あけともいい、この日から八月踊りが始まる。

ウフンメ(一番大きい折り目)、旧暦七月中の壬の日。

フユンメ(冬の折り目)、旧暦十一月初の庚(戊)の日。トネヤで行う。収穫感謝のまつり。これで一年にわたるノロのまつりが終わる。

アラホバナ、ウフンメ、フユンメの前日には、ユーバントリモチとよぶ行事が行われる。「晩御飯を御馳走する」という意味で、女性はその男兄弟に招かれ、接待を受ける。神酒を取り交わし、男兄弟に生きていくうえでの強い力を与えるのだという。そこには姉や妹が男兄弟を守るという、奄美に古く伝わるオナリ神信仰が息づいている。

姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者

1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。

庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。

1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲

使用されている画像すべて©民族文化映像研究所

カレンダー, 塩屋音楽会, 映画上映|2023.07.06

07/02 (日) まちと公園2023 – どうなる!? SIO9(シオキュー) 塩屋町9丁目市住跡地のこれからを考える

塩屋は海と山に挟まれた谷間に、屋根と屋根が肩を寄せ合うように住宅が建ち並び、ほとんど斜面地によって形成されている町です。平らな場所が少なく、こどもの遊び場にも大人の溜まり場にも乏しい。その分、山や海という大自然に恵まれ、それ自体がこどもにも大人にも大きな遊び場になっています。

そんな塩屋に神戸市が所有する「塩屋町9丁目市営住宅跡地」という1ヘクタールの広大な空き地があります。この空き地は、市営住宅がなくなって40年近く、フェンスで囲まれてきました。4年前に神戸市から有効活用の提案があり、塩屋まちづくり推進会が神戸市と協定を結んで、約4分の1≒2500㎡の土地を管理することになりました。以来、月1~2回、ボランティアが集まってこの場所をよりよくするための作業が継続して行われるようになりました。活動はおもに草刈り。合間にデッキや花壇、階段や小径を作ったり、ピクニックやワークショップが行われることもありました。

とはいえ、春から夏にかけての雑草が生い茂るスピードに疲れた2020年10月、旧グッゲンハイム邸にて「まちと公園」というトークイベントを開催しました。「塩屋町9丁目市営住宅跡地」の活用の未来展望を軸にしたこのイベントには「町の声」として、草刈り参加者から様々な提案がなされました。そのイベント後に、神戸のワイン専門家・宮本健司さんが、雨の少ない、日当たりのいい斜面地はブドウの栽培に適しているように思うのでブドウを植えてみませんか? と提案され、それが大勢の参加者の心に響き、ブドウの栽培に取りかかることになりました。

2021年度に兵庫県のまちなみ緑化事業の補助金を得て、ブドウとその他の樹木、あわせて150本の植栽を増やすことができ、また、杭を打ち、ワイヤーを張ってブドウ畑が整備されました。

2022年には神戸市による「塩屋町9丁目市営住宅跡地活用実証事業」の公募が行われ、双日株式会社が事業者として選定され、スカイカルティベーションの企画により、草木や竹を利用した遊具作り、ワインアカデミー、ウッドデッキの制作など、様々なワークショップが行われました。年度終わりに開催されたマルシェ「塩九青空市」には、予想をはるかに上回る1200名あまりの集客があり、学校行事以外でこれほどの人が塩屋に集うことは今までになく、老若男女あらゆる人が集う豊かな催しとなりました。活動の便宜上、SIO9(シオキュー)と呼ばれるようになったこの場所に「塩九青空市」で初めて訪れた方々は大きな可能性を感じられたことと思います。しかし、実は行政の所有する土地であるがゆえに、この場所の利活用には様々な制約があります。それらは、この土地を守るものである一方、次の展開を阻むものにもなっています。

行政というのは杓子定規で……、と言われがちな中において、様々な試みや柔軟な対応があります。中でも神戸市は、行政主体の試みに画期的なものが多い自治体であるといわれます。住民と行政、まちの声を交差させ方向を探る、SIO9のこれからを考えるトークイベント「まちと公園」を再び開催します。

出演:
□ 町の声 #1
【SIO9にて作業に勤しむみなさん】
・岡本昌子(SIO9ワークショップ部長)
・サラ・デュルト(塩屋まちづくり推進会)
・澤井まり(シオヤコレクション)
・関野阿希子(SIO9建築部長)
・半田まり(SIO9園芸部長)
・久富央治(塩屋ふれあいまちづくり協議会)
・川瀬葉月(すまいるネット)
・岩出郁美(建設局道路計画課)

□ 町の声 #2
【SIO9の活動を助けてくださるみなさん】
・神田拓也(双日株式会社)
・高橋渓(スカイカルティベーション)
・宮本健司(ワイン専門家)

□ 町の声 #3
【SIO9へのアイデアとアドバイス】
・加藤哲史(建築住宅局住宅整備課)
・本田亙(建設局公園部計画課)
・増田匡(神戸市地域協働局)
・山田隆大(北区地域協働課)
・和淵大(建築住宅局政策課) 

□ 町の声 #4
参加者を交えての大討論会

日時:2023年7月2日(日) open 13:30 start 14:00 (終演予定 17:00)
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:500円
主催:塩屋まちづくり推進会×シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

令和5年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。



カレンダー, シオプロ|2023.07.02

06/11 (日) 07/01 (土) 三田村管打団?公開リハをやってみる。

三田村管打団?の公開リハーサルをします。ご飯やお酒を飲み食べしながら、近くで三田村管打団?が演奏をしている。フードには、六甲山系ピカソの美味しいカレーとおつまみ、ドリンクには、SSK軒が選び抜いた日本酒と色々。

【出演】
三田村管打団?

【出店】
SSK軒
六甲山系ピカソ

コロナ禍でも三田村管打団?は演奏の機会に恵まれた方だと思う。野外イベント、マルシェや練り歩き。その間、自主公演は控えてきました。力いっぱい踊ったり、大声を出したりしてもらえる演奏がしたかったので。

この夏、8/27(日)に久しぶりに旧グッゲンハイム邸にて、ワンマンライブをやります。

三田村管打団?は大所帯バンドです。もう何年も会っていないメンバーもいるので、正直何人メンバーがいるのかわからないけど、めっちゃ揃ったら14人とか。

忘れてました、2022年に結成20年を迎えました。
パチパチパチパチー。

ちなみに若いフレッシュなメンバーもいる。そして、女性メンバーの方が多いこのバンド、子どもが2人も3人もいるお母さんもいれば、遠くに転勤になった、拠点を移したメンバーもいる。そういう中でも参加し続ける形態で来れたのはバンドとして誇らしい。

元々は京阪神の仲間で始まったバンドですが、いつの間にか東京・横浜・浜松・金沢と、遠征組が増えた。家族行事も多い。ってか三田村管打団?のライブ自体が、子どもたちの参加も増えて親戚の法事みたいになってきた。

いつもリハーサルはほぼ当日のみ。新曲も増えない。純粋培養。集まるのが大変。なら、もうリハーサルと称して、私たちも飲んで食べてを共有するイベントするしかない。

三田村管打団?公開リハをやってみる。

どうぞよろしくお願いします。

日時:2023年6月11日 (日) open / start 18:00
   2023年7月1日 (土) open / start 18:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:投げ銭
主催:三田村管打団?
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。

三田村管打団? みたむらかんだだん? MITAMURAKANDADAN?

たおやかに吠える しなやかに走る 見事に転ぶ! つまずいた先の助け合いグルーヴ。
2002年結成。かつてはほっこり系爆裂ブラスバンドと冠された、全ての場所を虹色に染め上げる関西が誇る天上の楽団。2013年3rdCD「!!!」発表。普段のライブは8~13人ぐらい編成。女子率が高く、子連れで演奏が当たり前。フェス、ライブハウス、ストリート、保育園、海や山や棚田、電車や船、あらゆるところでの演奏経験あり。2012年〜「片想い」との合体バンド「両想い管打団!」。2015年〜 二階堂和美との「二x三」。2017年にはデンマークに招聘され初の海外公演を行った。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.07.01

07/01 (土) Tango Standards & Beyond, Hiltula-Tanimoto-Tsutsumi Trio

古典タンゴからアストル・ピアソラ、そしてその先へ 〜アルゼンチンタンゴの名曲に酔いしれる

ヴィッレ・ヒルトゥラ ( バンドネオン ) Ville HILTULA, bandoneón
谷本 華子 ( ヴァイオリン ) Hanako TANIMOTO, violin
堤聡子 ( ピアノ ) Satoko TSUTSUMI, piano

グッケンハイム邸は、1909年に建てられた、海辺の美しい洋館です。タンゴの音楽とともに、瀟洒な洋館もお楽しみください。定員に限りがありますので、お早めにご予約くださいませ。皆様のお越しをお待ちしております♪

日時:2023年7月1日 (土) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:3,500 円 (全席自由)
主催:Ville HILTULA
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:villehiltula@gmail.com
※公演会場、氏名、電話番号、枚数をご記入の上送信下さい。


ヴィッレ・ヒルトゥラ ( バンドネオン ) Ville HILTULA, bandoneón

フィンランド出身のバンドネオン奏者でありタンゴ演奏家。長年にわたり、ヨーロッパ各国を始め、アルゼンチン、アメリカ、日本、韓国、ロシアなど世界中で演奏活動を行い、広範囲かつ国際的なキャリアを築いてきた。これまでに Ville Hiltula Tango Cuarteto やLocura Tanguera などといったタンゴ楽団を立ち上げたほか、世界的に知られたタンゴ楽団、Carel Kraayenhof y su Sexteto Canyengue の一員として、2005年から2015年までの10年間演奏活動を行なった。 ソリストとして、ベルギー、アイルランド、ドイツで公演されたAstor Piazzolla’s tango opera Maria de Buenos Airesに参加した。また、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団やオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、アムステルダム・シンフォニエッタ、ラ・テンペスタ室内管弦楽団、Kristjan Järvi & his Absolute Ensembleにも参加している。これまでに、オランダではアムステルダムのコンセルトヘボウやムジークへボウやロッテルダムのデ・ドーレン、モスクワのハウス・オブ・ミュージック、ソフィアにあるブルガリア・ホール、ロンドンのバービカンセンターなど、世界中の有名なコンサート会場で演奏している。テレビ番組での演奏経験もあるほか、オランダのロイヤルファミリーやダライ・ラマに演奏する栄誉にあずかったことがある。神戸在住。現在、日本を拠点に活動中。 www.villehiltula.com

谷本 華子 ( ヴァイオリン ) Hanako TANIMOTO, violin

兵庫県西宮高校音楽科を卒業後、桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコースを経て、ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てカナダ・ブランドン大学で研鑽を積む。日本及びカナダ各地でリサイタルを行うとともに、ソリストとして大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、サンクトペテルブルクシティフィルハーモニック、国立ブルガリア室内オーケストラなどと共演。1999年~2007年の間、サントリー株式会社より1751年製作トマーソ・カルカッシの貸与を受ける。これまで、森田玲子、東儀祐二、東儀幸、田村千恵子、森悠子、江藤俊哉、ナンドール・セデルケニの各氏に師事。現在、ピリオド楽器を用いた古楽の演奏にも取り組み、バロックからモダンにいたるまで時代の枠にとらわれない音楽活動を展開。ソロや室内楽を中心に長岡京室内アンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪、東京バロックプレイヤーズ、ZAZA quartetのメンバーやMusic Dialogueアーティストとして活動するほか、兵庫県立西宮高校音楽科非常勤講師、宝塚ミュージックリサーチ顧問として後進の指導にあたる。■受賞歴 : 全日本学生音楽コンクール中学及び高校の部でそれぞれ全国第1位(兎束賞、東儀賞を受賞)、カナダナショナルヴァイオリンコンクール第2位、シェーンヴァイオリンコンクール第1位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、大阪府「21世紀協会賞」、大阪府知事賞、クリティッククラブ音楽賞など他多数の受賞を重ねる。 http://hanakotanimoto.com

堤聡子 ( ピアノ ) Satoko TSUTSUMI, piano

京都市立芸術大学卒業。以来、ソロ・室内楽での活動の他、作曲家とのコラボレーションをはじめ、新作の初演等にも継続的に取り組む。松方音楽賞大賞受賞。スウェーデン・リンシェピング音楽祭『MUSIK DAGAR』にてソロリサイタル。ロシア・モスクワ音楽院大ホールに於ける同音楽院主催音楽祭『Nihon-no Kokoro』にてソロ委嘱作品世界初演。神戸新聞文化財団主催「松方ホール音楽賞大賞受賞記念リサイタル」「堤聡子リサイタル~ロマン主義の見えざる水脈を辿って~」開催。作曲家/演奏家/美術家によるユニット“音色工房”の旗揚げ公演〈モノオペラ 邪宗門〉に参加、コアメンバーとなる。同時代作曲家との共同を活動の主としつつ、その一方で F.リスト作曲ピアノ協奏曲第1番、S.ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番、G.ガーシュウィン作曲ピアノ協奏曲ヘ調 等のソリストをつとめる。2015年、拠点を京都から神戸に移し、ワオンレコードより『花影の小径 〜堤聡子(ピアノ)×才村昌子(銅版画)の世界〜』(レコード芸術誌準推薦)を発売。アンサンブルシリーズ『atelier VITIS』主催。ピアノを上野真、O.ガルドン、田隅靖子、渡辺純子の各氏に、室内楽をC.イヴァルディ氏に、チェンバロを春山操氏に師事。

カレンダー, 塩屋音楽会|2023.07.01

塩屋音楽会共催企画 (2023.07)

旧 グ ッ ゲ ン ハ イ ム 邸 / 塩 屋 音 楽 会 共 催 企 画   2 0 2 3 年 7 月
神 戸 の 西 の 海 辺 の 洋 館 の 音 楽 会

1 (土) Tango Standards & Beyond : Hiltula-Tanimoto-Tsutsumi Trio
open 13:30 start 14:00 / 予約 3,500円 当日 4,000円

古典タンゴからアストル・ピアソラ、そしてその先へ 〜アルゼンチンタンゴの名曲に酔いしれる

ヴィッレ・ヒルトゥラ (バンドネオン)
谷本華子 (ヴァイオリン)
堤聡子 (ピアノ)

1 (土) 三田村管打団?公開リハをやってみる。
open & start 18:00 / 投げ銭

三田村管打団?の公開リハーサルをします。盛況だった6月に続いて第二弾。ご飯やお酒を飲み食べしながら、近くで三田村管打団?が演奏をしている。フードには、六甲山系ピカソの美味しいカレーとおつまみ、ドリンクには、SSK軒が選び抜いた日本酒と色々。

出演:三田村管打団?
出店:SSK軒 / 六甲山系ピカソ
  

2 (日) まちと公園2023 – どうなる!? SIO9(シオキュー) 塩屋町9丁目市住跡地のこれからを考える
open 13:30 start 14:00 / 参加料 500円

町の声 #1
SIO9にて作業に勤しむみなさん

・岡本昌子(SIO9ワークショップ部長)
・サラ・デュルト(塩屋まちづくり推進会)
・澤井まり(シオヤコレクション)
・関野阿希子(SIO9建築部長)
・半田まり(SIO9園芸部長)
・久富央治(塩屋ふれあいまちづくり協議会)
・川瀬葉月(すまいるネット)
・岩出郁美(建設局道路計画課)

町の声 #2
SIO9の活動を助けてくださるみなさん

・神田拓也(双日株式会社)
・高橋渓(スカイカルティベーション)
・宮本健司(ワイン専門家)

町の声 #3
SIO9へのアイデアとアドバイス

・加藤哲史(建築住宅局住宅整備課)
・本田亙(建設局公園部計画課)
・増田匡(神戸市地域協働局)
・山田隆大(北区地域協働課)
・和淵大(建築住宅局政策課) 

町の声 #4
参加者を交えての大討論会

6 (木) 民映研×塩屋 vol.19 ドキュメンタリー映画上映会「奄美の祭り3選」
open 19:00 start 19:30 / 一般 1,800円 大学生・シニア 1,200円 小・中・高校生 500円

民映研作品no.38「佐仁の八月踊り」
民映研作品no.60「奄美のノロのまつり」
民映研作品no.61「奄美のノロのまつり その二」

旧暦八月を新しい季節の折り目とする南国奄美にとって、重大な季節変化に対応した信仰儀礼のひとつである八月踊り。また、同じように季節の折目と深く結びついているノロ(村の神事を司る女性)のまつりを取り上げます。

9 (日) Summer Eye 1st Japan Tour 大好
open 18:30 start 19:00 / Ticket: ¥3,800(+Drink)25才以下は¥1,000 OFF!!!

— THANK YOU SOLD OUT —
“Summer Eye Sound Syndicate”

夏目知幸 (Summer Eye) – Vo + Guitar
浜公氣 (CELLAR RECORDS) – Drums
ぱるぷんて永井 (BEATSEX, qoyun) – Bass
牧野琢磨 (NRQ) – Guitar
おじまさいり (CASIOトルコ温泉, neco眠る) – Synth
佐藤剛志 (TYTL) – Percussion

20 (木) 旧グッゲンハイム邸見学会(無料一般公開)
open 12:00 close 17:00 / 予約不要無料

月に一度の一般開放日です。案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。どうぞお気軽に足をお運びください。

21 (金) 棚レコプレゼンツ「しおかぜのまたさにー」
open 19:00 start 19:30 / 予約 2,500円 当日 3,000円

柳瀬瑛美
ゆりとゆうたとまこと (from 音遊びの会)
岡村基紀 (from odd eyes, Yan Conk)
風の又サニー with 稲田誠

フード:六甲山系ピカソ
ドリンク:SSK軒

29 (土) Utautai lilly LIVE 海辺の庭で種を蒔く
open 13:30 start 14:00 / 予約 3,500円 当日 4,000円

うたうたいりりぃ (vo.gt)
石川真由子 (flute)
鈴木雄大 (Flugelhorn)
根本理恵 (violin)
TKO (percussion)

出店:ぽんぽこCoffee / dough dough

30 (日) 塩屋の「三角屋根の家」旧後藤邸とは?
open 18:00 start 18:30 / 参加無料

塩屋の海際、紀淡海峡を見渡す高台に旧後藤邸と呼ばれる赤と黒の三角屋根の洋館があります。大正中期に武田常次郎邸宅として、建築家設楽貞雄氏によって設計され、田中仙吉氏によって施工されたとされるこの建物は、のちに後藤末二氏の手に渡り、現在は神戸市の所有となり、旧後藤邸として神戸市の「景観形成重要建造物」に指定されています。

旧後藤邸は、その素晴らしいロケーション、西洋風の建築と日本の伝統的な技法による建物を融合させた独特の魅力的な佇まいがどうなるのか、現在の状態を心配されている方も多いと思います。昨年、最新機器を用いた実測調査が行われました。その成果と建築的特徴に関する考察、そして旧後藤邸のこれまでとこれからを考えたいと思います。

岡村健太郎 [近畿大学建築学部准教授、建築史家]
片田友樹 [建築家、micelle ltd.主宰]
高森順子 [情報科学芸術大学院大学研究員、阪神大震災を記録しつづける会事務局長]
森本アリ [旧グッゲンハイム邸管理運営、シオヤプロジェクト]


予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
http://www.nedogu.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」とし、
ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日と水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。

共催:塩屋音楽会

JR/山陽電鉄塩屋駅より徒歩5分。大阪より電車で40分三宮より電車で17分。駐車場はありません。

塩屋音楽会|2023.07.01

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