07/30(日) 塩屋の「三角屋根の家」 旧後藤邸とは?

塩屋の海際、紀淡海峡を見渡す高台に旧後藤邸と呼ばれる赤と黒の三角屋根の洋館があります。遠目にも目立つ洋館に対して、仰ぎ見る位置からは容易にうかがい知れない低い大きな和館がくっついた建物で、スタジオジブリの映画『となりのトトロ』のサツキとメイの家みたい、というとわかりやすいかもしれません。

大正中期に武田常次郎邸宅として、建築家設楽貞雄氏によって設計され、田中仙吉氏によって施工されたとされるこの建物は、のちに後藤末二氏の手に渡り、現在は神戸市の所有となり、旧後藤邸として神戸市の「景観形成重要建造物」に指定されています。大森一樹監督の映画『花の降る午後』のロケ地としても知られています。

旧後藤邸は、その素晴らしいロケーション、西洋風の建築と日本の伝統的な技法による建物を融合させた独特の魅力的な佇まいがどうなるのか、現在の状態を心配されている方も多いと思います。昨年、最新機器を用いた実測調査が行われました。その成果と建築的特徴に関する考察、そして旧後藤邸のこれまでとこれからを考えたいと思います。

具体的には、実測説明、歴史的位置付け、現代的目線で見た意匠的な面白さ、旧後藤邸のこれまでとこれから、写真で綴るかつての塩屋、建物と街の記録について、客観的で複眼的な記録が果たす役割について話します。

登壇:
岡村健太郎 [近畿大学建築学部准教授、建築史家]
片田友樹 [建築家、micelle ltd.主宰]
高森順子 [情報科学芸術大学院大学研究員、阪神大震災を記録しつづける会事務局長]
森本アリ [旧グッゲンハイム邸管理運営、シオヤプロジェクト]

日時:2023年7月30日(日) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:参加無料
主催:シオヤプロジェクト
共催:近畿大学建築学部都市・建築史研究室

令和5年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

 予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

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