06/30 (日) Kaori Takaishi Piano Recital クラシックコンサート・シリーズ Vol.4

プログラム
ショパン:24の前奏曲 Op.28

ゲストとともに (増田喜嘉 cello)
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
久石譲:「風の谷のナウシカ」より組曲5つのメロディー

クラシックコンサートシリーズ第4回は、神戸市出身アメリカ在住の国際派チェリスト増田喜嘉さんをお迎えします。一年半前、帰国中の増田さんのコンサートに足を運びその情熱的な演奏に心を打たれました。いつか共演できたら、 という願いが旧グッゲンハイム邸にて実現できることを、夢のように思っております。増田さんの奏でる熱く温かいチェロの世界をどうぞお楽しみに

前半のピアノソロは、ショパンの24の前奏曲に初挑戦します。人生の折り返し地点にきた時、自然とこの作品に向き合いたい気持ちが湧き起こってきました。ショパンの溢れるメッセージをお伝えできれば幸いです。

日時:2024年6月30日 (日) open 13:00 start 13:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:3,500円 (全席自由 / 定員70名) 休憩時にドリンクサービス付
主催:オフィスフェリーチェ
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:オフィスフェリーチェ

Tel: 090-4864-9185
(留守番電話に切り替わります。メッセージを残していただけたら、折り返しご連絡させていただきます)

Mail: classic.felice@gmail.com

※靴を脱いでご入場いただきます。会場にスリッパがございますが、必要な方はご持参ください。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。


高石香 Kaori Takaishi (ピアノ)

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学大学院音楽研究科修了。
イタリア・スコントリーノ音楽院修士課程修了。(財) 兵庫県芸術文化協会より
平成21年度坂井時忠音楽賞を受賞。NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。
第3回フランツ・リスト国際ピアノコンクール(伊)第2位(最高位)
第8回ジャン・フランセ国際ピアノコンクール(仏)第2位(最高位)
第13回G.カンポキアーロ国際音楽コンクール(伊)第1位
第12回B.アルバネーゼ音楽コンクール(伊)第1位
その他、国内外のコンクールに多数入賞。
2022 年より地元 塩屋の旧グッゲンハイム邸を舞台に年2回のクラシック
コンサートシリーズを展開、好評を博す。
同志社女子大学嘱託講師、ヤマハスペシャルレッスン講師。西宮音楽協会会員。
公式ホームページ : http://www.pianista-kaorina.jp/

増田喜嘉 (チェロ) Yoshika Masuda

神戸市生まれ。5歳よりチェロを始める。12歳で渡豪以来、欧米を中心に活躍している国際派チェリスト。
現在ロサンゼルスを拠点に演奏者・指導者として活躍し、近年は日本での演奏活動も広げている。
近年、イギリス、カナダ、アメリカ、韓国などの音楽祭で定期的に演奏。
第11回ビバホールチェロコンクール第1位、アメリカ全国ヤング・アーティストコンクール弦楽部門第 1位、
オーストラリア音楽協奏曲コンクール第1位、ヤマハ・ヨーロッパ音楽財団弦楽コンクール第1位など多数受賞。
メキシコ、イギリス、英国、オーストラリア、アメリカのオーケストラと共演、好評を博す。
英国王立ノーザン音楽院を首席卒業。同時に学長賞、レナード・ローズ・チェロ賞を受賞。
その後、米国カリフォルニア大学にて博士号を取得。
現在チャップマン大学・ホールムスコ音楽院・弦楽科長、助教授。
2024年にAvie Recordsからリリースされたデビューアルバム「秘めた情熱(Hidden Flame)」は、
すでにイギリスのラジオ番組 ClassicFM にて「Discovery of the Week] として選出される。
女性作曲家の作品に焦点をあてた充実のプログラムが収められいる。
今後が最も期待されるチェリストである。Official HP www.yoshicello.com

塩屋音楽会|2024.06.30

6/17 (月) 中村祐子オルガンワークショップ

旧グッゲンハイム邸にある足踏みオルガン(明治39年製造)は完全修復された後、コンサート等で静かに活躍してきました。足踏みによって送られた風が内部のリードを鳴らすこの鍵盤楽器の息づかいに魅了された方も多く、その音色は人の心に寄り添ってくれるようでもあります。

この度、広く多くの方々にもっと身近にオルガンに触れ、聴いて頂きたいとワークショップを企画しました。シャワーを浴びるが如く、オルガンの音世界にひたりませんか?

日時:2024年6月17日 (月) 14:00 – 18:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:[A] 1,000円 [B-1/B-2] 2,000円 [聴講] 500円 お子さま無料
主催:中村祐子
共催:塩屋音楽会

[A] 全く初めて
14:00 – 15:00 / 1,000円 (定員3名)

[B-1] 鍵盤の経験あり(自分の弾きたい譜面ご持参)
15:00-16:00 / 2,000円 (定員3名)

[B-2] オルガン経験者(どんどん弾いて沢山聴きたい人向け / 自分の譜面ご持参)
16:30 – 18:00 / 2,000円 (定員4名)

[聴講] どなたでも
前半 14:00 – 16:00 / 500円 (お子様無料)
後半 16:30 – 18:00 / 500円 (お子様無料)

※それぞれのお終いに中村祐子のミニコンサートがあります

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。

お問い合わせ:080-9683-2781 (中村祐子)


中村祐子

キリスト教の牧師の家庭に生まれ、6歳より教会のオルガニストだった山村直子氏にピアノ教育、後にリードオルガン奏法の指導を受ける。1984年、国立音楽大学教育音楽科卒業。在学中からパイプオルガンを学ぶ。結婚後、夫の転勤により渡英。1991年〜1996年までジョン・ウエッバー氏に師事し、Associated Board の検定試験(パイプオルガン)最終級までを取得。教会での礼拝奏楽と、教会を越えた場で演奏楽器としてのリードオルガンの魅力を広く発信し現在に至る。2023年ドイツにてハルモニウムのマスタークラス受講。

塩屋音楽会|2024.06.17

06/13 (木) Piotr Kurek「Peach Blossom」

Piotr Kurekという音楽家からメールが来た。少し前に来たベルギーのLieven Martensの紹介だという。旧グッゲンハイム邸には海外から多くのメールが来る。貼られたリンクで音源を視聴するが、早々に音源を聴くのを止めて返信することが多い。

Piotr Kurekの音源は特別で、すぐに友人たちもリンクをシェアし、彼らからも賛同の連絡が来た。声を中心とした録音をデジタル化し、旋律化し、編集したもの。電子とアコースティックを抽象的に一体化したその独特な有機的な手触り(?)、耳心地。美しく怪しく、そして暖かく、中毒性のある心地良さ。その不思議な世界観に引き込まれ、繰り返し聴いてしまう。

ぜひご一聴を。
「Peach Blossom」」
https://mondoj.bandcamp.com/album/peach-blossom

live
Piotr Kurek
三浦康嗣(□□□)
森本アリ+山本信記

DJ
野中哲士 (Ultra Living)

Food
ワンダカレー店

日時:2024年6月13日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円 U25割引 1,500円
主催:Piotr Kurek
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


Piotr Kurek(ピョートル・クレック)

ワルシャワを拠点とするミュージシャンでありマルチ楽器奏者であるピョートル・クレックは、多種多様な楽器とテクニックを使用して、人間の声を中心とした音楽を作り上げるために、多様なアプローチと影響のタペストリーを複雑に織り上げています。クレックはソロ活動で知られる一方、他のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、Unsound, Mondoj, Edições CN, and Hands In The Dark,などの著名なレーベルからのリリースで多才さを発揮しています。

ピョートル・クレックは、Unsound、CTM、OFF、TodaysArt、UH Fest などの数多くの音楽フェスティバルで作品を発表するなど、幅広く演奏してきたほか、ポーランド内外の大規模なツアーにも参加しています。彼は SHAPE プラットフォームと、Can’s Found Sound Nation の Bang による OneBeat の卒業生です。近年では、スウェーデンのストックホルムにあるEMSや韓国の安山にある京畿クリエーションセンターのレジデンシーにも招待されました。

彼は、セバスティアン・ミハイレスク『Mammalia』(ベルリナーレ、2023年)、マグヌス・フォン・ホルン監督の『Sweat』(2020年カンヌ公式セレクション)など、短編映画と長編映画の両方の音楽を手掛けている。彼は、TR ワルシャワの著名なポーランドの演劇監督グジェゴシュ・ヤルジナや、北京のペーパー・タイガー・シアター・スタジオのティアン・ゲビンと定期的にコラボレーションしています。彼の最近の作品には、リトアニア国立演劇劇場の新しいステージを開いたヤルジナの「ソラリス 4」や、ミュンヘナー・カンマーシュピーレのためのティアン・ゲビンの「心臓の部屋の断片」などがあります。彼のさまざまな劇場作品からの音楽は、「A」というタイトルのリリースに集められました。 Sacrifice Shall Be Made / All The Wicked Scenes』は、2020年にワルシャワのインプリントMondojからリリースされました。

https://www.piotr-kurek.com

三浦康嗣(みうらこうし)

音楽家。□□□主宰。スカイツリー合唱団長。
誰に頼まれた訳でもなく音楽をつくりはじめる。やがて人につくってと頼まれるようになる。
□□□のほぼ全ての楽曲の作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱・トラックメイクほか。
ライブアクト・DJ。アーティスト・インスタレーション・映像・Webサイト・舞台公演・ラジオ等の、音楽監修・プロデュース・演出・楽曲制作・演奏・歌唱・ナレーション・ミックス・リミックスほか。ラジオパーソナリティー・ワークショップ講師・選曲・雑誌連載・トーク・翻訳・料理等、いつしか頼まれごとは多岐に渡るように。

山本信記+森本アリ

ご近所デュオ、共にトランペットと電子楽器が好き。塩屋楽団など一緒に音楽を奏でることは多いがデュオは2度目。

山本信記(やまもとのぶき) trumpet,synth 大原裕のブラスバンド「LIVE! LAUGH!」、スカバンド「Hi-Kings」に参加(Hi-Kingsでは、1999年にRico Rodriguezのtour bandをつとめる)。現在、江崎將史(trumpet)と喜多村朋太(organ)とのチェンバースカバンド「popo」や、武村篤彦(泊)との御幸楽DJユニット「モダンDJ特選集」などで活動。

森本アリ(もりもとあり) 神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。映画「繕い裁つ人」に神父役にて米粒ほどの出演。

野中哲士

Ultra Livingとして野中太久磨とともに,HiMとしてDoug Scharinらとともにアルバムやシングルを国内外でリリース。地面から生えてきたみたいな音楽が好き。最近はギリシャの大衆音楽レベティコをブズーキで演奏するのが楽しい。


Piotr Kurek

A Warsaw-based musician and composer.

Drawing on a diversity of approaches and influences, he creates hypnotic music centered on the human voice and occasionally composes for film and theatre. Known to work as a solo musician, but also as part of various collaborations, he has released music on Unsound, Edições CN, Mondoj, Hands In The Dark, Black Sweat Records, Dunno, Sangoplasmo and other labels.

Piotr Kurek has performed extensively, presenting his work at numerous music festivals like Unsound, CTM, OFF, TodaysArt and UH Fest, as well as participating in extensive tours in Poland and abroad. He is an alumni of SHAPE platform and OneBeat by Bang on a Can’s Found Sound Nation. In recent years, he was also invited to residencies at EMS in Stockholm, Sweden and Gyeonggi Creation Center in Ansan, South Korea.

He has scored both short and feature length films, including Sebastian Mihăilescu “Mammalia” (Berlinale 2023), Magnus von Horn’s “Sweat” (Cannes Official Selection 2020). He is a regular collaborator of an acclaimed Polish theatre director Grzegorz Jarzyna from TR Warszawa, as well as Tian Gebing from Beijing’s Paper Tiger Theatre Studio. Among his recent productions are Jarzyna’s “Solaris 4” which opened the New Stage of the Lithuanian National Drama Theatre, as well as Tian Gebing’s “Heart Chamber Fragment” for Münchner Kammerspiele. Music from his various theatre productions was collected into a release titled “A Sacrifice Shall Be Made / All The Wicked Scenes” released by Warsaw imprint Mondoj in 2020.

https://www.piotr-kurek.com

塩屋音楽会|2024.06.13

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