06/13 (木) Piotr Kurek「Peach Blossom」

Piotr Kurekという音楽家からメールが来た。少し前に来たベルギーのLieven Martensの紹介だという。旧グッゲンハイム邸には海外から多くのメールが来る。貼られたリンクで音源を視聴するが、早々に音源を聴くのを止めて返信することが多い。

Piotr Kurekの音源は特別で、すぐに友人たちもリンクをシェアし、彼らからも賛同の連絡が来た。声を中心とした録音をデジタル化し、旋律化し、編集したもの。電子とアコースティックを抽象的に一体化したその独特な有機的な手触り(?)、耳心地。美しく怪しく、そして暖かく、中毒性のある心地良さ。その不思議な世界観に引き込まれ、繰り返し聴いてしまう。

ぜひご一聴を。
「Peach Blossom」」
https://mondoj.bandcamp.com/album/peach-blossom

live
Piotr Kurek
三浦康嗣(□□□)
森本アリ+山本信記

DJ
野中哲士 (Ultra Living)

Food
ワンダカレー店

日時:2024年6月13日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円 U25割引 1,500円
主催:Piotr Kurek
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


Piotr Kurek(ピョートル・クレック)

ワルシャワを拠点とするミュージシャンでありマルチ楽器奏者であるピョートル・クレックは、多種多様な楽器とテクニックを使用して、人間の声を中心とした音楽を作り上げるために、多様なアプローチと影響のタペストリーを複雑に織り上げています。クレックはソロ活動で知られる一方、他のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、Unsound, Mondoj, Edições CN, and Hands In The Dark,などの著名なレーベルからのリリースで多才さを発揮しています。

ピョートル・クレックは、Unsound、CTM、OFF、TodaysArt、UH Fest などの数多くの音楽フェスティバルで作品を発表するなど、幅広く演奏してきたほか、ポーランド内外の大規模なツアーにも参加しています。彼は SHAPE プラットフォームと、Can’s Found Sound Nation の Bang による OneBeat の卒業生です。近年では、スウェーデンのストックホルムにあるEMSや韓国の安山にある京畿クリエーションセンターのレジデンシーにも招待されました。

彼は、セバスティアン・ミハイレスク『Mammalia』(ベルリナーレ、2023年)、マグヌス・フォン・ホルン監督の『Sweat』(2020年カンヌ公式セレクション)など、短編映画と長編映画の両方の音楽を手掛けている。彼は、TR ワルシャワの著名なポーランドの演劇監督グジェゴシュ・ヤルジナや、北京のペーパー・タイガー・シアター・スタジオのティアン・ゲビンと定期的にコラボレーションしています。彼の最近の作品には、リトアニア国立演劇劇場の新しいステージを開いたヤルジナの「ソラリス 4」や、ミュンヘナー・カンマーシュピーレのためのティアン・ゲビンの「心臓の部屋の断片」などがあります。彼のさまざまな劇場作品からの音楽は、「A」というタイトルのリリースに集められました。 Sacrifice Shall Be Made / All The Wicked Scenes』は、2020年にワルシャワのインプリントMondojからリリースされました。

https://www.piotr-kurek.com

三浦康嗣(みうらこうし)

音楽家。□□□主宰。スカイツリー合唱団長。
誰に頼まれた訳でもなく音楽をつくりはじめる。やがて人につくってと頼まれるようになる。
□□□のほぼ全ての楽曲の作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱・トラックメイクほか。
ライブアクト・DJ。アーティスト・インスタレーション・映像・Webサイト・舞台公演・ラジオ等の、音楽監修・プロデュース・演出・楽曲制作・演奏・歌唱・ナレーション・ミックス・リミックスほか。ラジオパーソナリティー・ワークショップ講師・選曲・雑誌連載・トーク・翻訳・料理等、いつしか頼まれごとは多岐に渡るように。

山本信記+森本アリ

ご近所デュオ、共にトランペットと電子楽器が好き。塩屋楽団など一緒に音楽を奏でることは多いがデュオは2度目。

山本信記(やまもとのぶき) trumpet,synth 大原裕のブラスバンド「LIVE! LAUGH!」、スカバンド「Hi-Kings」に参加(Hi-Kingsでは、1999年にRico Rodriguezのtour bandをつとめる)。現在、江崎將史(trumpet)と喜多村朋太(organ)とのチェンバースカバンド「popo」や、武村篤彦(泊)との御幸楽DJユニット「モダンDJ特選集」などで活動。

森本アリ(もりもとあり) 神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。映画「繕い裁つ人」に神父役にて米粒ほどの出演。

野中哲士

Ultra Livingとして野中太久磨とともに,HiMとしてDoug Scharinらとともにアルバムやシングルを国内外でリリース。地面から生えてきたみたいな音楽が好き。最近はギリシャの大衆音楽レベティコをブズーキで演奏するのが楽しい。


Piotr Kurek

A Warsaw-based musician and composer.

Drawing on a diversity of approaches and influences, he creates hypnotic music centered on the human voice and occasionally composes for film and theatre. Known to work as a solo musician, but also as part of various collaborations, he has released music on Unsound, Edições CN, Mondoj, Hands In The Dark, Black Sweat Records, Dunno, Sangoplasmo and other labels.

Piotr Kurek has performed extensively, presenting his work at numerous music festivals like Unsound, CTM, OFF, TodaysArt and UH Fest, as well as participating in extensive tours in Poland and abroad. He is an alumni of SHAPE platform and OneBeat by Bang on a Can’s Found Sound Nation. In recent years, he was also invited to residencies at EMS in Stockholm, Sweden and Gyeonggi Creation Center in Ansan, South Korea.

He has scored both short and feature length films, including Sebastian Mihăilescu “Mammalia” (Berlinale 2023), Magnus von Horn’s “Sweat” (Cannes Official Selection 2020). He is a regular collaborator of an acclaimed Polish theatre director Grzegorz Jarzyna from TR Warszawa, as well as Tian Gebing from Beijing’s Paper Tiger Theatre Studio. Among his recent productions are Jarzyna’s “Solaris 4” which opened the New Stage of the Lithuanian National Drama Theatre, as well as Tian Gebing’s “Heart Chamber Fragment” for Münchner Kammerspiele. Music from his various theatre productions was collected into a release titled “A Sacrifice Shall Be Made / All The Wicked Scenes” released by Warsaw imprint Mondoj in 2020.

https://www.piotr-kurek.com

塩屋音楽会|2024.06.13

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