「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会
【 上映作品 】
民映研作品 no.102『太平洋の中の新島―火山島・新島の成り立ち』
民映研作品 no.104『集落の成り立ち』
伊豆諸島の新島村を取り上げ、島と集落の成り立ちを追った記録映像の二本立てになります。
日時:2020年2月28日 (金) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 1,500円 大学生・シニア 1,000円 小・中・高校生 500円【おやつ付き】
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会
共催:塩屋音楽会
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。
『太平洋の中の新島―火山島・新島の成り立ち』民映研作品 no.102
(1997年|30分 撮影地:東京都新島村本村・若郷・式根島)
人はどのような地に自らの生活場所を開いていったのだろう。伊豆諸島、新島村は、新島本島、式根島の二つの有人島と、地内島、早島、鵜渡根島の三つの無人島からなる。この姿を形成するまでの約10万年の間、20近い火山の活動があったとされる。新島本島には、南に向山、北に峰路山、宮塚山といった火山があり、中央部には山地に挟まれた火山灰台地がある。この台地は、886年の海底火山の大噴火でできた。火山灰台地は水を通しやすく、山地に挟まれた地形も働いて、島の地下に水を豊かに貯えてきた。
新島の島々の現在の姿は、度重なる火山爆発と風化や浸食の中で形成されたものである。人はその火山島の特徴を生かして暮らしてきた。火山島の恵みである温泉。噴火口跡の地形を活かして開かれた畑。岩礁によりつく豊かな海の幸。家材やガラス工芸に利用される石など。火山島であることを生かして生活を築いてきたのである。
『集落の成り立ち』 民映研作品 no.104
(1997年|40分 撮影地:東京都新島村本村・若郷・式根島)
新島には、三つの集落がある。本島の中央部にある本村、北西部にある若郷、そして南西に浮かぶ式根島。冬、強い風が吹きすさぶ。新島の集落は、西風から身を守るように作られている。海岸の防風林・浜ン森。風が吹抜けないよう曲がった道。新島産坑火石製の塀。数件の家々に残る屋敷林。屋敷構えは大屋と隠居の2棟を中心に、便所、豚小屋、天水タンクをはじめ苗場、炭ガマまでもが、庭を囲んで配置されている。家は人間生活の基礎である。その基礎を築きながら人々の暮らしは、外へ広がっていった。新島南部の石山には、坑火石の採掘場がある。火山活動によって形成された坑火石は、手鋸でも切れる軽石で、人々は、山から坑火石を切ってはおろし、家や町並みを築いていった。
姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者
1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。
庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。
1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲
使用されている画像すべて©民族文化映像研究所
「早瀬優香子って知ってる?」とひとに尋ねるとき、返事はたいてい二つある
「もちろん!」か「誰それ?」だ
そして不思議と中間の「なんとなく聞いたことが、、」はない
知ってる人は当然知っているし知らない人は全く知らない
このような扱いのミュージシャンは他にいるだろうか
ジョセフ・スペンス
ホーリー・ドレイク
成田雲竹
バスコム・ラマー・ランスフォード
デビッド・チューダー
たとえば彼らに共通することはなんだろう
・その筋には知られているが一般的とは言えないマニアックな魅力
・知ったら必ず好きになるほどの強く人を惹きつけるオリジナリティ
・その音楽の紛れもない高いクオリティと表現力/説得力
うーん、、微妙に違います!
じつは、彼らの共通点は「皆すでに聴く前からその音楽が好き」ということです
なんと、早瀬優香子を知るということは「好きだから知ることができる」のであって「聴いてから好きになるのではない」
なので、一度でも聴けばその名を忘れることはありえない
ニーチェ曰く「人間は原因と結果をいつも取り違える」
つって以下アリくんからのメール↓
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稲田さん
黒田くん
山本さん
稲田さん、ごめん、言ってた女性歌手の名前が出てこない。
すいません、僕知識不足で馴染みがなくて、あの人でやりましょう。
すいません、1月はどうしても年始から押せ押せで2月の作業が遅れます。
日程調整世路死苦!
まずは稲田さんおしえてーーー
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(稲田誠)
日時:2020年2月27日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:無料(予約不要)
主催:森本アリ
共催:塩屋音楽会
出店:喫茶ゆすらご
問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
稲田誠 Inada Makoto
明石在住のコントラバス奏者。棚レコード代表。PAAP、Brazilという自己のバンドやAurora(川端稔sax,vo/青野忠彦ds)、千野秀一pエレクトリックトリオ(楯川陽二郎ds)、水谷康久saxトリオ(半野田拓g,key)、真夜中ミュージック(三沢洋紀g,vo/中尾勘二sax/植野隆司g/山本達久ds)、DODDODO+稲田誠、等のユニットでベースを弾き、ときどき歌う。ゑでぃまぁこん、TEASI、Gofish、泊、のうしんとうのレコーディングエンジニア担当。http://www.rose.sannet.ne.jp/tana/
黒田誠二郎
きつとふいくしよんと思う。ゆえに注釈は余計となる。欲しいのは遠く、自分の筆致だ。所定の場所にはギターと眼鏡が一式、必要不可欠とまぁ言える。それは黒田誠二郎。
タンブラー https://seiiijiiiro.tumblr.com/
山本信記
trumpet,synth 大原裕のブラスバンド「LIVE! LAUGH!」、スカバンド「Hi-Kings」に参加(Hi-Kingsでは、1999年にRico Rodriguezのtour bandをつとめる)。現在、江崎將史(trumpet)と喜多村朋太(organ)とのチェンバースカバンド「popo」や、武村篤彦(泊)との御幸楽DJユニット「モダンDJ特選集」などで活動。
森本アリ
神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。映画「繕い裁つ人」に神父役にて米粒ほどの出演。
演奏者:
B.ボルド(馬頭琴、ホーミー、イケル、トブショール、ツォール、英雄叙事詩)
L.クグルシン(ドンブラ、歌)
司会解説:
西村幹也(NPO法人しゃがぁ理事長)
日時:2020年2月24日 (月祝)
12:30-13:30 馬頭琴、ドンブラなど楽器体験の部
14:00-16:00 コンサートの部
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:楽器体験 無料 (カンパ箱設置)
コンサート 予約・当日ともに 2,500円
主催:NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ
共催:塩屋音楽会
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。
B.ボルド
モンゴル国バヤンウルギー県ボヤント郡在住のウリヤンハイモンゴル人。モンゴル国によって認定されたわずか9名の英雄叙事詩の歌い手の一人。馬頭琴の他、馬頭琴の原型となるイケル、縦笛ツォール、二弦の撥弦楽器トプショールなどを独学で習得した。ホーミーも歌える。ウリヤンハイモンゴル人はモンゴル文化の源流を今に伝える人々として広く認められており、きわめて希有な演奏者の初来日になる。
L.クグルシン
ドンブラを弾き語る父親の傍らで独学でドンブラを習得。医師として30年間を草原地域で暮らしたが、その間、古老たちよりたくさんの歌を学んだ。すばらしい歌声が有名となり、演奏依頼が後を絶たず、その腕前と歌声を披露しつづけ、第一文化功労者賞を受賞するに至る。モンゴル地域のカザフ人に伝わる古い楽曲を知る希有な存在。(2007~来日)
西村 幹也
(NPO 法人北方アジア文化交流センターしゃがあ理事長)
モンゴル地域にて1991年より毎年フィールドワークをおこない、現地から得た情報をもとに情報誌の発行、コンサート等のイベント企画、博物館の運営等をおこなっている。特にモンゴル国北部にてトナカイを飼って暮らすトゥバ人、モンゴル人を対象に長年フィールドワークを継続しておこない、現地の人々からは家族として受け入れられ、信頼も厚い。これまでの活動が認められ、2012年にはモンゴル国より友好勲章を授与されている。専門は、文化人類学、宗教人類学(シャーマニズム)「もっと知りたい国モンゴル」他、共著多数。
出演:森ゆに
オープニングアクト:ペ・ド・グ
出店:ルリカケス・せと果
日時:2020年2月22日 (土) open 19:00 start 20:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 3,000円 当日 3,500円
主催:シカゴキカク
共催:塩屋音楽会
ご予約・お問い合わせ
chicagokikaku@gmail.com
件名に[2/22 森ゆに release tour 予約]と明記の上、お名前・お電話番号・チケット枚数をご記入頂き、お申し込み下さい。
確認後、折り返しご返信致します。
森ゆに / Mori Yuni
シンガーソングライター、ピアニスト。
バンド活動を経て、2009年よりソロ活動開始。これまでに弾き語りによるオリジナルアルバムを3作品発表。2012年にはシューベルトの歌曲を収めた小品集「シューベルト歌曲集」を制作。
https://moriyuni.net/
OA:ペ・ド・グ
「旧グッゲンハイム邸」裏の長屋の住人により結成された脱力トランペット集団。普段は5人から10人程度で演奏。ライブハウスでの演奏から野外、路上、パーティー、結婚披露宴、あらゆるところに出没する。完全素人で上達しないをモットーとするが技術以外で心を打たれる。
photo:片岡杏子
2月の見学会も、いつも通り第三木曜日に行います。案内などは特になく、時間内に出入り自由としています。様々な資料を閲覧できます。予約不要ですので、どうぞお気軽に足をお運びください。
日時:2020年2月20日 (木) 12:00~17:00(随時)
料金:無料(予約不要)
お問い合わせ:
旧グッゲンハイム邸
兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17
TEL: 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail: guggenheim2007@gmail.com
URL: http://www.nedogu.com
Soggy Cheerios is
鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)
直枝政広(カーネーション)
DJ:安田謙一(ロック漫筆家)
日時:2020年2月15日 (土) open 18:30 start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 4,000円 当日 4,500円
主催:Cosmic Sea Records
共催:塩屋音楽会
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。
Soggy Cheerios
ワールドスタンダードの鈴木惣一朗とカーネーションの直枝政広によるユニット(2人とも1959年生まれ)。それまで交わることなく音楽家として30年の活動を続けていたが、とある取材の場で意気投合し、2013年Soggy Cheerios結成。楽曲は直枝政広と鈴木惣一朗の共作。演奏もほぼ2人が中心となって行われ、直枝と鈴木が交互にメインヴォーカルを担当。滋味とユーモアが交錯する独特な日本語詞と、2人の30年のキャリアが放つ深みに溢れた演奏は各方面から高い評価を得ている。
神戸の農漁業について、神戸の学生さんたちと全国で活躍されているクリエイターたちがチームを組んで半年以上かけてアプローチした成果の報告会を催します。また農家さんたちやゲストを交えたみっちりトーク、神戸の農産品を使ったマルシェ、WS、書店などなど、盛りだくさんの「農漁業」について考える日となっております!是非ご参加くださいませ!
日時:2020年2月11日 (火祝) open 10:00 close 16:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:入場無料
主催:神戸”にさんがろく”PROJECT
共催:塩屋音楽会
お問い合わせ:KOBE “にさんがろく” PROJECT 事務局
TEL : 078-984-0380 FAX: 078-984-0378
E-mail : kobe-nisangaroku@office.city.kobe.lg.jp
情報は下記のフォームで随時更新していきます。
https://www.facebook.com/events/2772471166139140/
[招聘クリエイター]
濱章浩(グラフィックデザイナー/クリエイティブディレクター)
塩屋フィッシングクラブ(イラストレーター)
FARMSTAND+天宅 正(料理チーム+神戸市クリエイティブディレクター)
森本アリ(旧グッゲンハイム邸管理人/音楽家)
ナカムラクニオ(「6次元」主宰/ディレクター)
川口瞬(「真鶴出版」代表)
黒越啓太(設計デザイナー/graf)
吉田勝信(デザイナー)
[ミーティング(報告会)]
10:00 開会
学生たちによるチーム活動報告
12:00 休憩
13:00 クロストーク
プロジェクト活動、海、山、今後の農漁業の展開などをテーマに
クリエイターや農業業者、学生等がクロストークを繰り広げます!
16:00 閉会
※別途、成果物の販売や活動の展示をする予定です。
[マルシェ] open 10:00 close 16:00
moto vgetable farm(野菜販売)、菜園生活かぐれ(野菜販売)、中野ファーム(野菜販売)、KOBE三浦ナーセリー(花販売)、無添加焼菓子 歩(焼菓子等)、農村labo(エナジーバー、シードカフェ、サツマイモポテトフライ)、菓子屋マツリカ(焼菓子等)、いなだ養蜂園(はちみつ製品)、IN THA DOOR BREWING(クラフトビール)、神戸萩原珈琲店127番地(コーヒー、フルーツサンド)、恋いちじく(いちじくスムージー等)、せと果(おはぎ等)、レピス(スープ、サンドイッチ)、ごはんやルリカケス(ごはん、粕汁)、畑のパン工房すずめや(手作りパン)…他
[ノーギョギョ書店]
神戸元町の本屋「1003」セレクトの農漁業をテーマにした書店ブースが登場します!
[花鉢イラストWS]
「イラストレーターが描いた植木鉢を持ち帰ろう!」
神戸の花苗農家の三浦さんが作っている花苗に、素焼きの鉢に気鋭のイラストレーターさんが描いたものをセットで販売いたします。もちろん一点ものです。当日はインスタレーションしながら描いていますので、ぜひのぞいて見てください。
参加イラストレーター:藤本ゴールド、ミヤザキ、安藤智
[保育スペース]
子供連れのお客様にも楽しんでいただけるように保育スペースを設けております。
かけがえのないものが
音も立てずにまちから消えていく。
なにげないものが愛おしい。
そういうものを
かたちにしておきたい。
人口減少・空き家増加・サステナブル=持続可能な社会と叫ばれる。
まちの枠組みは変えずに中身が変容・熟成していけばいいんじゃないの?
そんな「まちのかたち」を考えたい。
かたちが変わると、前のかたちは思い出せない。
記憶に残すための「キオクノキロク」。
2018年、なんとなく塩屋と似ているまち、尾道のことを知りたくて「尾道×塩屋」というイベントを2日間にわたり開催しました。トーク、音楽、マーケット、まちあるき。尾道から30人がマイクロバスに乗って泊りがけで民族大移動。2019年には、「シオヤアキヤ|古家再生」を2日間。増え続ける空き家の楽しい利活用を考えるイベント。塩屋のたくましいDIY女子、神戸や大阪のリノベーションマスター、ニューエッジな建築家たちによるトーク。そして塩屋リノベ古家およそ20軒のお宅訪問ツアーを開催。2020年、「まちのかたち|キオクノキロク」。目に見える“かたち”だけではなく、日々の暮らしやまちのなにげないものも含めた記憶を記録することを考えます。
両日とも元町の書店「1003」の出店あり!
トークゲストの著作から、まちを考えるための本まで販売いたします。
出演:
川口瞬+來住友美(真鶴出版)
橋本倫史(『ドライブイン探訪』『市場界隈』)
豊田雅子(尾道空き家再生プロジェクト)
木坂葵(おおさか創造千島財団)
慈憲一(naddist)
本田亙(ちいきいと)
森本アリ(塩屋百景)
岩淵拓郎(一般批評学会)
若狭健作(尼崎南部再生研究室)
平民金子(ごろごろ、神戸)
スズキナオ(チェアリング、酒の穴)
芝田真督(神戸立ち呑み巡礼)
※出演順
出店:
1003
喫茶シロクマ 2/8(土)のみ
かばくんカレー 2/8(土)のみ
塩屋ハッピーマンデークラブ 2/9(日)のみ
日時:
2020年2月8日(土) ①10:00-12:00 ②13:00-15:00 ③16:00-18:00
2020年2月9日(日) ④10:00-12:00 ⑤13:00-15:00 ⑥16:00-18:00
会場:
旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:
イベント各回 1,000円/全6回通し券 4,000円
※事前予約が必要です
2月8日(土)
①10:00-12:00 まちをしるす
出演:
川口瞬 ・ 來住友美(真鶴出版)
橋本倫史(『ドライブイン探訪』『市場界隈』)
定点でまちを記録する「真鶴出版」の川口・來住夫妻と、移動しながらそこにある風景や人の歴史を記録し続ける橋本氏。両者ともに、なんのツテもなく、その土地やそこにいる人たちに魅了され、通い、暮らし、記すことを続けている。川口・來住夫妻は、神奈川県の小さな港町・真鶴に魅了されて移住し「泊まれる出版社」をコンセプトにゲストハウスの運営と出版活動を手がけることで、暮らしの中で発見したまちや人の魅力を記し続ける。橋本氏は、サービスエリアや道の駅でもなく昨今消えつつある全国のドライブインを訪ね歩き、長年にわたりドライバー客を迎え続けてきた店主たちを取材。また、2019年に建て替えが決まった沖縄・那覇市の第一牧志公設市場とその界隈の人々へ丁寧な取材を重ねそれぞれの半生を伝える。失われつつあるまちの、今ある風景を残すための手法や関係づくりに迫る。
②13:00-15:00 まちをいかす
出演:
豊田雅子(尾道空き家再生プロジェクト)
木坂葵(おおさか創造千島財団)
「坂と路地のまち」の風景をつくりだしてきた尾道では、車の入れない斜面地や路地にある民家の“空き家化”が進んでいる。そんな中、まるで「りんごを買うように」古家を買い、解体の危機に瀕していた空き家を再生し続けてきた豊田氏。「おおさか創造千島財団」の母体である「千島土地」は、北加賀屋を含む大阪市内におよそ300,000坪の敷地を持つ。名村造船所跡地など、その土地にある、かつての工場やビル、倉庫、長屋などの空き物件生かして次々とクリエイターやアーティストの創造拠点として再生している。再建築不可物件における古家再生やリノベーションのハードルは高く、多くの空き家が放置されているのは全国的な社会問題。そうして失われつつあるまちの景色を守るため、建物を残し、活かし、移住を促進し、雇用をつくり出し、クリエーターやアーティストをサポートする。尾道と北加賀屋の、地域再生物語。
③16:00-18:00 まちをみたてる
出演:
慈憲一(naddist)
本田亙(ちいきいと)
森本アリ(塩屋百景)
「犬の散歩に例えて恐縮だが、神戸市灘区のどこをどう歩いてもナディストがマーキングしていない場所がないのである。」(引用:平民金子『ごろごろ、神戸。B面』)。見立ての妙を競う地域自慢合戦「ちいきいと」は、むちゃぶりなお題に対して、地元写真でわがまちの魅力を競うものである。いいところをいい感じにだけ伝えるメディアとは一線を画し、まるでレコードをディグるように地元ネタを掘り起こし、蓄積したその膨大なアーカイブをネタにまちのおもしろさを競う大喜利バトル。おおよそ町とは無関係なお題をもって見立てることで、日常の風景に新鮮な視点を与える。地域の個性や魅力とは新たに「つくる」ものではなく、既にあるそのまちやそこに住む人の中に見つけるものである。中心メンバー3人によるクロストーク。
「喫茶シロクマ」「かばくんカレー」の出店あり!
2月9日(日)
④10:00-12:00 まちでつまずく
出演:
岩淵拓郎(一般批評学会)
若狭健作(尼崎南部再生研究室)
文化芸術関連の書籍の編集、文化プロジェクトの企画を手がけているとは聞くけれど。「#ヅカグラシ」というハッシュタグをSNSに投稿する、たったそれだけの、岩淵氏によるfrom宝塚のメディア運動。ほかにも「現地集合現地解散の旅」、「パリコレ鍋」など敷居の低い社会実験を数々仕掛ける。尼崎南部の地域活性化とイメージアップを図るためのフリーマガジン『南部再生』発行人の若狭氏は、市民に身近な話題をおもしろおかしく掘り下げる。編集会議は市民も参加してオープンに。「R75」、「そうだ選挙、行こう。」など、一見ふざけているようだけれど社会の課題に鋭く切り込む特集を手がけ、読むものの心を惹きつけている。遊びなのか、まじめな社会活動なのか。時代とともに変わりゆく環境に阻まれて行ったり来たりしながらも、笑いながら鋭く社会の本質を突く2人の意図とは。
⑤13:00-15:00 まちにのまれる
出演:
平民金子 (ごろごろ、神戸)
スズキナオ (チェアリング、酒の穴)
まちに酒場は欠かせない。神戸の下町の日常を子育てフィルターを通して赤裸々に綴った「ごろごろ、神戸」、平民氏。神戸市の公式サイトとは思えないほどくせのある神戸案内+育児日記。真昼間から缶チューハイを開栓し、ベビーカーをごろごろ押しながら子連れで入店できる酒場を探す内容は、神戸で暮らす魅力を平民氏ならではの視点で届け話題となった。若手飲酒シーンの大本命、スズキ氏。素朴な疑問と分かりやすい文体、素直な感想の突撃取材がめっぽう面白い。そっくりそのまま追体験したい素晴らしいルポルタージュの数々。2019年末には、2人揃って立て続けに著書を刊行。彼らは今日も酒場を巡り、酒をみつめている。そんなふたりのまちの呑み屋のよもやま話。
⑥16:00-18:00 まちでうなづく
出演:
芝田真督 (神戸立ち呑み巡礼)
聞き手:スズキナオ / 平民金子
大衆食堂、酒場、喫茶店。観光スポットや高級店を紹介するような紙媒体しかまだないインターネット黎明期から、庶民が気軽に行けるようなお店情報を自身のサイトで発信し続けてきた芝田氏。彼とまちを歩けば「(見えてない)あそには◯◯がある」「昔ここには△△があった」など、今あるものとかつてそこに存在していたものをごちゃ混ぜにしてまちのかたちを再現してくれる。芝田氏が運営するWEBサイト「神戸市内角打ちリスト」には、神戸市内の酒屋と角打ちができるお店が、廃業したところも含めて一覧になっている。この情報だけでも文化財級だが、今回は写真やコメント付きで名店の話を聞く。芝田爺を囲んでの、公開酒場談議。
主催:シオヤプロジェクト
平成30年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。
川口瞬+來住友美
2015年4月に真鶴に移住。「泊まれる出版社」をコンセプトに、真鶴に関する書籍の制作やWEBでの情報発信をしながら、その情報を見て実際に訪れた人を宿に受け入れる活動をしている。宿泊ゲストには1〜2時間一緒に町を案内する「町歩き」をつけており、普通に来ただけではわからない真鶴の魅力を紹介している。出版担当が川口で、宿泊担当が來住。
橋本倫史
1982年広島県東広島市生まれ。学習院大学卒業。2007年に『en-taxi』に寄稿し、ライターとして活動を始める。また、2007年にリトルマガジン『HB』を創刊し、以降『hb paper』、『SKETCHBOOK』、『月刊ドライブイン』、『不忍界隈』などのリトルプレスを手がける。著書に『ドライブイン探訪』(筑摩書房)、『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場界隈の人々』(本の雑誌社)がある。琉球新報にて「まちぐゎーひと巡り」を連載中。
豊田雅子
1974年尾道に生まれ、坂や路地に囲まれて幼少時代を過ごす。高校卒業後初めて尾道を離れ大阪に出て、故郷の良さを再認識する。関西外国語大学英米語学科を卒業後、JTBの専属のツアーコンダクターとして海外を飛び回る生活を8年ほど続ける。渡航歴は100回以上。帰郷して結婚後、その経験を生かして尾道らしいまちづくりを提唱する「尾道空き家再生プロジェクト」を発足。現在、同NPOの代表理事を務めながら、双子男児の母として日々奔走中。
木坂葵
一般財団法人おおさか創造千島財団事務局長。神戸大学文学部哲学科卒業。在学中よりアートマネジメントに関わる。「水都大阪2009」「瀬戸内国際芸術祭2010」「おおさかカンヴァス」を経て、2016年千島土地(株)入社後、アート関連事業を担当。千島土地および千島財団では、「KCV(北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ)構想」を提唱し、北加賀屋エリアを「芸術・文化が集積する創造拠点」として再生することを目指している。主なKCV拠点に、クリエイティブセンター大阪、MASK、コーポ北加賀屋、千鳥文化、みんなのうえんなどがある。
慈憲一
1966年神戸市灘区生まれ。大学から灘を離れそのまま就職するも震災を機に帰灘。灘区をテーマにしたフリーペーパー『naddism』、メールマガジン「naddist」、WEBサイト「ナダタマ」などでマニアックな灘情報を発信しつつ、数々のイベント、ツアーを開催。摩耶山でレンタルショップmonte702開店。灘百選の会事務局長、摩耶山再生の会事務局長、水道筋商店街非公式案内人、坂バス無駄乗りの会会長、東神戸マラソン発起人、六甲縦走キャノンボールラン主催など灘的肩書き多数。
本田亙
神戸市広報課。1974年香川県高松市生まれ。1999年大学院卒業後、半年間のニート生活、設計事務所・デザイン事務所で内装設計、まちづくり、違法建築調査などのフリーター生活後、2001年神戸市役所入庁。以降、再開発、密集市街地における住環境改善などに関わり、2009年より創造都市戦略「デザイン都市・神戸」を担当。「KIITO」や「issue+design」などのソーシャルデザインに携わるとともに2010年より、お笑い系地域抗争「ちいきいと」を開始、現在28回を迎える。現在、市長室広報課に配属、広報媒体のほか、「神戸のうわさ部」を担当。
森本アリ
普段は音楽家と塩屋の築105年超の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理/運営人の2足のわらじ。塩屋の未来を考えるようになり「塩屋まちづくり推進会」で活動。「塩屋百景」を立ち上げ写真集『塩屋百人百景』『塩屋百年百景』さらに『塩屋借景』を発行。単著に『旧グッゲンハイム邸物語 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし』がある。 塩屋の町に100年後200年後もあまり変わらないでいて欲しいと願う。
岩淵拓郎
1973年、兵庫県宝塚市生まれ/在住。2010年ごろまで美術作家をやってたけど、辞めてフリーの編集者へ。最近はアート関係の書籍や冊子を作りながら、お金になることもならないこともいろいろやっています。以下、進行中のいろいろ:一般批評学会、みんなのたからづかマチ文庫、最近何聴@グ邸、ちいきいと、もちよりパーティー研究家、裏輪呑み、なんだこれ?サークル、蓬莱峡の下会議、パリコレ鍋、現地集合現地解散の旅、ヅカグラシ、此花・あの人と映画、レディオ・ヨーヨー、編集者じゃない人のための編集講座。
若狭健作
尼崎南部地域の面白さを地元の人とともに再確認するフリーマガジン『南部再生』の発行や、工業地帯の運河を使ったクルージングやカラオケ大会、ソースやぽんず、ねじばねくぎなどの尼崎名物の品評会など、“アマのプロ”として自分たちのまちを面白がる企画を繰り出し20年。尼崎大気汚染公害訴訟の和解金を使って2001年に設立された「尼崎南部再生研究室」の研究員として活動するかたわら、代表を務める株式会社地域環境研究計画所では、都市やまちにかかわる調査・コンサルティング・企画などを各地でおこなう。
平民金子
1975年生まれ。写真家・文筆家・スプラトゥーン愛好家。中国、メキシコ、北海道、沖縄、東京などを転々としたのち、2015年より神戸市在住。2017年より、神戸市広報課のオフィシャルブログにて「ごろごろ、神戸」を連載。炎の料理人。台所とトイレを誰よりも綺麗に使います。2019年12月に『ごろごろ、神戸。』を出版。
スズキナオ
1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。 WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。 テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』、パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。
芝田真督
日本ペンクラブ会員。神戸の下町に古くからある大衆酒場、大衆食堂、純喫茶などに興味を持ち、インターネットや書籍を通じてその魅力を伝えている。「兵庫下町まちあるき(兵庫図書館)」「純喫茶で学ぶ食のルポルタージュ(KAVC)」「下町グルメのススメ(下町芸術大学)」などの案内役を務め、現在、サンテレビのホームページにてコラム「神戸角打ち巡礼」を連載中である。著書に『神戸ぶらり下町グルメ』『神戸立ち呑み八十八カ所巡礼』『神戸懐かしの純喫茶』(以上神戸新聞総合出版センター)などがある。
LIVE
Tsudio Studio
さとうもか
浦上想起+松木美定
ゆnovation
wai wai music resort
DJ
INDGMSK
thaithefish
バルベース
Food
李李飯店
Drink
Otohatoba
日時:2020年2月2日 (日) open & start 17:00 close 22:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円 (各ドリンク代金別)
主催:TSUDIO STUDIO
共催:Otohatoba / 塩屋音楽会
予約・問い合わせ:Otohatoba
E-mail : otohatoba@gmail.com
片想い2回公演をやる予定だったこの日、ボーカルの人が病気になってしまったので予定がぽっかり空いてしまい、せっかくの愛すべき場所を無下に放置しておくのは良くない!と思い立ったMC.sirafuが急遽イベントを開催します!
片想い・なつやすみバンド・うつくしきひかりと、ここ10年曲を作りまくってきたMC.sirafuが、自分史、バンド史、インディーズ史を振り返りつつ慣れない弾き語りで解説して行くという、無謀ですがレア度120%のおもしろ〜な企画です。
当日は寒空の下、おでんでもつつきながら出汁割り吞んであたたまりましょう。
出演 MC.sirafu
聞き手:小田晶房(map/なぎ食堂/hand saw press)/追加ありかも
出店:SSK軒 / 追加ありかも
日時:2020年2月1日 (土) open 13:00 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約も当日も 1,500円
主催:mantaschool
共催:塩屋音楽会
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。
MC.sirafu (a.k.a mantaschool)
ヴォーカル、ギター、トランペット、スティールパン、ピアノなどさまざまな楽器をこなすマルチ・ミュージシャンであり、今の東京のインディ・ミュージック・シーンで注目を集める存在のひとり。自身のバンド、ザ・なつやすみバンド、片想い、うつくしきひかりはもちろん、最近では曽我部恵一の新プロジェクト抱擁家族、過去にはceroやoono yuuki、VIDEOTAPEMUSIC、NRQなどさまざまなバンドへの参加・サポートなどで活躍。角打ち愛好家としても知られる。