11/01 (木) openmusic presents 即興性×民族性 vol.2 musique pour quatre mains et une bouche「四つの手とひとつの口のための音楽」レコ発ジャパンツアー

海を渡って来た者は、異国という魅力として、大陸に迎えられ、また陸を渡って音を放つ。ギリシャからフランスへ、大西洋を渡ったジェゼフィン・ベーカーの歌 “J’ai deux amours” は、極東へ。

プリペイド・ピアノにハーモニー、ギリシャの旋律が折り重なった音の持ち主、フランス・ギリシャ人ピアニスト、ステファン・ツァピスと、渡仏10年目を迎えるサックス奏者、仲野麻紀による、ギリシャ、フランス、日本の呼応。

日時:2012年11月1日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 2,500円 当日 3,000円
主催:openmusic
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸事務局

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。


仲野麻紀 maki nakano [alto sax, metal-clarinet, voice]

パリ市コンセルバトワールJazz科修了。即興という方法で、様々な類のミュージシャンとの演奏を実現し、自己のフォルクロールを探求するユニット「Ky」を主宰。ヨーロッパ、アフリカ、中東、日本を中心に活動中。現在モロッコでは造形作家とスーフィー教楽士と音の制作に取り組む。世界に溢れる自然の音に触発され、紡ぎだされる音を、Saxを介した表現を目指す。

http://kyweb.fr

ステファン・ツァピス stéphane tsapis [piano]

幼少からピアノを始め、セロニアス・モンクに傾倒。Banjamin Moussay、クラッシックをJosette Morataに師事。パリ地方音楽院にて編曲科修了。数多くの伴奏、映画音楽の仕事の傍ら、自身のプロジェクトkaÏmakiで、作家 André Kédros の作品から影響を受けたアルバム”mataroa”を発表。1945年、多くのレジスタンスや知識人を乗せ、ギリシャを出発した船 mataroa を題材にしたその作品は、今、ツァピス自身ギリシャ人としてパリに生きる者の希有な民族性が表現されている。

http://www.kaimaki.fr

カレンダー, 塩屋音楽会|2012.11.01

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