01/14(日) 図書館のカタチ「日本の図書館・垂水の図書館」

2025年夏開館予定の垂水図書館の新築プロジェクトは、図書館だけでなく、1層目には交通ロータリー、地下には自転車や原付の駐輪場が整備され、屋上には海を臨む公園がつくられ、垂水のまちの結節点となるような図書館が計画されているといいます。

地域のイベントが行われる駅前広場との一体利用も意識しつつ、本の場所であり、人の場所でもあるような滞在型の図書館を目指して、フジワラボ+タト+トミトアーキテクチャーの3者で設計共同体を結成し、建設が進められています。今回、設計共同体の中で唯一神戸市に拠点を構えているタトアーキテクツの島田陽さんにお話を聞きます。

島田さんは、国内外の個人邸も数多く手がけていますが、20代の頃に塩屋に住んでいたという縁もあってか、平磯緑地公園のなぎさの池にある展望所付きの公衆トイレ、また、須磨海づり公園の地上部の改修計画も手がけるなど、神戸市の西側の公共空間の創出に深く関わっています。

垂水図書館の設計に取りかかるにあたって、島田さんが全国津々浦々の図書館を見て回っている様子がうかがえました。図書館探訪から得られた知見、日本の公共図書館について考えたことが、新垂水図書館の中で生かされることになるのでしょうか。

ゲスト:島田陽(タトアーキテクツ)

コメンテーター:
垰下憲司(神戸市立兵庫図書館館長)
井上昌彦(日本図書館研究会理事|空手家図書館員)

日時:2024年1月14日(日) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:1,000円
主催:シオヤプロジェクト
   令和5年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。

島田陽

1972年神戸生まれ。1997年京都市立芸術大学大学院修了後、直ちにタトアーキテクツ設立。「六甲の住居」でLIXILデザインコンテスト2012金賞、第29回吉岡賞受賞。「石切の住居」で日本建築設計学会賞大賞(2016)「ハミルトンの住居」でNational Commendation, AIA National Architecture Awards「宮本町の住居」でDezeen Awards2018 House of the Year受賞。著書に『島田陽 住宅/YO SHIMADA HOUSES』『日常の設計の日常』『7iP #04 YO SHIMADA』等。京都市立芸術大学准教授。

シオプロ|2024.01.14

お知らせやイベント情報を掲載します。