03/21 (水・祝) 春のコメディ映画鑑賞会

ちびっこギャング達がスクリーンに向かって突っ込みを入れまくる
映画の創世記を喚起させる素晴らしい上映体験!

サイレント映画伴奏者鳥飼りょうによるピアノ生伴奏!
&コメディ映画の伝道師いいをじゅんこによるレクチャー付き。
16mm映写機によるフィルム上映。

【上映作品】
カボチャ競争 La Course aux Potirons|1907
新米活動屋 A Film Johnnie|1914
化物屋敷 Haunted Spooks|1920
製材所のシモン The Sawmill|1922

FOOD:天然酵母パン 味取

日時:2018年3月21日 (水・祝) open 18:00 start 18:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 ¥1,800|小学生・中学生・高校生 ¥500|未就学児無料
主催:塩屋音楽会 & 神戸映画資料館

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


◯ ◯ プ ロ グ ラ ム ◯ ◯

カボチャ競争 La Course aux Potirons 1907
監督:ロメオ・ボセッティ
111年前のフランスの街角で人とカボチャが追いつ追われつ繰り広げるドタバタ・ナンセンス。喜劇映画の得意ネタ「追っかけ」は映画が誕生してすぐのフランスやイタリアで生まれ、それがアメリカ喜劇に大きな影響を与えた。これぞまさに「アタック・オブ・キラー・パンプキン」!

新米活動屋A Film Johnnie 1914
監督:ジョージ・ニコルズ 
出演:チャールズ・チャップリン エドガー・ケネディ
映画狂のチャーリー、憧れの女優に会いたくて潜り込んだ撮影所で大騒動を巻き起こす。チャップリンがデビューしたキーストン社の喜劇には映画の舞台裏を題材にした作品が多く、これもその1本。本物の火事現場で撮影したというキーストンの伝説のゲリラ撮影をセルフパロディしている。

化物屋敷Haunted Spooks 1920
監督:A・J・グールディング
出演:ハロルド・ロイド ミルドレッド・デイヴィス
ある乙女が豪邸を相続するが、条件は結婚している事。「夫」を探す乙女の前に現れたのは自殺願望アリの青年ロイド。初対面で結婚しちゃった二人、いざ豪邸へ向かうも財産の横取りを狙う叔父夫婦の魔の手が…。ロイドは本作撮影中に事故で手指を失うが、数ヶ月の中断後に見事完成させた。必見の傑作短編!

製材所のシモンThe Sawmill 1922
監督:ノーマン・タウログ
出演:ラリー・シモン オリヴァー・ハーディー
決死のアクション喜劇で超人気者だったラリー・シモン。大正時代の日本でも文学者の稲垣足穂がファンを公言していた。製材所の機械や材木を使って繰り広げるアクションの連続に目が離せない!ローレル&ハーディとしてコンビを組む前のオリヴァー・ハーディがラリーの恋敵役で出演しているのも見所。


鳥飼りょう(ピアノ生伴奏)

サイレント映画伴奏者。ピアノ、パーカッション、トイ楽器等を演奏。2012年11月、Planet+1「西部の偉人 ウィリアム・S・ハートの全貌」でデビュー。全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに演奏した作品数は360を超える。映画に寄り添うその演奏は好評を博し、国内・海外の映画祭にも招聘されている。また、オーケストラへの客演やダンスとの即興演奏にも取り組むなど、多彩な活動を展開している。2015年12月よりPlanet+1の長編シリーズ「映画史〜映画の樹」でのサイレント映画の全伴奏を担当。1年以上かけて映画史の重要作品を上映するこのシリーズで、週に1~2回ほどのペースでサイレント映画に生演奏をつけている。いま最も上映会で演奏する伴奏者のうちの一人。無声映画×弁士×生演奏のユニット「深海無声團」メンバー。

HP : https://www.facebook.com/ryotorikai.music/
Twitter : @ryo_torikai

いいをじゅんこ

クラシック喜劇研究家、ライター。バスター・キートンと運命の出会いをして以来、サイレント喜劇の世界に魅了される。無声~トーキー初期のいわゆる「喜劇の黄金時代」に作られたアメリカを中心としたクラシック喜劇を研究。映画史の鉱脈に埋もれた優れたコメディを紹介する講座《コメディ学入門》を企画し、2012年より神戸映画資料館にて不定期開催している。2016年1月には喜劇映画研究会・神戸映画資料館と共同で古典喜劇映画上映委員会を立ち上げ、《新春コメディ宝箱》を開催。その後《神戸クラシックコメディ映画祭》へと発展し現在に至る。ライターとして映画評、書評などをさまざまな媒体に執筆している。

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「サイレント喜劇のすばらしき世界」https://www.facebook.com/subarasicomedy

カレンダー, 塩屋音楽会|2018.03.21

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