03/23 (金) ドキュメンタリー映画上映会 民映研×塩屋 vol.6 『越後奥三面 – 山に生かされた日々 – 』

「私たちが生を受けた日本列島に生きる 庶民の生活と生活文化を記録する」
姫田忠義|民族文化映像研究所|ドキュメンタリー映画上映会

【 上映作品 】
『越後奥三面 – 山に生かされた日々 – 』
(1984年|145分 |撮影地:新潟県岩船郡朝日村奥三面)  

日時:2018年3月23日 (金) open 18:30 / start 19:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:一般 ¥1,500|大学生・シニア ¥1000|小学生・中学生・高校生 ¥500【全員おやつ付き】
主催:NPO法人ヒューマン・ビジョンの会 / 塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


『越後奥三面 – 山に生かされた日々 – 』
(1984年|145分 |撮影地:新潟県岩船郡朝日村奥三面)  

朝日連峰の懐深くにある奥三面。人々は山の恵みを受けて暮らし続けてきた。その村がダムに沈む。山の自然に見事に対応した人々の暮らしと、閉村を前にした想いを綴った長編記録。 日本映画ペンクラブノンシアトリカル部門1位/キネマ旬報 ベストテン第2位/シカゴ国際映画祭ドキュメンタリ-部門銀賞

新潟県の北部、山形県との県境にある朝日連峰の懐深くに位置する奥三面(おくみおもて)。平家の落人伝説をもち、また縄文遺跡も残る歴史の古い山村である。人々は山にとりつき、山の恵みを受けて暮らし続けてきた。 山の自然に見事に対応した奥三面の人々の生活を四季を通じて追い、山猟、川猟、採草など山村の生活文化を記録しようと1979年以来ずっと撮影を続けた。山村の生活を丹念にとらえ、ダム建設による閉村を前にした村人たちの声も残した貴重な記録。1984年8月完成。
1996年には15年ぶりの続編『越後奥三面 第二部 ふるさとは消えたか』が公開された。

製作:姫田忠義、小泉修吉
演出:姫田忠義、撮影:伊藤碩男、澤幡正範、堀田泰寛、千葉寛
編集:小原信之

姫田忠義(ひめだ ただよし) 記録映像作家・映像民俗学者

1928年(昭和3年)兵庫県神戸市生まれ。旧制・神戸高商卒。
1954年、民俗学者の故・宮本常一氏と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。
1950年代後半より、映像を手段とする記録作業を開始。
1976年、民族文化映像研究所を設立し、昨年2012年まで所長を務める。
2011年、開校と同時に日本映画大学・特任教授に就任。「民俗学」を担当する。
2013年7月29日午後9時55分 横浜市の病院にて「慢性閉塞性肺疾患」のため死去。84歳。7月31日家族のみにて火葬葬を執り行う。

庶民の生活と生活文化を、映像による手段を使い記録作業を50年以上にわたり続ける。
≪「基層文化」=大自然に依拠しつつ暮らす、人間の精神文化≫をテーマに、
120本を超える映画作品を発表。代表作に「アイヌの結婚式」「イヨマンテ」、「越後奥三面 ~山に生かされた日々」(1986年シカゴ国際映画祭ドキュメンタリー部門銀賞)。

1989年 フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲


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