12/03 (木) 「のろまな爺」大上映会

配信は時間になったら
コチラ
を訪れて、下の方の「アップロード動画」をご覧頂ければ、配信中の動画が表示されます。

投げ銭はpaypal.me/guggenheimhouseまで。

君は、『のろまな爺』を知っているか!?
日本のアニメーション作家の草分けである大藤信郎が
1924年、今から96年前に試作したなんともシュールな切り絵アニメーション作品。

この4分半の無声映画に、なんと10種類もの音、それも生、ライブ演奏を付けて
観てみようという、豪華なのか、狂ってるのか、分からない企画。

映像と音のバリエーションにより見えてくるのは笑いか涙か数々の「?」か「!」か、
無声映画も生伴奏も活弁も初めてって人にも強くお勧めする
めくるめく大藤信郎と『のろまな爺』の世界。

ちなみに、大藤作品は家内手工業的=家族総出で制作されていたそうです。
そして、大藤作品は、カンヌ、ヴェネチア映画祭などのヨーロッパ、
南米ウルグアイからソビエトでも上映されたいう。
宮崎アニメより遥か昔に、世界で知られたアニメーションがあったんだ。
そんな、制作された時代や作品の背景や技術その世界や斬新な現代性についてのトークもあり〼。

上映作品:
「のろまな爺」(1924年|大藤信郎 作|4分30秒|切り絵アニメーション|提供:神戸映画資料館)

トーク:
佐野明子(アニメーション研究家|同志社大学文化情報学部准教授)
ヨシムラエリ(コマ撮りアニーメーション作家|アニメーション・スープ代表)

劇伴=ライブ:
・大森くみこ(活動写真弁士)
・鳥飼りょう(ピアノ|無声映画楽士)
・天宮遙(ピアノ|無声映画楽士)
・稲田誠(contrabass)
・仲川達也 Liftman (organ, synthesizer)
・山本信記(synthesizer, trumpet)
・森本アリ(electronics,sampler)
・ころあい(澤井まり・中西悦子:sax|赤江真理子:ちんどん太鼓)
・うみへび会(trombone:清造理英子・吉野かおり)

日時:2020年12月3日 (木) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日ともに 1,000円 / 配信は投げ銭
主催:古典喜劇映画上映委員会
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX:078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


▷▷▷ トーク ▷▷▷

佐野明子

同志社大学文化情報学部准教授。国際日本文化研究センター客員准教授。専門は映像文化論。単著論文に「『桃太郎 海の神兵』論:国策アニメーションの映像実験」『アニメーション研究』第20巻第1号、2019年。「高畑勲と今村太平『漫画映画論』」『ユリイカ』2018年7月増刊号など。

ヨシムラエリ

長野生まれ京都で学び大阪経由で現在東京在住。つぎはぎの切り絵や影絵、人形など様々な手法で制作を行う。最近はレジデンスやワークショップなど、人との繋がりをきっかけに楽しくコマドリ化することも好物とする。


▷▷▷ 劇伴 ライブ ▷▷▷

大森くみこ(活動写真弁士)

関西を活動拠点に無声映画上映会、国内外の映画祭等に多数出演。2019年ロサンゼルス「The Art of The Benshi」、OSシネマズ毎月定期活弁ライブ、天満天神繁昌亭昼席等にも出演。ラジオパーソナリティーやナレーターとしても活躍。日本女子体育大学出身の力持ち。

鳥飼りょう(ピアノ|無声映画楽士)

サイレント映画専門の楽士。ピアノ、パーカッションを演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は500以上。映画に寄り添うその演奏は好評を博し、国内外の映画祭や劇場等での伴奏上映に多数出演。2018年には神戸発掘映画祭にてフィルムアルヒーフ・オーストリア(オーストリア国立アーカイブ)により修復された『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を務めた。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
Twitter : @ryo_torikai
Instagram:ryo_torikai
Facebook:ryotorikai.music

天宮遙(ピアノ|無声映画楽士)

神戸生まれ。神戸と映画をこよなく愛するサイレント映画ピアニスト。スクリーンから降り注ぐさまざまなシーンにあわせて即興で演奏。エンターテインメント性に定評がある。ピアノ伴奏で行うサイレント映画上映&オリジナル曲で綴る「天宮遥ピアノシアター」を精力的に行い国際映画祭に出演。

ラジオ関西「天宮遥の私はピアノ」のパーソナリティーとしても活動。100年前の映画から最新映画を紹介している。第57回日本民間放送連盟賞優秀賞受賞。神戸大学発達科学部音楽学科・兵庫教育大学大学院芸術コース卒業。ピアノアルバム「Life Is Beautiful」絶賛発売中!

稲田誠(contrabass)

コントラバス/エレキベース奏者。棚レコード代表。レコーディングエンジニア兼農家。子供5人。PAAP、Brazilという自己のバンドやDODDODO BAND、トンチトリオ等のユニットでベースを弾き、ときどき歌う。

仲川達也 Liftman (organ, synthesizer)

キーボーディストとしてOurHour、egyptos、satanicpornocultshop、+8%に、鍵盤べースとしてreal thingに参加のほか、様々なセッションに一丁かみ。70年代のB級映画音楽と80年代のニューウェーブに影響を受けたスタイルで主にオルガンとシンセサイザーをプレイ。個人名義 Liftman としても旧い映像に独自に音楽をつけるイベントmusic and moviesを開催の他、ソロライブやトラック作成などカテゴリー問わず活動中。

山本信記(synthesizer, trumpet)

trumpet,synth 大原裕のブラスバンド「LIVE! LAUGH!」、スカバンド「Hi-Kings」に参加(Hi-Kingsでは、1999年にRico Rodriguezのtour bandをつとめる)。現在、江崎將史(trumpet)と喜多村朋太(organ)とのチェンバースカバンド「popo」や、武村篤彦(泊)との御幸楽DJユニット「モダンDJ特選集」などで活動。

森本アリ(electronics,sampler)

神戸、塩屋の海辺の洋館「旧グッゲンハイム邸」管理人。「塩屋音楽会」企画/運営。技術のないことを武器に音楽の敷居を下げ続ける音楽家。「三田村管打団?」「口八丁」「ペ・ド・グ」「カメアリ・エレクトリック」「もだえ」「音遊びの会」やソロで活動。映画「繕い裁つ人」に神父役にて米粒ほどの出演。

ころあい(澤井まり・中西悦子:sax|赤江真理子:ちんどん太鼓)

コロナで演奏する機会が無くなった赤江真理子が澤井まりを誘った。
木管+金管+チンドン=意外とガーナ?

うみへび会(trombone:清造理英子・吉野かおり)

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