12/07 (月) 【配信】まちのかたち キオクノキロク「都市にすむ」

公演を配信のみと変更させて頂きます。(11/30)
旧グッゲンハイム邸での開催を予定しておりました、まちのかたち キオクノキロク「都市にすむ」は、この度の新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、公演を配信のみと変更させて頂きます。
誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

1207toshinisumu

配信は時間になったら
コチラ
を訪れて、下の方の「アップロード動画」をご覧頂ければ、配信中の動画が表示されます。

投げ銭はpaypal.me/guggenheimhouseまで。

まちのかたちは地形や歴史とともに建物のかたちや建物群がかたちづくる風景に現れる。まちを構成するものには建物や道路だけではなく、人の手や自然がつくった有機物や無機物もある。緑や水、地形による段差や不可思議な形状が、それぞれの町の成り立ちに複雑に絡み合って存在している。アムステルダムは運河が網の目のようにめぐらされた町であり、そんな町にはやはり、特有の生活文化がある。同じように、独特の生活文化が、東京や大阪、京都、神戸など、日本の町にもある。住み良いまちというのは、まちのかたちの記憶を大きく損ねることなく絶えず変わり続けているところではないか。まちの記憶をつなぐために今できることを考える。

オランダ、アムステルダムを拠点に、歴史的建造物の修復や用途を変えて使いこなすコンバージョン、リノベーションも手がける吉良森子。吉良の手がける建築設計において紡ぐ「都市の文脈」、アムステルダムの町並みの変化と町の記憶、地域環境のなかで人が集まって住む空間について、人の営みがつくる文化的景観という視点からアプローチする小浦久子が聞き手となり、都市に住むことを観光などの短期滞在を含め、大阪や京都など関西の現状とも比較しながら、考える。

トークゲスト:
吉良森子(建築家 / moriko kira architect
小浦久子(神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授)

日時:2020年12月7日(月) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:通常1,000円 学割500円(要予約) 投げ銭
主催:シオヤプロジェクト
共催:塩屋音楽会

令和2年度 神戸市・まちの再生・活性化に寄与する文化芸術創造支援助成対象事業

予約・お問い合わせ:塩屋百景事務局

TEL:078-220-3924 E-mail:info@shiopro.net
※前日までにご予約ください。
※ご参加日、お名前、電話番号、参加人数をご連絡ください。
メールの場合はこちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。

吉良森子

建築家 / 1965年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建設工学建築学修士。同大学院在学中にオランダ・デルフト工科大学に2年間留学。1995年、オランダ文部省ローマ賞基本賞受賞。1996年、建築事務所「moriko kira architect」を開設し、アムステルダムを拠点に建築設計、
歴史的建造物修復、リノベーションを手掛ける。2010年より神戸芸術工科大学環境建築学科客員教授。著書に『吉良森子 | これまでとこれから 建築をさがして』(LIXIL出版)2013

小浦久子

神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授。1981年大阪大学人間科学部卒業、建設コンサルタント会社勤務等を経て、1992年大阪大学助手、同大学院准教授の後、2015年から現職。専門は都市計画。最近は、文化的景観を通じて地域環境と営みが生み出す集住空間を考えている。著書には、『まとまりの景観デザイン』(学芸出版社)2008、『職住共存の都心再生』(共:学生出版社)2002、『まちづくり教科書第8巻 景観まちづくり』(共:丸善)2005、『失われた風景を求めて』(共:大阪大学出版会)2008、『未来の景を育てる挑戦-地域づくりと文化的景観の保全』(共:技報堂出版)2011、など。

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