10/30 (月) カタロニアの風 ~フェデリコ・モンポウ生誕130年記念公演~

2023年はバルセロナ出身の作曲家フェデリコ・モンポウの生誕130年の記念の年です。モンポウは「スペインのサティ」とも評され、故郷であるカタルーニャ地方に根差しながら、内省的なピアノ曲や声楽曲を数多く残しました。

今回のコンサートでは、モンポウの作品がもつ普遍的な魅力を明らかにし、さらには日本人がモンポウとその故郷であるカタロニアの文化をどのように受けれてきたかについても迫ります。

作曲家の平吉毅州がギターと弦楽四重奏のために編曲したモンポウ作品を代表する『歌と踊り』、同編成で平吉が作曲した『カタロニアの風』を中心としたプログラムを予定しています。新進気鋭の作曲家・松﨑国生が弦楽四重奏のために編曲した『子供の情景』もみどころです。

この機会にぜひモンポウの心あたたまる音楽をお楽しみください。

F.モンポウ:松崎国生編曲『子供の情景』(弦楽四重奏)
F.モンポウ:徳永真一郎編曲『高み』(ヴァイオリン、ギター)
F.モンポウ『コンボステラ組曲』(ギター)
F.モンポウ:平吉毅州編曲 7つの『歌と踊り』(ギター、弦楽四重奏)
平吉毅州『カタロニアの風』(ギター、弦楽四重奏)

日時:2023年10月30日 (月) open 13:30 start 14:00
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:3,500円
主催・制作:みのりの眼
共催:塩屋音楽会
後援:フレデリック・モンポウ財団 / 日本モンポウ協会 / インスティトゥト・セルバンテス東京 / 日本・カタルーニャ友好親善協会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com

* ご予約送信の際に、件名を「チケット予約」としたうえ、
  ご希望の鑑賞日、氏名、電話番号、枚数を明記下さい。
* こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。
* 火曜日水曜日が休館日のため、メールの返信は木曜日から順になります。


©︎Tohru Yuasa

徳永真一郎 Shin-ichiro Tokunaga, guitar

徳島県出身。9歳からギターを学び、2007年に渡仏。2016年パリ国立高等音楽院修士課程を満場一致の首席で修了。ギターを川竹道夫、アレクシス・ムズラキス、ローラン・ディアンス、ジュディカエル・ペロワ各氏に、古楽・リュートを今村泰典氏に師事。また、キジアーナ音楽院のオスカー・ギリア氏のクラスにて最優秀ディプロマを取得。2010年オルシュティン国際ギターコンクール第1位及びグランプリ。2018年ヴェリア国際ギターコンクールのコンチェルト部門にて第2位入賞。2018年7月発売のアルバム『テリュール』は文化庁芸術祭優秀賞を受賞。

ヤンネ舘野 Janne Tateno, violin

フィンランド出身。ヘルシンキ音楽院にてシルッカ・クーラ、オルガ・パルホメンコ、シカゴ芸術音楽学院にて森悠子の各氏に師事。現在ヘルシンキを拠点とするラ・テンペスタ室内管弦楽団のコンサートマスター、音楽監督を務める他、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、森悠子主宰長岡京室内アンサンブルのメンバーとしても活動。ソロ、オーケストラ、室内楽、プローデュスなど2つの祖国にて活躍。ホームページ:jannetateno.com

木下真希 Maki Kinoshita, violin

京都出身。日本クラシック音楽コンクール奨励賞受賞。第49、50回全日本学生音楽コンクール西日本大会高校生の部入選。京都芸術祭に参加。京都市立堀川高校音楽科弦楽科首席卒業後、渡英。ギルドホール音楽院にて音楽学士・修士課程を修了。長岡京室内アンサンブル、兵庫芸術文化センター管弦楽団に創設時のメンバーとして参加。NHK「名曲リサイタル」、大阪フェニックスホール・エヴォリューションシリーズに出演。日本クラシックコンクール、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール審査員。

中田美穂 Miho Nakata, viola

相愛大学音楽学部卒業。Vnを西村順吉、田川佐麻里、小栗まち絵の各氏に師事。卒業後、Vlaに転向し、森悠子、Aki Saulier、成田寛の各氏の元でヴィオラ及び室内楽の研鑽を積む。国内外の数々の音楽祭・演奏会に出演。2003年より長岡京室内アンサンブルのVla奏者として数々の演奏会・録音に参加。ヴィオラスペース2016に出演。また、オリジナルVla奏者として、オルケストル・アヴァンギャルド、弦楽四重奏団「Just our two cents」他で活躍。モダンVla奏者として、東京バロックプレイヤーズ,弦楽四重奏シリーズ「羽糸で紡ぐ十六弦」他で活動の幅を拡げている。

佐藤響 Hibiki Sato, cello

京都市立音楽高校を経て京都市立芸術大学を首席卒業。卒業にあたり音楽学部賞、並びに京都音楽協会賞受賞。これまでに、雨田一孝、上村昇の各氏に師事。2018年まで京都フィルハーモニー室内合奏団チェロ奏者。2019年より半年間パリに留学。2021年京都にてリサイタル開催。2022年5月NHK-FM「リサイタル・パッシオ」出演。京都室内合奏団代表、クァルテット澪標メンバー。京都市立京都堀川音楽高校非常勤講師。

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