09/21 (金) DOS ORIENTALES Japan Tour 2012
~天才×奇才/二人の東方人によるラテンジャズ公演~
“ガイア・クアトロ” をはじめ、日本国内外のミュージシャンとユニバーサルな活動を行っているパーカッショニスト、ヤヒロトモヒロが、ウルグアイからキーボードの天才ウーゴ・ファトルーソを招き、2007 年~2011 年全国デュオ・ライヴ ツアーを展開。ウーゴ氏は、トニーニョ・オルタやヤヒロとの共演を通して、数度の来日経験をもつラテン音楽界の人気ミュージシャンです。 ウルグアイ伝統音楽のカンドンベやミロンガから、ジャズ、フュージョン、そしてブラジル音楽など、様々なジャンルで素晴らしいピアノとヴォーカルを披露し、世界のトップ・アーティスト達と共演してきました。
ウーゴ氏とのDuo Tour は、1995 年の初共演以来、強い絆で結ばれたヤヒロの長年の夢です。2007年自らの企画により実現いたしました。5年わたる全国的なライヴ、学校等でのワークショップは、彼らの音楽活動の拡大と進展をもたらしました。2009年秋田からウルグアイ大使とともに招かれ、東北3大祭りである国重要無形民俗文化財・秋田竿燈まつりに参加。2010年8月、国際交流基金による南米ツアーに抜擢され参加、11月10日には、そのツアーの帰国公演が白寿ホールで開催。ヤヒロトモヒロは、「武満徹トリビュートコンサート」にてニューヨーク カーネギー・ホールに出演するなど、グローバルな活動をしているウルグアイと日本の精鋭アーティストによる極上のDuo Live です。
日時:2012年9月21日 (金) open 18:30 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 4,000円 当日 4,500円 学生 2,000円(予約のみ)
主催:タイムマシンレコード
共催:塩屋音楽会
予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸事務局
TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
■DOS ORIENTALES■
写真 : 石田昌隆/Masataka Ishida
Hugo Fattoruso (ウーゴ・ファトルーソ)
1943 年モンテビデオ生まれ、5 歳の時からアコーディオンを始め、9 歳からピアノを学ぶ。1956 年から父、弟と共にトリオで演奏、その後トラディショナル・ジャズのベーシストとして活躍した後、1964 年、ビートルズの影響を受けたロス・シェイカーズを結成、アルゼンチンで多数のレコードを発売、南米地域で大きな人気を獲得する。1970 年、弟とともに渡米、盟友リンゴ・シールマンと共にフュージョン・バンドOPA を結成、アイルト・モレイラらとの共演や、2 枚の単独アルバムも残した。1982 年ブラジルへ移住、ミルトン・ナシメント、ジェラルド・アゼヴェード、ジョイス、トニーニョ・オルタ、ジャヴァンらと共演。さらにその後再度のアメリカ移住を経て、2000 年に新生トリオ・ファットルーソを結成、現在に至る。並行してウルグアイの黒人音楽カンドンベを演奏する太鼓の名手3 人とウーゴによる「レイ・タンボール」(これまでに3枚のアルバムを発表)やピアノ・ソロなどでも活動、ウルグアイの国民的人気歌手ハイメ・ロスのツアーにも随時参加している。ここ数年は毎年のように日本を訪れており、2007 年秋にヤヒロトモヒロとのドゥオ・ツアーを実施、公演後に録音されたアルバム「ドス・オリエンタレス」は好評を博し、アルゼンチンでの発売も決定している。2008 年夏にはグラストン・ガリッツアとの共演でトリオ・ファトルーソとして来日、そのままウーゴは残って秋までドス・オリエンタレス・ツアーで日本全国をまわった。この時には金子飛鳥率いる飛鳥ストリングスとの共演コンサートも行い、その模様はアルバム「Encuentro」として2009 年にCD 化された。2009 年秋にも来日、ドス・オリエンタレスのツアーを行った。今年(2010 年)はすでに2月から3月にかけてヤヒロトモヒロ、松田美緒と制作したアルバム「フロール・クリオージャ(クレオールの花)」ツアーで来日公演を行っている。同メンバーにて8月の国際交流基金主催・南米ツアーに抜擢され、秋のドス・オリエンタレスでのツアー後の11 月には白寿ホールで開催された南米公演の帰国公演に招かれた。(文責:西村秀人)
ヤヒロ トモヒロ
少年時代の10年間をカナリア諸島、グラン・カナリアのラスパルマスで育ち、そこでドラムパ-カッションを始めた打楽器奏者。帰国後1980年プロ・デビュー。以来、山下洋輔、向井滋春、渡辺香津美、板橋文夫、梅津和時ら、多くのジャズ界を代表するミュ-ジシャンとの共演の他、伝説のアフロファンクバンド「じゃがたら」や「エスケン&ホットボンボンズ」のレギュラ-サポ-トを務める。また、久石譲、小野リサ、吉田美奈子、大貫妙子、さだまさし、加藤登紀子、cobaなどのコンサートやツアーに参加。2007年、「武満徹トリビュートコンサート」で、coba、渡辺香津美、鈴木大介とともにワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センターに招かれ、2010年、同メンバーでサイトウキネンフェスティバル松本や米・ニューヨーク カーネギー・ホールに出演。インターナショナルな感性と確かでしなやかな音楽性は多くのアーティストに愛され、ジャズ、ロック,ポップス、南米音楽など、ジャンルの枠を超えた幅広いフィ-ルドで活躍する。同時に、ジョアン・ドナート、トニ-ニョ・オルタ、ジョイスなどの海外ア-ティストとの交流も深く、国内外で活躍中。現在のレギュラー活動は、日亜混成バンド「GAIA CUATRO」、DOS ORIENTALES(Duo:ウーゴ・ファトルーソpf)、ユビクトス、ビスコイット・グローボ、タイロン橋本Duo、中村善郎Duo、等、多々あり。