07/26 (土) 大野円雅 CD『夢の中の冬、窓の外の夢』発売記念コンサート

主にピアノ弾き語りで独特の詩の情景を歌うシンガーソングライター大野円雅。彼女の新作CD『夢の中の冬、窓の外の夢』の発売を記念して演奏会を開催します。管弦楽でアレンジされた楽曲群は色鮮やかで、作品の物語性を高めています。演奏にはCD制作メンバーである、中尾勘二(ドラムス、クラリネット)と竹内公二(ベース)が参加。

さらには、竹内公二主催の音楽ユニットふくらはぎばたけによるライブと、京都在住の現代作曲家、今井飛鳥さんに作品を発表していただきます。宮沢賢治の文章を引用した彼女の声楽曲は独創的で、いわゆる現代音楽的な難解さだけではなく、可愛らしさや愛くるしさがちりばめられていて不思議な感覚があります。

live:
大野円雅 <中尾勘二+竹内公二>
ふくらはぎばたけ
今井飛鳥

日時:2014年7月26日 (土) open 19:00 start 19:30
会場:旧グッゲンハイム邸(JR / 山陽塩屋駅徒歩5分)
   〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約・当日共に 1,500円
主催:ふくらはぎばたけ大野円雅
共催:塩屋音楽会

予約・問い合わせ:旧グッゲンハイム邸

TEL : 078-220-3924 FAX: 078-202-9033
E-mail : guggenheim2007@gmail.com
* ご予約送信の際に、ご希望の鑑賞日、お名前、電話番号、枚数を明記下さい。
  こちらからの返信をもって予約完了とさせていただきます。


大野円雅 CD『夢の中の冬、窓の外の夢』

シンガー・ソングライター 大野円雅 による3枚目のミニ・アルバム(前作までの「大野まどか」から表記を一新)。前作に続き、アコースティック楽器を中心に据えたシンプルでフォーク・ロック的なアンサンブルの上に、ポップだがほの暗いメロディーが乗り、彼女が敬愛するJulie Doiron や Jeri Southern も匂わせる、エモーショナルで物憂く暖かい情緒を紡ぎ出している。

元コンポステラ、現ストラーダ、 NRQ や NEWDAY のメンバーでもあるサクソフォニスト/マルチプレーヤー中尾勘二が私物の4トラックオープンリールで録音(鈴木常吉「ぜいご」以来10年振り)。ざらついた暖かな質感が耳を惹く。氏は5曲でクラリネットを担当、3曲でドラムを演奏。他、同じくNRQの吉田悠樹 が二胡とマンドリン、「ふくらはぎばたけ」名義でディスコード・ハードコアのマインドをクラシカルな小曲に込める竹内公二がベース、Your Last Chicken の日南京佐がチェロとヴァイオリン、マリアハト の柱谷がギターで参加。

大野円雅「夢の中の冬、窓の外の夢」1500円+税
Oono Madoka “Winter Inside the Dream, Dream outside the Window”
「新作CD特設サイト」http://witddotw.tumblr.com/

2014/4/16 発売
CGCG-031 CD

1. 藍のソネット
2. 乾いた海へ (金星の憂鬱)
3. 歩行 (尾崎翠作品より)
4. 目の前のつづき
5. 夢の中の冬、窓の外の夢
6. 旅のはじまり
7. わたしのいのちは 愛のため

● 28分6秒
● パーソネル :
大野円雅 [ヴォーカル/ピアノ]
中尾勘二 [ドラムス/クラリネット]
吉田悠樹 [マンドリン/二胡]
竹内公二 [ベース]
日南京佐 [チェロ/ヴァイオリン]
柱谷 [ギター]
● 録音 : 中尾勘二
● ミックス : 中尾勘二, 林谷英昭
● マスタリング : 林谷英昭
● (C) 2014 大野円雅, (P) 2014 鳥獣虫魚

ふくらはぎばたけ

竹内公二による音楽ユニット。2007年頃より、ドラムとベースの弾き語りスタイル音楽活動を始める。現在はソロで、ベース弾き語りとピアノを軸に、独自の間やリズムを活かした曲を展開している。2012年には自主制作によるCD「Music of Fukurahagibatake」を発表。(アルトサックス奏者の徳永将豪氏が参加)知人より、「フガジで始まりサティで終わる」という感想をいただき、大変気分を良くする。福井県在住。

今井飛鳥

大阪音楽大学音楽学部作曲学科作曲専攻卒業。卒業時、大阪音楽大学優秀賞受賞。同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。第13回TIAA全日本作曲家コンクールソロ部門入選。作曲を乾堯、久保洋子、近藤圭、鈴木治行の各氏に師事。関西現代音楽交流協会会員。

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