宮古島市出身。幼少期から母の影響で唄・三線、宮古舞踊に親しむ。現在は島内のこどもえんでアーグアスピ(歌あそび)、島唄居酒屋で宮古民謡ライブを行っている。島外でも宮古の民謡や古謡の世界を広げるべく活動中。’95年、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会 与那覇寛仁研究所入門。’08年、琉球古典芸能コンクール最高賞。’09年、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会教師免許取得。’13年、CD『宮古島を唄う』発表。’17年、ベーシストの松永誠剛氏とのDUOによる『MYAHK SONG BOOK-LONGING』発表。’18年、『MYAHK SONG BOOK – IMA』発表。’19年、『IMA SONG LINES』ポーランド公演。’19年、沖縄県文化協会奨励賞受賞。’20年、音楽朗読劇「島へ ニコライ・ネフスキー 人生の旅」ウラジオストク公演に出演。
宮古島市出身。関西でのハウスバンド活動後、FUNK JAM BAND BLACK WAX に加入。久保田麻琴プロデュースで4枚のアルバムをリリースする。他、地元歌手のサポート、ホテルラウンジでのソロピアノ演奏、ブラジル音楽の巨匠ダミアオンゴメスデソウザとのユニットなど。
池村真理野(SAX)
’09年より関西地方のライブハウスを中心に研鑽を積む。’12年、宮古島を拠点に活動するFUNK JAM BAND BLACK WAX に加入。久保田麻琴プロデュースで4枚のアルバムをリリースする。数々のミュージシャンのサポート、レコーディングに参加。2019山下洋輔と共演好評を博す。2018.19年福原みほツアー参加。2023年小泉今日子、浜田真理子の音楽舞台「マイラストソング」ツアー参加。ジャンルの垣根を越え活動する。宮古古謡の研究も行っている。現在、浜田真理子とのユニットや、ピアニスト、民族楽器奏者歌島昌智との活動で島根県と東京、宮古島を拠点に活動中。
埼玉生まれのシンガーソングライター。アコーディオンやトランペット、ギターを演奏。
2007年デビュー。2011年、自身作詞・曲の「回転木馬に僕と猫」がNHK「みんなのうた」でオンエア。2016年Eテレ「シャキーン!」番組内の「シャキーン!ミュージック」にて書下ろしの楽曲「モシモシーソー」がオンエア。2019年BSプレミアムで放送されたドラマ「捨て猫に拾われた男」では主題歌、劇中音楽を担当。現在、東京北区の全15箇所の図書館の閉館音楽に「石神井川であいましょう」が採用されている。2022年に全国上映された映画「幻の蛍」では「ホタル」が主題歌で採用された。2023.10.11 NEW ALBUM『tempura』をリリース。
舞踊家。振付家。横浜生まれ。 現在米国在住。2023年 United States Artist Fellowshipを受賞。4才よりクラシックバレエ。 米国にてモダンダンスを学び、1998年、芸術学修士(MFA)を米国ミシガン大学ダンス学科より取得、Ayako Kato/Art Union Humanscapeを設立。 太極拳、能の観世流仕舞を駒瀬直也に、舞踏を大野一雄に師事、影響を受ける。2004年より米国シカゴに居を移し、2005年、Dance Theater Workshop(現New York Live Arts)のFresh Tracksに選出され公演。New York Timesにて高い評価を受ける。身体を自然のうごきの一部として、また日常にも繋がる存在芸術(Art of Being)として捉え、ダンスの振付の世界に無限に潜む動きの可能性をコンポジションと即興の関係性から紡ぎ出し、その流れの絶対性を探求している。現在までに、Tomeka Reid, Joe Morris, Jason Roebke, Michael Moore, Han Bennink, Michael Zerang, Hamid Drake, 八木美知依, 村山政二朗等、70名を超える音楽家との共演・コラボレーションを行い、米国ツアー、ヨーロッパツアー、 日本国内ツアーを8カ国、36都市で公演。スイスのLuzerner Zeitung紙、New York Villege Voice紙、シカゴ・トリビューン、Chicago Reader紙からも高い評価を受ける。2007年Chicago Dancemakers Forum ラボ・アーティスト・アワード、2014年、2016年、及び2020年Newcity Stage紙上、シカゴのオペラ、演劇、ダンス界で活躍する50人に選ばれ、2023年に殿堂入り。2016年、3Arts Award (ダンス部門)、Meiner Achievement Awardをダブル受賞、シカゴの振付家ベスト5。2018年、Links Hall Co-Mission Fellow、2020-2022年、High Concept Labs Fellow、2021年、イリノイ州芸術評議会芸術家フェローシップ振付部門アワード、2022年、シカゴ市文化部Esteemed Artist アワード、2023年NEFA National Dance Project Production Grant Finalist Awardを受賞。代表作品に、2019年より始動し、生命の原点を見つめながら現代社会における倫理的人間性を問う現在進行中のETHOS(エートス) Project、ワンデルワイザーの作曲家Manfred Werderのスコアを体現した計4時間に及ぶ『stück 1998/anchor 2018』、Alvin Lucierの『I Am Sitting in a Room』を映像と細やかな光の変化と共に体現した『Then』、原発問題とその歴史を土台に自然と人間との繋がりを再考した『blue fish』がある。ダブルベーシスト、Jason Roebkeとの AUH Duoの即興コラボレーションは25年に渡る。
フランス人の父と日本人の母との間に生まれる。パリ、ニューヨークを経て、現在、スイスはチューリッヒ在住。3歳よりバイオリンをはじめ、パリにて、ポン兄弟(the Pons brothers)、イヴリー・ギトリス(Ivry Gitlis)、ユカリ・テート(Yukari Tate)等に師事。後に、インプロヴィゼーションの道に、ジョエル・レアンドル(Joëlle Léandre)、バール・フィリップス(Barre Phillips)、デービッド・S・ウェア(David S. Ware)によって導かれる。また、ティエリー・マディオ(Thierry Madiot)により、サウンドマッサージの手ほどきを受ける。
またヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、中東、日本の世界各地で、ソロ、デュオ、トリオ、カルテットのアンサンブルで活躍する他、ダンス、映像、演劇、詩の朗読などとの異なる芸術分野とのコラボレーションも盛んに行う。現在までに、ヨーロッパに於いてはノートブック・ラージ・アンサンブル(Notebook Large Ensemble)、ニューヨークに於いては、Systematic Distortion Orchestraを結成し、率いる。
2016年には、フランスのメテオ ー ムルハウス音楽フェスティバル(Météo – Mulhouse Music Festival)とチューリッヒのムーズ(Moods)にて、アーティスト・イン・レジデンスを行う。また2019年には、テル・アビブに拠点を置くニューミュージックアンサンブルMusica Novaより委嘱され、作曲と演奏を行う。
音楽家/ヴァイオリニスト。ROVO . BONDAGE FRUIT. DRAMATICS . 勝井祐二 × U-zhaan . などのバンドやユニットと、ソロや様々な音楽家との即興演奏で、エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。
「1991-1992 JAPAN – UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。
96年、山本精一と「ROVO」結成。バンド編成のダンスミュージックで、90~00年代以降のオルタナティブ~野外フェスティバルのシーンを牽引した。
02年に初来日したファナ・モリーナ、フェルナンド・カブサッキとの共演を機にアルゼンチンの新しい音楽シーンと交流を深める。
09年には、サイケデリック・ロック・バンド「GONG」の結成40周年を記念したアルバム「2032」に、スティーブ・ヒレッジと共に参加。以後「SYSTEM 7」のアルバムにも参加するなどの交流を続け、2013年「ROVO and SYSTEM 7」名義のアルバム「Phoenix Rising LP」を世界発売。2013~2014年にかけて、アジア~ヨーロッパツアーを行う。
2018年度のキネマ旬報文化映画第1位、文化庁文化記録映画優秀賞など、数々の賞を受賞した傑作ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』の音楽を担当。
2019年 放送文化基金賞テレビドラマ部門の最優秀賞を受賞したNHKスペシャルのドラマ「詐欺の子」の音楽を担当。
2020年 ROVO初のセルフタイトルアルバム「ROVO」発表。
相愛大学音楽学部卒業。Vnを西村順吉、田川佐麻里、小栗まち絵の各氏に師事。卒業後、Vlaに転向し、森悠子、Aki Saulier、成田寛の各氏の元でヴィオラ及び室内楽の研鑽を積む。国内外の数々の音楽祭・演奏会に出演。2003年より長岡京室内アンサンブルのVla奏者として数々の演奏会・録音に参加。ヴィオラスペース2016に出演。また、オリジナルVla奏者として、オルケストル・アヴァンギャルド、弦楽四重奏団「Just our two cents」他で活躍。モダンVla奏者として、東京バロックプレイヤーズ,弦楽四重奏シリーズ「羽糸で紡ぐ十六弦」他で活動の幅を拡げている。